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テレビ屋気取り #22「俺の家の話」(2021.02.12)


人は追い込まれると抽象的な発想が魅力的に思えてくる。

ここ最近の面接で、空想論や夢物語ばかり語ってしまいました。
それで通過した面接もあるから、やっぱりそこが良かったのかと勘違いしてしまい、進んだ先の面接で同じことを語ってしまう。

面接官側からしたらそこが良かったわけではないと思うけど、こちらはそこに気づけていないから、いいところまで進んでもあと一歩踏みとどまれない。

自分にはもっと話すべきエピソードや背景があって、それがいかに自分にとって平凡であっても、相手にはどう映るかわからない。
自分のありのままを話す大切さみたいなものを、今更気づきました。

俺の今の話。



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紹介する番組:「俺の家の話」


TBS系 金曜22時〜


長瀬智也×宮藤官九郎 TBS連ドラ11年ぶりのタッグ!!
令和初タッグで描くのは”濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ”
             ーはじめに/公式ホームページー


クドカンさん脚本のドラマが昔から好きで、きっかけは確か「ごめんね青春」(2014年/TBS)を見たときだった気がします。

そこからいろいろなドラマを探していく中で、「タイガー&ドラゴン」(2005年/TBS)に出会いました。

「俺の家の話」と同じ「長瀬智也×宮藤官九郎」のタッグで、「落語」と「ヤクザ」という異色のテーマを掛け合わせて、「一門(家族)」も裏テーマみたいなものとしてあって、毎回テンポよく進んでいくストーリーに気付いたらハマっていました。

今回の「俺の家の話」もどこか通じるものがあって、1話からしっかりと引き込まれています。




家の話


1話を見て思ったのは、どの家にもその家なりの”話”があって、その話には同じように通じる悩みや喜びがあるということです。

観山家はそこらへんにあるような家族とは少しかけ離れた設定かもしれませんが、「介護」「相続」といった部分は、どの家族にも共通する悩みや問題だと思います。

私の家では、「介護」とか「相続」の問題には直面していないので、同じように悩みや苦しみを共感するということはないですが、親子や兄弟の関係など、なんとなく自分にも置き換えて考えてしまう場面があります。


視聴者から集めたエピソードでスピンオフドラマをやってみても面白いなと思いました。(家族設定の突飛さは難しいかもしれませんが、、)




好きじゃないからこそ


最新話(第4話)、大洲(道枝駿佑)が悩みを抱えながら、寿一(長瀬智也)と一緒にラーメンを食べているシーンが印象的でした。

O.S.D(大洲の父)「(ラーメン屋になった理由)強いて言うと、ラーメン好きじゃないから。我慢して食ってる。背脂とか無理。パスタの方が好き。」


ラーメンが好きな奴は、ラーメンが好きな奴の気持ちしかわからない。


今の自分にすごく刺さる言葉でした。


テレビが好きなやつは、テレビが好きな奴の気持ちしかわからない。


そういうことだと捉えることにしました。


ドラマを通して何を感じ取るかは人それぞれかもしれないですが、様々な感じ方をしてもらえるような心の広さとか考え方の多さみたいなのを持ち合わせている人が、テレビに向いているのだと思います。



まとめ

家や環境は言い訳にはできないけど、どうしてもつきまとってくる。



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2021.02.14 作成

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