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7/24メディア密談感想とそこから考えたことなど:まっすぐな人たちとの会話で元気が出る #私は真実が知りたい #赤木さんに真実を #赤木さんはあなたです

■メディア密談に参加

夕飯作るのギリギリになり、慌ててPC開いて間に合ったー。
私がメディア酔談(今回は密談だけど)は必ず見ると決めているのを子どもたちもわかっていて、協力的な雰囲気なのがうれしい。一緒に見ればいいのにと思うけど叶わない。
息子にイヤホン貸してと頼んだら持ってきてくれた。

■メディア密談とは

赤木俊夫さん手記公開をきっかけに3月から見始めた「メディア酔談」はyoutubeで無料で見られる番組だが、「メディア密談」はzoomで、有料(参加費750円)、100名限定の参加型。今回初の試み。
相澤さんもコメントされてたが、「密談」という響きがおもしろい。秘密の会議に参加できるの?という感じで。

詳しくはさとうゆういちろうさんのnoteがわかりやすいのでそちらをご覧ください。
https://note.com/moomin_toyotama/n/nd5db329e66a9?magazine_key=m5952b3f312b0

■パネリストに「召喚」

前半は酔談同様、境さん、相澤さん、ゲストの笛美さんでお話が進み、その場で答えるアンケートなどもあっておもしろく、後半で視聴者の中から手を挙げた人がパネリストに加えられていった。
気持ちのある人たち共通の悩み。政治への関心をどうやって広げるか、政治的な話題を周囲とどうやって話すか。
各地様々な年代、背景の異なる方々それぞれの経験共有させてもらえて、共感できるお話がたくさん聞けた。

同じ熊本のシングルマザーさんのお話も聞けてよかったし、大阪の雰囲気はざっくばらんに話ができると聞いてうらやましかったり。
大組織の悩みとか。

テーマが、私自身非常に関心のあることだったので、手を挙げてみたら、「召喚」していただけた。酔談の感想をnoteに書いててよかったな。
今朝起きたら両目が腫れてて夜はだいぶ収まっていたけど、そんな顔で顔出し参加してしまった。でも顔出さずに声だけで会話する方が私には落ち着かないように感じられて。

3.11の原発事故で、それまで声を上げることをしなかったのがいけなかった、もう黙っていてはだめだと思った、などとお話させていただいた。でも偉そうなこと言っても、実際にはなかなか声を出せないことも多くて、積もり積もって相当なストレスになってるんだなと自覚した。話を聞いてもらえるということ自体がすごい喜びだったもの。
このままではいけないと思いつつ、実際にはさして有効なことはできてない。胸に怒りを抱え続けるのは体力の要ること。くたびれる。でも、あきらめたくない。

こういうことをリラックスして話せる場って、身の回りではなかなかない。
あるとしてもいつも同じ人たちと「だよねー」と言い合うばかりで広がらないのをもどかしく感じている。
嫌われたりにらまれたりしなさそうなところで安心して語り合えるというのはとてもよいと思った。元気が出る。

酔談見ていてこちらは勝手に親近感を持っている相澤さん、境さん、笛美さんとことばを交わすことができたなんて、不思議な気持ちでした。
問題意識をお持ちの皆さんと会話ができて、うれしかった。
本当に、貴重な機会をありがとうございました。

■私の場合

これは成功体験というより、現状でできているささやかなことのメモ。
私の希望は、書いておくと、読んでくれる人がいるということ。
ブログやFacebookで、小さくても日常感じたことを素直に書いておくと、子どもの友だちのお母さんが、「よく書いてくれた」と、直接会ったときに言ってくれたりする。
お母さんたちみんな何かしら抱えていて、口にできなかったり言語化できずにもやもやしていたりする。
私はそもそもは自分のためのメモと思って書いているけれど、単に自分のためだけなら公開する必要はない。でもどうやら他人の参考になることもあるようなので。
ひとりでもふたりでもそうやって言ってくれる人がいるならうれしいなと思って書き続けている。
政治的なことなどは、Facebookで自分の投稿には書けないし、三枝さんの投稿にコメントするのも誰が見てるかわからないから書きにくいけど、すっごい共感する!と言ってくれる人もいる。
LINEのタイムラインに投稿しておいたら、刺激されて「私も子どものためにもっと政治のことに興味持っていこうと思う」と言ってくれる人も。

弱者についての視点、社会的な問題、理想などについて常々書いておいて、「私はこういう人です」とアピールしておいたら、そういうのが嫌いな人は寄ってこないけど、興味あるけど話す相手がいないという人は近づきやすいだろう。まずは可能性のある人と仲良くなることから、と考えれば、効率的かなと思っている。
現状を変えたいと思っているけどしがらみとかで口に出せない人って実は意外にいると感じる。とくに、町外の学校に行ったとか都市部で働いてから戻ってきたとか、ほかのところからお嫁に来た人とか。一対一で話すと、すごく通じ合ったりしておもしろい。
あとは、家庭内で苦労(嫁姑問題はもちろん、DVや経済的DVがあるけど仕事がなくて離婚もできないとか)している女性も多くて、そういう人とも話がしやすい。
職場でよくおしゃべりする人には、子育ての悩みや、仕事上の愚痴と同じレベルで、「あの政策いったいなんなんだろうかって腹が立って~」とか織り交ぜていく(だって結局生活と繋がっているから)と、相手が同じ考えのこともあるし、全然知らなかったらちょっと説明したら興味持ってネットでニュース調べてくれたり。
私は初めての人には「3.11をきっかけに東京から熊本に来た」と説明するけれど、そのこと自体が社会問題や政治的な問題が関係する話なので、それだけで私がどんな人かある程度予想がつくだろうし、話をしていくきっかけとなると考えている。
あと、「政治を変えたい」という大きな視点だと無力感を感じるばかりだけれど、身近なところに話題としてタブーのない居心地のいい場所を広げていくようなイメージを心がけている。
とはいえ、ささやかすぎて、日本が沈んでいくのに間に合わないんじゃないかという気持ちもあるけど。できることをやるしかないし。

そこへもってきて赤木雅子さんの勇気に共感している人がこんなにいると可視化されたことは希望だし、酔談の試みもいちいち刺激をもらえて、心強いしうれしいのだった。

■境さんに質問できた

相澤さんが一瞬姿を消した間に、境さんに気になっていたことを質問。そんなチャンスが来ようとは。
境さんがフェミニズムに関心を持つようになったきっかけはどんなことだったのか。

酔談見ていて、女性じゃなくて男性から、そのような発言が出ることもあるのかあと、折々安心をもらって、境さんのような姿勢の人が増えたらみんな楽になるのではないか、と思っていた。
そのためのヒントがほしい。

5つ年上のお姉さんが「男女同権」と主張していた。しかしそれを鵜呑みにするのではなく考えていた。男尊女卑というのは男が結局損するんじゃないかと考えた。男は引退後に家庭で冷遇される。年取って疎まれないように家事はできるようになった方がいいと考えた。料理はできた方がいいと思って高校生からし始めた。など。

ふむう。同じ条件でもみんなが境さんのように「考える」かどうかはわかりませんね。
やはり個人の資質によるのかなあ。

■チャットがおもしろい

終了後アーカイブを見られるようにしていただけたのがありがたい。
いっぺんに色々やるのが苦手なので、お話聞きながら皆さんのチャットも読みたいのに盛り上がった時こそばーっと流れて行ってしまうのが惜しかったから。

酔談(もちろん今回の密談も)見てる方、まっすぐな方ばかりで、チャットで皆さん鋭い話されてる。
皆さんとじっくりお話できたらいいのに。
酔談の後に密談でだらだらおしゃべりできたりしたら楽しいだろうな。

■今更返事

私がしゃべっているときにもいくつかコメントいただいていたのに、全然反応できずにごめんなさい。
今更ですが、書いとこう。
阿蘇外輪山の外側(南側)に住んでます。背景にしていたのは県境向こうの宮崎県の景色でした。
熊本地震ではたまたまうちは被害の少ない地域でした。
また、今回水害のあった地域とも離れているのでうちは大丈夫ですが、
ボランティアを県内の人に限って受け入れているので足りていないと聞きました。
物資がまだ足りていない地域もあるようです。
必要なものは刻々と変わるので、支援はお金が一番ありがたいという話も聞いています。ご支援可能な方、窓口は色々あるようですので、それぞれで信頼できるところへ、よろしくお願いします。

■議論を深めたい

というわけで、上述のさとうゆういちろうさんのnote内の、「メディア密談を通じて知り合った方々同士で、今後もZOOMで議論を深めるというのもいいかもしれません」との意見に賛成。
実際には誰が取り仕切るのかなどハードルはあるでしょうけれど。

地方だと、東京など都市部でイベントがあってもなかなか参加できず、もどかしい。
そういうものに生身で参加できれば、さらに懇親会とか打ち上げとかもあれば、人脈が広がっていくのだろうけれど(東京にいたって子育てしてたらなかなか頻繁には難しいとしても)、私の今の状況だとそれができなくて、うつうつとしていた。
ところがコロナの影響で、世の中一気にリモートイベントが盛んになり、あきらめていた社会参加が思いもかけず可能になってきた。
デモに行けないことも残念だったけど、こういう状況だからこそツイッターデモにすごく意味があって、笛美さんのように世論を動かすこともできるのだと感動したり。

東京飛び出すときに、すべてをあきらめて放り出してきたつもりだったけど、あれ、ここにいる私でももしかして関われるところがありそうですね?と意外な感じ。
といってもあんまり色々は追いきれないので、日常を回しつつ、関わっていけるものを選びながら。

以前、「遠方の方もあきらめないで!」という誘い文句にうれしくなって、福島みずほさんの「みずほ塾」にリモートで参加したことがある(私は政治的には党じゃなくて政治家個人を見て問題ごとに是々非々で見ている。ネットで政治関係の情報がわかるようになった今はそういうこともやりやすくてうれしい)。
仕事と生活に追われる毎日の中で、それでも多くの人のそういう余裕のなさにつけこむように悪化する為政者のやり方に腹が立って腹が立って、政治に対する関心と緊張感を持っていたくて、無理やり生活にねじ込むようにして、その時間だけは向き合おうと考えてのことだった。
毎回そのときどきの話題の講師の講義で、その内容もさることながら、講義前にみずほさんが国会の現況報告をしてくださるのがとても熱く、おもしろかった。
でも、せっかく参加しても、完全リモートだとやはり隣の人とちょっと会話したり新しく出会った人とつながりを深めるということがなくて、なんだか淋しくなってきてしまい、結局忙しさに負けてフェイドアウトしてしまった。

たぶん、酔談でも密談でも、参加者同士、もっと話がしたい!と思っている方がたくさんおられるのでは。
終わった後ツイッターやメッセンジャーでやり取りするのもすごく刺激になってありがたい。でも、ネット越しにでも生の会話ができるというのは全然違うな、やっぱり会話っていいな~と思う。

ちょっとそれるけど、文字のみによるコミュニケーションの限界というか危うさについては、子ども同士(大人でもあるけど)がLINEでトラブるのもそうだし、以前、境さんが、コメントのやりとりだと誤解を生むから、言いたいことがある人はブログを書けばいいんですよ、とおっしゃっていて、まさに、と思った。
私もコメントで議論がこじれていくのを見るのが本当に好きじゃなくて。

ここでも密談の感想と言いながら好き勝手に話がそれるけど、noteだから構わないよね。
もし居酒屋でお話してたら、こうやって話がそれていったり戻っていったりするのが楽しかったりもするわけだし。

■週刊文春を買う日々再び

相澤さんが書いているというので、週刊文春をまた先週から買い始めた。
そしたら先週の表紙は黒地に果物の絵で、今週は白地にそれらの輪切りの絵だった。おもしろい。
先週は雅子さんと首相夫人とのLINEの話、今週は相澤さん首相夫人直撃の話。
「自分の心にまっすぐに」というのが辛辣な。
今回、首相夫人直撃の様子を相澤さんがお話してくださっておもしろかった。
そのうちこの話は映画になりそう。
下手な脚本のドラマや映画よりドラマチックな展開だもの。
昭恵さんの視点を想像したときに、超怖いと思う。向こうから自分の著書を持ったマスクの男が近づいてきて、サインをしてくれといい、帯のことばまでリクエストしてきて気をよくしていたら・・・。
それが記事になって、表に出てこないところで誰がどんな反応してるんだろうか。

■自分用メモ

笛美さんのツイートで紹介されていた本、読んでみたいと思うのでメモ。
笛美さん、ありがとうございます。
「ちなみに「男尊女卑が男性にもたらす害」については「男らしさの終焉」や「男の子はなぜ男らしく育つのか」などの書籍が参考になりました。」
https://twitter.com/fuemiad/status/1286646654695665667

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