見出し画像

8月11日講義 まとめと感想


1.これからのコミュニティとは

 ・中国人TikToker(日本語勉強中、来年日本の大学へ)道行く人々へ「お宅で中国料理を作らせてくれないか」声かけ→お宅訪問→調理→会食→TikTokで公開。
これからこの子が日本で暮らす上でおそらく語学学校では教えない、日本で実際につかう語学の勉強になる、あるいは協力者が現れる可能性を持つ。
※橘川さんの見解「国関係なく個人と個人がつながり食事をとる、そこでは戦争なんて言葉はでてこないのではないか」

・AGT✖️youtubeで直接世界と繋がりデビューする。
※橘川さんの見解 日本には様々なルールがあり、タレントは日本のテレビや従来のメディア出演は難しい。インターネットで世界に直接訴えかけるのがこれからの正しいやり方。

2.「シェルマ」P2Pでネット販売の時代

・シェルマで商品購入→クレカ決済→ シェルマから商品引き渡しの詳細がpc、スマホ等に→指示された場所で直に売り手から商品受け取り。
※見解 小さなコミュニティ作りやイベントに重宝。売り手は決済された商品だけを持ち歩けば良い。商品引き渡し時、売り手買い手にある程度の信頼関係が必要なためコミュニティ作りに役立つ可能性。

⒊もうひとつの出版業界を作る

  ・茨城「繋がる図書館」https://sites.google.com/view/min-tosho/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
台東区谷中「TAKIBI」https://takibi.work/


街の本屋(Amazonも含め)の本はカテゴライズされ購入し易くなった。その分
ゆったりと店内をめぐり、人生を変える様な一冊と出会える機会は減っているのではないか。一方「つながる」や「TAKIBI」には棚毎に棚主が伝えたい一冊が揃っている。
※見解
シェア図書館や本棚には棚主が本当に伝えたい本や言葉を求め、将来作家になり得る様な才能あふれた人が集まる可能性がある。
その新しい流れに乗り”ポンプ”創刊準備。言葉を渇望しそれを伝えたい人たちに投稿してもらう。

4.70年代研究会発足

ウォークマンが登場したオリジナリティ溢れた70 年代。金融バブルが始まる以前(80年代以前)にいま一度立ち返り探求してゆく。
 内容は60年後半から70年代にかけての映画を見て、映画版読書会を開く。

※感想

今回は麦茶をたっぷりと注いだマグと継ぎ足し用のボトルも準備。エアコンの温度設定、肌触りの良いインド綿の部屋着に着替えて体温調節も完璧だった。
椅子に置いたニット性のクッションの柔らかさを味わいながらゆったりと受講。
このニットは以前ボランティアをした国際ドキュメンタリー映画祭の公式グッズで山形の老舗ニット会社で作られたものだ。今年は四年ぶりの対面、あるいはハイブリッド開催となる。またあの「私が!」「いやいや私こそ!」と映画好きでボランティアしたくてたまらない熱い方々が集まる秋がやってくる。もしかしたらこの映画祭は橘川さんに教わったばかりの「シェア」に当てはまるのでは?と喜びを噛み締めながら、メールのチェックをしていたその刹那。あるメールにスクロールが止まり背筋にジワっと汗がにじむ。
「kit 相談です、70年代研究会について…」

写真は山形の秋の風物詩「芋煮」です。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?