ラストランのクロノジェネシスか?それとも最強3歳馬エフフォーリアか?第66回有馬記念(G1)
今年ももう終わりに近づいてきた。最後の有馬記念くらいはビシっと決めたいものだ。
結論から言って、勝ち負けはクロノジェネシスかエフフォーリアだろう。
ノーザンが誇るこの2頭をダシに使って格上げしてくるような馬は他には見当たらない。この2頭での決着が濃厚と見るのが正解だろう。
問題はどっちが1着かだ。
3歳馬ではウオッカ以来のファン投票1位を獲得したエフフォーリアだが、過去にも触れてきたチャンピオンディスタンスである2,000mがこの馬の主戦場であり、2500mの有馬記念は負けても言い訳ができるのは確かだ。
一方のクロノジェネシスは、古馬になってから、宝塚記念2勝、有馬記念1勝と、いわゆる非根幹距離の2200mと2500mでG1を3勝、2200mの京都記念勝ちや、2000mの大阪杯と天皇賞秋の負けを含めて考えると、明らかに距離的な主戦場は2000m超と言えるだろう。
実際、海外遠征でも2410mのドバイシーマクラシックと2400mの凱旋門賞を選択しており、海外遠征帰りというハンデはあるものの、このカテゴリーでは負けられないところだ。
同じ5歳牝馬のノーザン馬で、一緒にドバイシーマクラシックに参戦したラヴズオンリーユーが、香港やアメリカで結果を出している以上、ここは負けられないところでもある。
【結論】
◉クロノジェネシス
〇エフフォーリア
やはり、2500mではクロノジェネシスが勝つと考えた方が理にかなっている。エフフォーリアは、ここで負けても差のない2着を確保すれば面目は保たれる。そして古馬となる来年に活躍すれば、クロノジェネシスはもちろんの事、シャフリヤールやコントレイルの価値さえも格上げできる。
まだ3歳のエフフォーリア、ここは引退する先輩のクロノジェネシスに花を持たせて、グランプリ4勝という実績を掲げて、かつてのアーモンドアイやリスグラシューのごとく、いわゆる「女傑」の仲間入りのお膳立てをする公算が大きい。
馬券はもちろんクロノジェネシスの単勝と、馬単の2点勝負!
クリスチャン3着付けの3連単はご愛嬌という事で。
今年もありがとうございました。来年もお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。それではよいお年をお迎えください。来年は金杯で会いましょう!
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