見出し画像

Grow Down before growing Up

最近朝5時に目が覚める
命は少しずつなくなっている















メンがヘラるわーー!


朝5時、に突然やってきて
眠気まなこな僕にY氏はそういった




彼がやってるビジネスの世界では
堕落してなにもしないことを
メンヘラ状態と呼ぶらしい。


僕は布団を抜け出し話を聴く。


彼が教わっている師匠に
自分の想いを紙に書き出して見せると、
そこから本音トークが始まったようだ。


面白い手法だなと思った。


黒文字の想いの上に赤で大きく

9/19脱メンヘラ

と書かれていた。


面白すぎる。


interestingでfumnyなやつだった。







成長痛


紙には彼がやっているビジネスで悩んでいることが連ねられていた。


ビジネスを通して彼は自分の問題と向き合っているように見える。


 今状況的にしんどいしヤバいのに一番生きた心地がするんよね


死にこそ生きた心地を感じるという少年漫画の敵キャラみたいなことを言っていた。


個人的に、
痛みには我慢痛と成長痛の二種類がある気がしていて、前者はただひたすらに望まない現状に耐え続けるもので、後者は立ち向かい続けるがゆえに起こる救いのある痛みのように思う。

彼は今成長の中にいる気がした。




プライドと謙虚と自己受容


 僕は今までどこかで自分はできるやつと思っていたのかもしれない


Y氏はそう言った。


だからがんばらないし失敗を繰り返してきた、と。


 最近はどんな小さなことも認めて自分を褒めてあげるようにしとるんよね


プライドを捨てて謙虚になったら自己受容できた。


この3つはどこかで繋がっている気がした。





Grow down

Y氏との会話でGrow downという言葉が出てきた。


僕はこの言葉が好きだ。


ニュージーランドにいたときに見つけた絵本で、1cmほどの小さな木に水をやり続ける女の子がいた。


まわりは指摘する

そんなこと続けてなにになるんだ
芽なんかださないよ
ちっとも成長しないじゃないか

Its not growing up


ページをめくると、
Im growing down というセリフと共に、
木の100倍ほども伸びた根っこが描かれている。


衝撃だった





中国の竹

種を蒔いてから三年間芽をださない中国の竹というものがある。


三年後ひとたび芽を出すとその日のうちに20メートルもその身体を上へと伸ばす。


いつか大きくなる自分を支えるために三年間根をはっていたのだ。


Y氏はきっと今根を張っているのだろう






成長痛と共に謙虚になって根を張る
いつか芽を出すその時を思って


よかったと言っていた


よかった




知らんけど