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長距離レースは名門メジロの血が騒ぐ!ノーザンファーム吉田勝己のバックアップも!ステイヤーズS(G2)

史上初の牝馬三冠メジロラモーヌや、G15勝をあげたメジロドーベル、メジロライアンなど、そして「父子3代天皇賞制覇」をやってのけたメジロアサマ、メジロティターン、メジロマックイーンを所有する日本屈指のオーナーブリーダーだったメジロ軍団は、長距離血統を武器に菊花賞や天皇賞を獲りまくっていた。

近年になるにつれ、天皇賞が距離短縮され、競馬界全体がスタミナよりもスピードを競うようになり、血統的に時代に逆行したメジロ牧場は淘汰されていったのだ。

しかしメジロの血は生きていた。

当時メジロ牧場の専務だった岩崎伸道が引き継ぎ、親交が深かったノーザンファーム吉田勝己のバックアップを受けて立ち上げたのが、生産だけを営むマーケットブリーダーのレイクヴィラファームだった。

レイクヴィラファームといえば、セレクトセールにも多く上場されて、「吉田勝己がバックにいるから優遇されている」と他の生産者から不平不満の声も上がるほど社台との繋がりは明らかだ。

狙いはメジロ血統の◎ヴァントシルム

メジロの主軸牝系メジロボサツの系譜で、母の母はあのメジロドーベルである。この牝系をさかのぼれば、吉田勝己の祖父である善助が輸入した繁殖牝馬にたどり着き、ゆえにノーザンファーム主体のキャロットのクラブ馬になるのも納得がいく。

今年のステイヤーズSは世代交代。

吉田勝己をバックにメジロの血が爆発する!


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