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【MTG】豆の木が5Cニヴにもたらした変化【パイオニア】
1.始めに
どうも。デブミッドレンジ愛好家(@Saegusa_KEY)です。
みなさん、豆の木は登っていますか?
エルドレインの森発売により追加され、特に下環境を賑わせている《豆の木をのぼれ》ですが、私がパイオニアで擦り続けている5Cニヴにも大きな変化をもたらしました。
今回は《豆の木をのぼれ》の追加により5Cニヴの構築、プレイ面がどのように変化したかを紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1695431933055-u6V3khxcGI.png)
2.シナジー
白日の下に
下環境に存在する《意思の力》《孤独》等のようなインチキ高コストピッチスペルがないパイオニアで《豆の木をのぼれ》と相性の良いのカードは何か。
それはやはり《白日の下に》でしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1695445246548-XKAxpb01Kw.jpg)
《白日の下に》自体が5マナなのでこれを唱えた段階で1ドローでき、《白日の下に》で選択されたカードは「唱える」扱いなので、それが5マナ以上であればさらにもう1ドローできます。
しかも重ね張りすればするほどドローは増えます。
気持ちがいい。飛ぶぞ。
空を放浪するもの、ヨーリオン
《豆の木をのぼれ》は緑単色のカードにしては珍しくこれ自体が戦場に出た時に1ドローできます。
となれば《空を放浪するもの、ヨーリオン》のブリンクと相性がいいことは明々白々。
さらに、《空を放浪するもの、ヨーリオン》自体が5マナのカードであり、唱えた段階で《豆の木をのぼれ》の能力で1ドローし、ブリンクと合わせて2ドローできます。体の相性が良すぎるぞ。
《空を放浪するもの、ヨーリオン》はモダンで禁止されているため、この動きはパイオニアに許された特権とも言えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1695447232204-c7RrVfDd6Y.jpg)
3.デッキリストの変化
エルドレインの森発売前
エルドレインの森発売後
もともと5Cニヴは《豆の木をのぼれ》と相性の良いカードが多く採用されていたため、デッキの形を大きく変化させずそのままフィット。
細かいところは省いて大きく変わったのは《復活の声》が《豆の木をのぼれ》に置き換わり、《ニヴ=ミゼット再誕》が1枚だけに。
従来のリストでは《ニヴ=ミゼット再誕》は2~3枚採用されることが多かったのですが、前述した通り《豆の木をのぼれ》のドロー力が凄まじく、《ニヴ=ミゼット再誕》によるリソース回復に頼る場面が少なくなったため、数を減らしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1695448669550-idAnThpeDI.jpg)
3.キープ基準の変化
これまでのキープ基準はざっくり言うと「2ターン目に《森の女人像》が着地でき、スムーズに大きい動きに移れる」>「マナ加速はないが土地が十分にあり除去も打てる」>「2ターン目に《復活の声》が着地できる」等の優先順位でキープ基準を判断していました。
もちろんマッチアップによっては優先順位は変わります。
《復活の声》が抜け《豆の木をのぼれ》が加入したことにより2ターン目に緑と白マナを用意する必要がなくなり、土地に対する要求値が多少軽減され、キープ基準が緩くなったのは大きな進歩と言えます。
4.プレイ面での変化
マナ加速と除去で序盤を凌ぎ、《白日の下に》から《ニヴ=ミゼット再誕》を唱えてリソースを一気に回復させて相手に蓋をする。《ニヴ=ミゼット再誕》により《白日の下に》が連鎖すればなお良し、というのが従来の5Cニヴの動きでしたが、《豆の木をのぼれ》の加入によりこの動きにも変化がありました。
《豆の木をのぼれ》が置けている状態であれば《白日の下に》のキャストとそれにより探してきたカードを唱えることで2ドローできるため、《ニヴ=ミゼット再誕》を唱えずともリソースの回復が容易となりました。
そこで一気に評価を上げたのが、《至高の者、ニヴ=ミゼット》です。
![](https://assets.st-note.com/img/1695450105922-Q0sf0LpED1.png)
「《白日の下に》が連鎖すればなお良し」と言いましたが、《白日の下に》から《至高の者、ニヴ=ミゼット》を唱えることで、処理されなければ不確定だったこの連鎖が確定します。
「単色からの呪禁」があるため、処理が難しいのもグッド。
《豆の木をのぼれ》+《白日の下に》→《至高の者、ニヴ=ミゼット》の流れであれば2ドローしつつ耐性持ちの5/5飛行生物が生まれるだけでなく、さらなる《白日の下に》で相手に対応しつつおまけに2ドローととんでもない動きができます。再活のコストも賄えている。
つまり、《豆の木をのぼれ》によって《ニヴ=ミゼット再誕》がなくとも「リソースの回復と《白日の下に》の連鎖」が圧倒的に容易になったのです。
では《ニヴ=ミゼット再誕》が必要なくなったのかと言えばそうではありません。
《豆の木をのぼれ》がないときのリソース回復枠としては依然として健在です。
盤面の状況に応じて《至高の者、ニヴ=ミゼット》または《ニヴ=ミゼット再誕》のどちらを出すかを選択しましょう。
5.最後に
以上のように《豆の木をのぼれ》は5Cニヴに大きな変化をもたらしてくれました。
単色カードが5Cニヴを強化するのは皮肉な話ですが、強化を貰えるだけありがたいと思っています。
エルドレインの森環境は始まったばかりなのでこれからどんどん調整をしていきたいと思います。
次は《慈愛の王、タリオン》を試したいです。
それでは!
~宣伝~
第11回開封大好きパイオニア杯(約60人参加)に決勝まで進んだのでよかったら動画も見てください!(エルドレインの森環境直前)
結果は…君の目で確かめてくれ!!
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