「やるしかない」から何が生まれる?

10年という過去を少し紐解いていこうと思う。

言葉にするのが苦手な私が

心の奥で思っていたことをここに止めておく。

今日は「やるしかない!から生まれるものもある」をという話。

起業当初、マンションの一室、

6畳の部屋からTRCは始まった。

生後1カ月の娘を抱え

産後のコントロールできない身体を抱えた

万全な状態での起業とは程遠いところからのスタートだった。

「本当にできるのかな」

「子育てしながらどうやっていこう」

「うーーん、なんかわからないけど不安だ」

という不安もあるけど、

「矢川先生と仕事できるなんて、ありがたすぎる」

「ミネルヴァすごいな、アトピーでもできるエステすごすぎる」

「美容で、女性の自立を応援できるなんて最高だ」

ワクワクした期待と

絶対やってやると闘志みたいな感情が

私の心を多く占めていたように思う。

今、冷静に想像すると

とんでもない時期にスタートしたなと自分でも驚いている。

無知だった私は無知のおかげで大きな行動に移すことができたと。

「無知の知」と「無知は恥」という話は今度したいと思う。


ここまではよく話す話。


この話もウソ偽りのない感情だったことに間違いはない。


ここからは、あまりしない話をしようと思う。

正直、不安とワクワクの期待感は
後からわいた感情だった。

その前は、

「やるしかない」

他に道はなさそうだ。
という感情が私のココロと頭の多くをしめていた。

フリーターの旦那と1カ月の子供、
不安定な収入のキャリアアップスクール

20代の前半は安定志向で貯金ばかりしていたとは思えない
安定とは程遠い状況に身を置いていた。

選択肢は自由だ!
「自分の人生は自分で決める!手綱は自分で握るんだ」
という、介護士時代にはなかった
当時の私には新鮮な価値観が
自分の人生に入ってきたことで、
後悔しない生き方をする!
「あーすればよかった。こんなはずじゃなかった。」
と思うことがないような選択と決断をしていこうと決めていたけど…

さすがにこの状況は、ビビった。

一番の想定外が、旦那に収入がない。
妊娠中も一家の大黒柱が私になっていたことだ。

自分で決めた選択だけど、

キツイなって。

でも持ち前の楽観的な私は、
徐々にそのいびつな状況に順応していった。

「正解を求めるんじゃなく、自分で正解にする」
そんなことを常に常に唱えていた気がする。
暗示のように何度も何度も。
(そうでないと気持ちが保てなかった。。)

ここで少しずつ鍛えられていたのかもしれない。

少し話が脱線したので
もどしていくと、

とんでもない状況なのは理解して、
家族として、
生きるために何がいいのかを考え
出した答えが

「今、やるしかない」
だった。

TRCの始まり。

少々、夢のない話かもしれないけど
「やりたい」
だけをやっていくのは不可能だし
なかなか見つかるものでもない。

「やるしかない」
その中から、
どう目標を見つけて、
やりがいを見つけて、
どうせやるなら、
前向きに楽しくやろう!!

そんな力が身につけられたら、
どんなことも乗り越え、
困難な人生でも楽しく生きていけるのだと思う。

私が実際にそうだったから。


好きを仕事に
自由に仕事を
やりたくないことは人に任せればいい
そんな言葉が世の中はびこっているのだけど、

その状態を手に入れ、発信している人たちは
やりたくないことを
苦手なことを
たくさんやって
泥臭く動いて
結果を出して
自由や豊かさを手に入れたのは間違いないのない事実。

最初から、楽して、運よく手に入れられるわけがない。

だから、私と関わる全ての人には
ここを勘違いしてほしくない!

強みを手に入れるまで、
コツコツ、コツコツ
できるようになるまでいったんやってみることが大事。
それを前向きにやってみる!

これが大事だということ。

(前向きにやらないと、
やらされている仕事にすぐなっちゃう。
ちなみに私はすぐなってしまう。
そして都度、またやってしまったと凹んでいまだにいる。)

あれこれ、考える前に
「やるしかない」を「やってみよう」
と変換して行動に移してみることが
人生を大きく変えていく。

自分の知らない能力の発見
自分の知らないダメなところの発見
多くのものを与えてくれる。

だから
行動のきっかけが
「やるしかない」は案外悪くはない。

「やるしかない」の状況は
行動に変えられる最大の追い風と
考えてみるのはどうだろ?
大事なのは行動に変えること。
大きく人生が動き始めるから。

私の
「やるしかない」から始まった夢のない話だけど
泥臭く、地道に、コツコツ諦めずに前向きに動いた結果が
5万人以上のお客様、
何百人の仲間と出会えたのは
紛れもない事実だということ。

これを自信に変えて、
これからも仲間とともに時には泥臭くそして前向きに歩んでいきたい。