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加工写真は今の時代観光PRに使ってはダメ

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⇓⇓佐渡の問題点などのご意見を公募します。


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現在の佐渡で、不満や問題点などお聞かせください。

誰かの悪口や、先人たちの努力の否定ではなく、将来の未来の佐渡のために建設的に意見を出し合って話し合う場を作りたいと思っています。

もちろん、プライバシーは配慮しますので、ご安心ください。

どんな小さなことでもぜひお聞かせください。

ゼンリンで、加工した紅葉写真が不適切と判断

以下、ITmedia ビジネスオンライン、2021年11月15日 16時56分 公開の記事からの引用です。

↓↓↓
 ゼンリンはこのほど、自社の公式Twitterアカウントに投稿した紅葉写真を“加工しすぎていた”として、謝罪した。

同社は「写真は当社社員が撮影したもので、色調などの加工をしていた」とした上で「誤解を招く投稿だった」としている。

投稿画像を巡っては、ユーザーから指摘が相次いでいた。


ゼンリン社員が投稿した、五稜郭の紅葉写真

同社が謝罪する要因になったのは、同社が11月10日に投稿した、五稜郭(北海道函館市)の紅葉写真。

紅葉が一面に広がっている様子が分かり、投稿者も「秋の五稜郭がこんなにも美しいとは...」としていたが、直後から「実際の様子と違う」などとする指摘が相次いでいた。

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 中には、ユーザー自身が撮影した画像とともに「街全体が紅葉している」と画像の不自然さを指摘する意見や、「芸術としてはOKだが、地図会社がウソ写真はダメ」などの意見が挙がっていた。

 同社は、ユーザーからの指摘に対し、加工を認め「今後、このようなことのことのないよう心がけていく」と再発防止に努める姿勢を示している。

以上です。

フォトグラファーなどの芸術作品である場合、表現方法は自由だと思います。

それを見るお客さんは、その芸術家の作風が好きでみます。

その作風が嫌いな人は見ません。

賛否を自身で受けるわけで、自分で責任を負うからこその自由です。

佐渡ヶ島での残念エピソード

先日、友人が佐渡ヶ島に遊びに来てくれました。

佐渡にぼくが移住したのを知ってはいたものの、なかなか来ませんでした。

自然が大好きな友人で、日本中あちこち景色を見に行っていたのですが、僕が「佐渡は自然がいっぱいだよ」といくら言っても、「それはそうなんだろうけども、山も低いし川も短いでしょ?本土のそれぞれの場所と比べると見劣りするよ。まあ、6割くらいのそこそこのものが集まっていると考えれば、佐渡はいいとこだよね」と、佐渡への来島はしてくれませんでした。

ところが、去年電話かかってきて、「佐渡ってこんなにきれいなんだね。知らなかったよ。佐渡に行くよ」と連絡があり、僕はうれしく思いました。

佐渡についたときに彼がある本を持っていました。

「アッ・・・・。まいったな・・・。」と僕は思いました。

佐渡PRフォトグラファーさんの本でした・・・。

作品を評価された芸術家さんではなく、佐渡の観光のために情報発信をいろいろしている方の本で、佐渡の観光情報として、旅行雑誌のところに書店でもおかれています。

友人も、そういう状態で陳列された書店で本を購入したそうです。

パソコンで加工しまくった写真を信じてしまい、実際の佐渡を見てがっかりして帰っていきました。

確かに写真の加工は、SNSなどでみんなやっています。

SNSで完結するアイドルなら加工しまくってもいいのかもしれませんが、実際にファンが会う機会がある場合は、加工は逆効果です。

旅行情報や観光情報として発信している情報は、過度な演出はしてはいけないと思います。

その演出した画像で直接は被害はないと思うかもしれませんが、その画像を理由に、貯金と休暇を使い旅行に来た人がいるとすれば、その旅行者をだましたといわれても仕方ないと思います。

もちろん、そこで佐渡PRフォトグラファーさんが直接の金銭の利益を得ているわけではないのでしょうが、これはこういった写真を観光PRとして利用していた佐渡市や観光関係者全体が、観光客をだましたのと同じことだと思います。

ゼンリンさんは問題視したのは、今の時代ではそれがよくないことという認識を持った団体だということです。

でも佐渡市は・・・・。

昔は全国どこでも観光客誘致の手法として、「大げさなキャッチフレーズと、何があるかわからないワクワクの楽しみ」が許されていました。

私の個人的な過去の体験談

私は男性なので、下衆な例えで申し訳ありませんが、昔、城崎温泉に友人と旅行をしたことがあります。

男5人くらいで、城崎温泉名物の外湯めぐりで外湯温泉をはしごしているとき、風情のある街並みのいろんなお店も楽しんでいました。

手打ちのパチンコ屋さん、射的、など楽しんでいると「ストリップ劇場」に看板がありました。

男5人が酔っ払て街歩きしている流れで「行ってみよう」となりました。

受付に50代くらいのおばちゃんがおり、入場料を払い席に待っていました。

待っていると、かなり豊満な熟年の踊り子さんが・・・。

服を脱ぐ前に仮面を外したらなんと・・・・

「受付のおばちゃんじゃないかー!!」

これはこれで、旅の思い出になって楽しかったです。

そのおばちゃんも「昔はきれいだったのよー。でも後継者もいないし、若い有名な踊り子さんはギャラも高いしね」っていわれて、そのおばちゃんがさらに脱ぎ始めたときに「おばちゃん、もういいよー」って僕らも言いました。

「でもお金もらってるしまだ時間が」と缶ビールを奥から持ってきてくれました。

それを受け取ってお店を出ました。

情報発信の在り方「昔の常識は今の非常識」

ネットで情報をくまなく調べてという時代でもなく、なんとなく雰囲気で行く温泉街を調べてという時代でしたから、それはそれで楽しい旅行でした。

でもこのネット社会で、しかも自らネット上にいろんな情報発信をして観光客を誘致しているわけです。

旅館や観光協会が作る昔ながらの印刷したパンフレットじゃないんです。

ちゃんとした正しい情報が今の時代求められていると思います。

大げさな表現の方が確かに観光客は呼べます。

でもがっかりしてリピーターにはなりませんし、いい口コミにもなりません。

大げさなキャッチフレーズで一見さんや団体客を誘致するような昔ながらの観光施策はもう卒業しませんか?

ちゃんと正しい、そして「佐渡」という身の丈に合った等身大の情報でそこそこ楽しいんでもらう。

そうすれば、常連になってくれるんです。

1日が3日、3日が1週間、1週間が1か月、1か月が半年、半年が1年、1年が永年、つまり永住、移住に繋がります。

地道に正直な活動を続けていくことが、旅行客の集客にもなり、物産の島外PRにもなり、移住者も増えてきます。

魚釣りのように、ルアーで釣りあげるのではなく、朱鷺のために島民みんなが努力したように、いこごちのいい環境をみんなで整備していきませんか?

佐渡州企画の願いは、まさにそれです。

ちゃんと私たち佐渡島民がちゃんと佐渡のことを理解し、嘘偽りなく、等身大の情報を、島外の人にわかりやすく直し(ここを一部の人ははき違えて、行き過ぎた加工をしちゃうのかな?)、等身大の佐渡をちゃんと伝えたいなと思います。

今、ユーチューブが新しい観光PRにもなると注目している人も多いです。

YouTubeでは大げさなタイトルが当たり前ですので、「新しい観光PRでYouTubeを導入するのはいい事。大げさなキャッチフレーズはユーチューブの基本」

とそれを容認する意見を聞きました。

でも、それを見た人が1円もお金を払わす、短時間でYouTube上で完結するから許されることなんです。

わざわざ休みを確保して、結構なお金をかけ、知人同士を誘い、楽しみにワクワクして旅行に来てという観光客。

人生をかけていろんなものを整理してきて資金もかけて移住してくる人。

彼らには正しい情報で誠実に迎え入れませんか?

「観光客にガイドとしてお話しするときに、たまに歴史に詳しい方に史実と違うとして指摘を受けることがありますが、私は個人的にそこに嘘があっても面白くて楽しい話ならそれもありだと思います」と言っていた観光ガイドさんもいました。

実際に佐渡に来てくれている方は、日帰り旅行だろうと移住者だろうと時間と労力とお金をかけて今佐渡にいるんです。

その相手の立場をちゃんと理解して正しい情報を発信しましょう。








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