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テレビ屋気取り #19「つぶし合いクイズ!悪意の矢」(2021.01.18)


学期末に差し掛かり、大学のレポートと就活のエントリーシートに追われ、常にパソコンに向かってキーボードを打っている日々です。

PCモニターの下にモニター台を設置し、少し目線を上げたら肩こりが緩和されました。

PCモニターの真横にあるサブモニターでは、録画した番組や各配信サービスの動画が流れていて、それが作業効率を下げていることは確かなのですが、なかなかやめれません。

今回もそんな流れ作業の中でふと目にしたテレビについて書こうと思います。




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《紹介する番組:「つぶし合いクイズ!悪意の矢」》

2021年1月18日(月) 日本テレビ系 配信編22:15〜 本編パート23:59〜 

KILLER(キラー)となった1組は、出題された問題の回答者を選び、矢の先端を向けて人名(2人組の場合はコンビ・グループ名)を叫んで指名する。指名された回答者が正解した場合はKILLER入れ替わりとなる。ただし、不正解の場合は即退場となり、以降番組には参加できない。地上波放送終了まで勝ち残った回答者が賞金100万円を獲得できるクイズ番組。
                         (Wikipediaより)


私は事前の番宣等で情報を仕入れていなかったので、たまたまOAの終盤にテレビで見かけて、すごく面白そうだと思ったので、全録の録画を改めて見返しました。(倍速や巻き戻しをする必要がない方は、ぜひTVerで見てください。)


見返そうと思ったのは、「企画性」「生放送」という部分がすごく斬新と思ったからです。

タイトルにかけるわけじゃないですけど、少し「悪意の矢」を持って感想を書こうと思います。




生放送の意味


この記事にあるように、
「ここまでちゃんとやってきて最後の最後にジャンケンかよ!」
と思った視聴者も少なくはないと思います。

最後の最後、残り30秒を切ってスタッフロールが流れ始めた場面で、もう1問行けるかどうかの判断は非常に難しかったと思います。

もともとこうなったときは「ジャンケン」で決着させることが決まっていたのかはわかりませんが、ジャンケン以外で何か最適な方法があるかと聞かれると、すぐには思いつきません。それくらい難しくてレアなケースだったと思います。


では、なぜこうなってしまったのか。

それは予想以上に白熱してしまったからだと思います。

序盤みたいにキラーが回答者をバサバサと斬っていけたら放送時間内に決着していたかもしれませんが、中盤に正解が続出した(唯一の正解者を偶然指名してしまうケースも)ために、想定外の展開になってしまい、最後あのような形になってしまったのではないかと思います。

その分とてもハラハラする展開にはなったと思いますが、、


では、どうすれば良いのか。

言い方は悪いですが、バカを増やす(森田さんの言葉を借りれば人気者を増やす)しかないのかなと思います。

今回のメンバーは、各方面で色々な意味で話題になった人たちを集めていたので、すごく番組タイトルに沿った悪意ある人たちによる、悪意ある展開になりました。

それがすごく面白かったのでなんとも言えませんが、やっぱり答えられる人たちが残って盛り上がってしまった感がありました。

バカを増やすか、悪意ある人たちの人数をもっと絞って一進一退の展開にするか、究極の2択だなと思います。


あとは、問題の難易度で展開をコントロールでき、演者さんの感じを見抜いて即座にどれを出すかが判断できる、
キラー以上のキラー演出がいたら完璧だなと思います。
(もちろん今回も最善だったとは思いますが)


今更感はありますが、
次回の放送があるならぜひまた生放送でみたいです。

この企画の、このハラハラ感は、生放送だからこそだし、収録だと「なんか違うよなー」と思ってしまいます。

今度はちゃんとYouTubeの配信から全部リアルタイムで見たいと思います。

YouTube配信の存在意義などは、また機会があったら考えてみたいです。


個人的には、誰が優勝するかの視聴者投票的なのは、このままやらなくていいと思います(笑)。




レギュラー化に向けて


少し偉そうな見出しをつけてしまいましたが、この番組はぜひレギュラーで放送してほしいです。

少し個人的な感想ですが、私はゴールデンのクイズ番組が嫌いです。

でもこれなら毎週みたいと思います。

企画の切り口が斬新で、クイズ以外にも楽しめる要素があるのが見ていて楽しいです。

先にも触れたように、やるなら生放送が理想ですが、生放送とレギュラー放送の両立はなかなか難しいのかなととも思います。



森田哲矢の”悪意の矢”


今回ジャンケンという思わぬ形で優勝した森田さん(さらば青春の光)でしたが、やっぱりこれは必然的な結果というか、番組全体のMVPだったと思うので、100万円というご褒美が手に渡って良かったなという個人的な感想です。

忖度しない指名と、それを裏付ける鋭いコメント、次回もぜひ登場してほしいし、レギュラー化したら固定メンバーとしてで続けてほしいです。

ちなみに相方の東ブクロさんも、人のことをよく見ていて、指名で面白い展開にしてくれそうな気がします。(ファン代表的な意見)



まとめ


引き続き定期的に生放送で見たいです。



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《今週のおすすめコンテンツBEST3》


「さんまのお笑い向上委員会」

・M-1批評を笑いに昇華できるのはお笑いモンスターだけ
・人気だけで敗者復活3位に残ったと自白するぺこぱ



「あざとくて何が悪いの?」

・新企画、2〜3パターンずつでの毎週シリーズ化希望
・「あざとい」をあざとく狙いにいってしまい、大爆笑してしまった齊藤京子
・とことん細部にまでこだわったドラマの台本 →山田孝之「いいVTRを見せてもらった」
・山里「田中みな実のかわいいところを久しぶりに見た」
・番組のために「あざといエピソード」を送りたいのに、無縁な生活すぎて無念
・恋愛シミュレーション(スタジオメンバーがVを見ながら2択を選んでいく)的な企画も見てみたい
・後枠の番組は寄せにいってるんですか?



「アメトーーク!」40歳過ぎてバイトやめられない芸人

・鋭いけど染みる企画、鋭いから染みるのか?
・売れることが正義なのかを考えさせられる
・TAIGAさんかっこいいな



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《来週の気になるコンテンツ》


予告を見て気になった番組

「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」(関西テレビ)

(見どころ)
・西野さんのファンの方がこれを見てどう思うのか
・西野さんをくさす人がこれを見てどう思うのか
・スタジオメンバーは本心で西野さんをイジっているのか
・どういう意図で誰が得する企画なのか


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2021.01.23 作成

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