#テレ東ドラマシナリオ 応募 (①大麦こむぎさん『月がきれいですね』)


#テレ東ドラマシナリオ


https://note.com/komugi1992/n/ne3acd6771790


<登場人物>


ショウタ(17) 高校2年生 男子
マユ(16) 高校2年生 女子


<テーマ・あらすじ>


今までに恋愛経験がない男子高校生のショウタ。好きな人や気になるひとはいたものの、本人にその思いを伝えたり、「付き合ってほしい」と告白したりしたことはない。高校生にもなれば、周りには「すき」という思いを言葉で伝えたことで付き合っているカップルがいるし、「すき」という思いを伝えたけどフラれてしまい、周りの友達内でイジリのネタにされるなんてことがよくある。恋愛経験がなく、それを傍観しているしかできないショウタは、「すき」とは何なのかを深く考えることになる。そんな中、ショウタは隣のクラスのマユに好意を抱く。今までに感じたことのない感情に、「これが『すき』ということなのか…」とわかってはいながらも、「すき」という言葉に違和感を感じているショウタは、自分の感情と考え方のギャップに葛藤を抱えていた。そんな時、ショウタはSNSに「『すき』という言葉がなくなればいいのに…」と書き込んだ。これがきっかけで世界から「すき」という言葉が消えた。クラスのたわいもない日常会話からも「すき」という言葉が消えた。ただ、マユのことで頭がいっぱいのショウタは、「すき」という言葉が消えたことに気づかない。人は好意を持った相手のことで頭がいっぱいになった時、「すき」とは何なのか考えることもなく、「すき」という言葉の存在にも気づかない。「すき」で目の前がいっぱいになった時、「すき」に気づかない。失ってみてはじめて「すき」に気付く男子高校生の青春ラブコメディー。


<プロット案(シナリオ例)>


●冒頭シーン(教室での高校生の会話とショウタの心の声)
ある高校の昼休み、ショウタの周りにいる男子高生3人が会話をしている。ショウタは自分の座席で本を読みながらその会話に耳を傾けている。

〜会話をしている男子高校生3人〜
男A「お前、最近彼女とどうなの?」
男B「どう?って言われても… まあまあじゃね?」
男A「まあまあってなんだよ!なんかムカつくな…」
男C「そんな怒んなよ。最近フラれたからって…」
男B「マジで?誰だよ!」
男C「隣のクラスの“マユ”っていう子」
男A「言うなよ!」
男B「へーー、ドンマイ(笑)」

 会話する3人越しのショウタ

ショウタ(ナレ)「僕は今までに誰かに『すき』と言ったことはないし、言われたこともない。好きな人はいたけど伝えようと思ったことはない。それは自分に自信がないからだと思っていたが、よく考えればこいつらにバカにされるのが嫌だったのかもしれない。」

 会話しながら笑っている3人の様子

ショウタ(ナレ)「好きな人ができたらとりあえず相手が自分のことをどう思っているのか、周りの人間を巻き込んで探りを入れ、いけると思ったらなんとなく『すき』を伝えて、うまくいけば付き合い始めるし、フラれればその仲間内でのネタにされる。こいつらにとって『すき』とは何なのだろうか…」

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