スタンディングオベーション
音旅2021 004 0821 マチネ
『スタンディングオベーション』
@TBS赤坂ACTシアター
企画/原作/脚本 秋元康
演出 ウォーリー木下
脚本 粟島瑞丸
出演 ジェシー/寺脇康文/木場勝己
ヒサエ的ライブログシリーズ「音旅」ミュージカルならここにカウントしていたけど、ストレートプレイだと違うかな。でもまあ、歌ってるシーンもあったので、音旅2021 第4弾とする。
赤坂ACTシアターは初めて行ったので、Google先生のナビで歩いて行ったんだけど、着いてちらっと左を見ると、なんだよ!赤坂BLITZの隣かい!!とアハ体験の気持ち。BLITZから上の世界、階段上がって行ったことなかったんだな。BLITZはまだ解体せず仮囲いがあったよ。
ストレートプレイの舞台を見るのはほんとうにひさびさで、ドキドキ。
お話は劇中劇で、実在のイギリス国王でスタンディングオベーションを初めて行ったと言われてる"ジョージ2世"を題材にした舞台を上演中の劇場で、その客席に殺人犯がいるので探そう!!というお話。
そのうえ、劇中劇の配役が大手事務所の力により、75歳の主役を男性アイドルが演じていて(ジェシー)、その息子をベテラン俳優(木場さん)が演じているという設定もあり、さらにおもしろい展開を作り出している。
さすがの秋元康氏。
コミカルでテンポよくとにかくおもしろい!
↑こちらのポスターはACTシアターの廊下に貼ってあったんだけど、「劇中劇 GEORGEⅡ」のもの。出演者も鳴島誠也(=ジェシー)になってる。凝ってる!
ステージ上に時折何台ものモニターが出てきて、犯人を探すために会場の裏側を映し出しているんだけど、それがリアルタイムなのか録画映像かは分からないけど、ACTシアターのエントランスや裏側の階段で、現在進行形で物語が進んでいって、リアリティが増す。ほんとに客席に犯人が座ってるんじゃないかと思うくらいに。コロナ禍の世界線も描いてるからなおさら。
警察たちが客席通路にやってきて犯人を探すシーンもあってさ、ドキドキしちゃうね!ジェシーちゃんはおもしろかっこよいし、寺脇さんが客席通路通るときの笑顔かわいくて、きゅんとした。
ミュージカルも然り、カーテンコールの時間がすごく好きで、ジーンとして泣きそうになるよ🥺この世界の情勢も相まって。
ありがとうの気持ちが溢れているよ。
ドラマや映画ももちろんいいけど、舞台っていいよな。目の前で、板の上で、生きていて。カメラの画角に収まらないけど、ステージでは生きている人たちの、人生もそこにあるから、目が忙しい。ドラマや映画も何度も見たいっていう作品があるわけだから、舞台だったらもっとそう思うよな。
無事に東京・京都公演、千秋楽を迎えてホッとした気持ち。
また再演あったら行きたいのでお願いします🤲
ズドン。
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