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8月5日(金)橘川氏✖️平野氏

1.お題  今のキーワードは?

橘川さんのキーワードは「シェア」
キーワード「シェア」を本質、「シェア図書館や本棚」は現象。
近代の教養とは自分の知りたい事をネットで拾い、自分ネタにして蓄積し自分だけが成長すること【分断】
それに反し近代を超える、ということはことは自分が得た情報を皆で共有し、
誰かを成長させ幸せにすること【シェア】
それは自分自身も誰かにシェアされた者であるから

2.参加型とはシステムや構造ではなく思想

・インターネットとはギャンブルとピンハネで豊かになった近代のビジネスを超える物(pc代、プロバイダ代等、発信者負担)
・シェア図書館や本棚(お金を払って自分の伝えたい本を並べる発信者負担)
・ここで橘川さんが明確にしたことは発信者負担とは自分が表現したいからお金を払うのではなく、それよりも大事なことがあるから。喜んでもらいたいから。

3. 宗教🟰文学🟰政治(三位一体の構造)

・原始キリスト教とはユダヤ、キリスト以外の物(精霊)であるが
インターネット社会においての精霊とは何かを探してゆく
・政治と文学を繋ぐものが機能していない。繫ぐものを作るのではなく仕掛けやきっかけを置いてゆくイメージで著者の居る読書会を広げてゆきたい

※感想

講義中、マグに並々と注いだ麦茶はあっという間に空になり、冷蔵庫に取りに行かなければならないとわかっているのに席を立てなかった。空だというのに何度もマグに口を付けた。ちっとも降りてこない麦茶を啜る。
それはとても凄みがある講義でした。どのポイントも橘川さんが最初に示された「シェア」に結びついていると感じたのだが「原始キリスト教」だけはどうしても結びつかず考えあぐねている間に時間が過ぎてしまった。メールで質問をさせて頂いてご回答を頂き、結び付かない訳がわかった。そして凄みを感じたのは橘川さんとご友人は命懸けで面白くて楽しいことをされているからだった。そしてきっと「自分は自分であり全体であるということが腑に落ちている」のだ。

そういえばまとめには書かなかった女子高生の感性について。西千葉駅のトイレで先日女子高生の感性におおいに触れる体験をしたが、それは、また、今度に。

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