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3年連続無敗の優勝馬誕生か?! だがそれはサリオスではない! レースのイニシアチブを握るノーザンFの本丸を乗り替わりから読み解く!

阪神11R 朝日杯FS(G1)

騎手の乗り替わりが多く、気配を読むには少々難解なレースとなったが、レースのイニシアチブは当然ノーザンFにある事は確かである。

まずは1番人気必至のサリオスだが、今年のムーアの成績が悪すぎる。しかも「堀・ムーア」のコンビでの勝ち鞍も今年はなんとゼロなのである。こんな状態ではいくら2頭出しのシルクRと言えども疑ってかかりたいところ。

そして、もう一方のシルクRにはルメールが騎乗するがちとひっかかる。もしルメールに選択権があるのなら、普通はラウダシオンではなく重賞勝ちしているタイセイビジョンを選ぶはずと思うのは私だけだろうか。

おそらく、ノーザン側の指示でシルク2頭出しに、ルメールとムーアを揃えてきたのであろう。これは、負けても会員を納得させるための布陣であり、ゆえにここのクラブ2頭出しは気配薄とみるのが正解か。

◎レッドベルジュール

ノーザン側の本丸はおそらくこちら。前走は代打で武豊が騎乗したが、当初の予定ではデットーリからスミヨンでもともと決定していた事である。

さらに、香港でラッキーライラックやアドマイヤマーズに騎乗し結果を出したように、今年のスミヨンにはノーザン吉田勝己の強力なバックアップがあるように思える。

クラシックや暮れのホープフルSならともかくとして、阪神マイルのここなら血統的にも、東京HRというクラブのキャラ的にも合う。

3年連続の無敗の優勝馬は、サリオスではなくレッドベルジュールの可能性が高い!


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