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ローカル開催は地元馬主協会所属の馬主に注目だ!【函館編】


日本馬主協会は全国で10の支部がある。

いわゆる中央開催と呼ばれる、関東の東京、中山、そして関西は、京都、阪神。馬産地である北海道では牧場系が幅を利かせている札幌、函館。

そして、関東圏のローカル開催である福島、新潟。財界の大物が多く、G1レースも開催される中京。そして、南の馬産地である小倉の計10か所だ。

それぞれの馬主協会の上には「日本馬主協会連合会」というものがる。




 【日本馬主協会連合会】

 名誉会長  松本好雄
 会長理事  大八木信行(京都馬主協会会長)
 会長代行  西川賢  (中山馬主協会会長)
 副会長理事 飯塚知一 (新潟馬主協会会長)
       森保彦  (東京馬主協会会長)
       木村昌三 (阪神馬主協会会長)
       小田切有一(九州馬主協会会長)

 相談役   八木良司 (元京都馬主協会会長)
       臼倉 勲 (新潟馬主協会)
       国本哲秀 (元東京馬主協会会長)
       森中 蕃 (元阪神馬主協会会長)
       下河辺俊行(下河辺牧場代表)
       永井啓弍 (元中京馬主協会会長)
       庄野昭彦 (元函館馬主協会会長)



現馬主協会会長や、元会長などで構成されており、大物がずらりと並んでいるのがわかる。


中央開催のG1戦線が終わると舞台はローカルに移る。社台系やノーザン系が席巻している中央開催とは趣が変わり、ホームである地元馬主や、出身やルーツなど、その土地にゆかりのある調教師や騎手なども勝ち星を量産する時期となるだけに、馬券を買う際にも、その土地にゆかりのある人物やその背景を知っていた方が有利になるのだ。


その一つの情報としてまずは函館の馬主協会に所属している有力馬主を上げていこう。ここでいう「有力馬主」とは、繁殖牝馬を牧場に預託しているなど生産牧場と繋がりがあったり、賞金の高い特別レースやOP、重賞などに出走させてくる馬主のことを言う。



【函館馬主協会】

名誉会長 庄野昭彦 (栗:庄野靖志の父)

会長    河内孝夫 (株式会社湯の川プリンスホテル 代表)
副会長  髙樽秀夫 (ディアレスト系)
副会長  西村憲人 (花びしホテル代表)
常務理事 高橋則行 (ハイパワー商事)
常務理事 矢野秀春 (矢野牧場・ジェイエス代表)
常務理事 下河辺行雄(下河辺牧場)

理事  辻 弘毅 (辻牧場)
理事  河村祥史(トヨタカローラ函館)
理事  岩﨑伸道(レイクヴィラファーム)
理事  岡田将一(ノルマンディーサラブレッドレーシング代表)
理事  秋田博章(キャロットクラブ取締役)
理事  鎌田信一(杵臼牧場代表)

監事  河村隆平(函館トヨペット・函館日野自動車代表)
監事  本間 充

相談役  松岡 悟
相談役  澤村敏雄
相談役  樋渡信義(元ローレルレーシング代表)

参与  坂東勝彦(坂東牧場・BBレーシング代表)
参与  首藤 徳(株式会社徳建設代表)
参与  菅藤宗一(協栄実業株式会社代表)
参与  佐々木徹
参与  髙橋二次矢(キャロットファーム元代表)
参与  小林仁幸(ギミーファイブ代表)




<牧場系有力馬主>

㈲アラキファーム
㈲杵臼牧場
㈲大島牧場
㈲桑田ファーム
㈲野坂牧場
㈲信岡牧場
㈲ユートピア牧場
㈲びらとり牧場
㈲浜本牧場
㈲辻牧場
㈲宮内牧場
㈲高瀬牧場
㈲ヤナガワ牧場
田中春美牧場(田中勝春実家)



<クラブ系有力馬主>

ディアレストクラブ㈱
㈲キャロットファーム
㈱ノルマンディーサラブレッドレーシング
㈱ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
㈱ローレルレーシング




<その他有力馬主>

西川光一(パーク24社長))
㈱山紫水明
山口裕介(山口ステーブル代表)




やはり馬産地だけあって牧場系が目立つ。筆頭はノーザン系のキャロットファームだろう。後は今絶好調の岡田スタッド系のノルマンディサラブレッド。そして新興の山紫水明は下河辺系のブレーンなので、函館馬主協会へ入会している。


また、かつて函館記念では、地元馬主のエリモハリアーが3連覇したり、昨年は、田中勝春が、実家の牧場の隣の生産馬で、名誉会長の縁戚にあたる昆厩舎のマイスタイルで勝っており、函館記念や函館2歳ステークスで、勝ち馬を検討する際には知っておいて損はない情報であろう。


次回は札幌馬主協会編となりますが、補足、訂正、もっと密な情報など、twitterやコメント欄でお待ちしております。



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