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超特急の入園準備

今年の夏はとにかく大変だった。

大人3人いるんだから次男の面倒見ながら仕事(自営業)出来るだろうという甘い見込みで4月入園を見送ったのだけど、まぁ〜〜とにかく大変だった。

8月ごろからやたら喋るようになって、あらゆる要求を大人にぶつけてくる。なんか知らんが泣く。兄ちゃんの宿題や遊びを邪魔して煙たがられて泣く。なぜか電話中の時に限ってやたらデカい声で「ママ!!ママ!!!!」と叫んで妨害する。私を追いかけてきて階段を上り、抱っこして下まで運んでとおねだりしてくる。外で水遊びして全身ずぶ濡れになって丸着替え。昼寝しても一時間かそこらで泣きながら起きてくる。夜は2〜3時間に一回起きる。

無理!!!!!限界!!!!!

4ヶ月くらいノンストップで(年中無休の自営業はクソブラック)そんな日々が続き、次第に大人達はギスギスしていった。些細なことで互いの言葉に棘が生まれ、子供達に対しても余裕のある対応が出来なくなり。
私は、もうダメだと思って、保育園併設の支援センターに駆け込んだ。

「仕事がいつまでも忙しくて休みがなくてイヤイヤ期がヤバくて仕事と家事と子供の面倒見るので一日が終わって大人達は心の余裕を失っています」とありのままに伝え、一歳児クラスに空きがあったら今すぐにでも預けたいとSOSを出した。

残念なことにその時点では空きがなく撃沈.....したんだけど、3週間後くらいに、園長先生から電話が来た。

「一人退園することになって空きが出たんですが、11月から入りま「お願いします!」
即答。食い気味に即答。

それからすぐ入園のための書類を貰いに行き、次の日には提出して、入園グッズをネットで買って名前付け。10月中旬の話ね、これ。

一日3枚持って行くおしぼりタオル。かわいい柄

カバン系はどうしても手作りしたくて、生地を買って作った。長男の時も作ったから、同じようにしてあげたくて。

今日完成した!作るの楽しかったー!

次男の大好きな、はたらく車柄のキルト生地で、手提げバッグと上履き入れを。
「しょーぼーしゃ!きゅーきゅーしゃ!」と大喜びして、今日早速お買い物行く時にルンルンで持って歩いてくれたけど、地面に落としてちょっと汚れた。笑

動物模様のオックス生地はお着替え袋に。実は一回目の仕上がりサイズに納得がいかなくて、一から作り直したの。
「どーぶついっぱーい!」「かわいいねぇ」と言ってたから、気に入ってくれたんじゃないかな。

保育園で預かってもらえると分かったその日から、不思議なことに、イヤイヤされても笑って「可愛いね」と返す余裕ができた。なんか急に許容範囲が広がったというか、やっていけるって気持ちが湧いたのよね。
あと半年この日常が続いていたら、きっとイライラしながら子育てして、そんな自分を責めて鬱々と過ごしていたんだろうな、と思う。その確信がある。
毎日お風呂もオムツ替えも寝かしつけも私がやるしかなくて、半日でいいから全部誰かに任せて昼寝したいと願っても叶わなくて、授乳中や添い寝中にイヤホン付けて海外ドラマ見るくらいしかストレス発散方法がなくて。私の基本的人権ってどこ行っちゃったんだろう、と虚無顔になる日々。やっと、やっと出口が見えてきた。
トイトレや食事やお着替えなんかも、私一人で教えていかなきゃいけないんだって思うとすごく荷が重かったけど、保育園と連携して頑張ればいいって思ったらちょっと心が軽くなった。

あの時、自分の心の限界を悟ってSOSを出しにいって良かった。親身になって話を聞いてくれる保育士さんがいてくれて良かった。

「やだよぉ」が口癖の甘えん坊次男が、同い年のお友達と楽しく過ごせますように。

ApplePencil購入資金、もしくは息子に酢だこさん太郎を買い与える資金になります。