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社台に急接近する新興馬主の台頭が止まらない!今度はGリビエールレーシングだ!ジャパンカップ(G1)

東京11R 第39回ジャパンカップ(G1)

◎エタリオウ

昨日、京都2歳Sで武豊鞍上のマイラプソディが圧勝した。

予想でも書いた通り、馬主のキーファーズは、今年の凱旋門賞を取り消した名門オブライエン厩舎所属ブルームの共同所有者であり、また社台ファームで2017年に生まれたサヴァランは吉田照哉氏と共同所有でフランスの名門ファーブル厩舎へ預けるなど、社台グループと急接近している新興馬主である。

キーファーズ同様に、ジャパンカップにもノーザンファーム吉田勝己に急接近している振興馬主がいる。それがGリビエールレーシングだ。

近年、金子真人、ダノックス、山本英俊、近藤利一、など社台系の大物馬主に混ざり、クラシックなどの大レースで見るようになった、DMMドリームクラブ、カナヤマホールディングスなど、近年のセレクトセールで爆買いしている新興馬主が台頭してきた。

馬主歴が浅いにもかかわらず、ダービー、菊花賞で2頭出しをしていた馬主がいる。それが、ジャパンカップにエタリオウを出走させるGリビエールレーシングでだ。

エタリオウと2頭出ししていたもう一頭ジェネラーレウーノだが、北海道の1歳セレクションセールの時にセリ落とした時、Gリビエールレーシングの代表である森岡幸人と一緒にいたのが、ノーザンファーム代表吉田勝己で、また、新生ファームの生産馬であるのに、なぜか育成はノーザンファームで行われていたというのだ。

エタリオウもしかり、母ホットチャチャは2012年のファシグティプトン・ノベンバーセールで吉田勝己によって落札された繁殖牝馬なのだ。ゆえにノーザンファーム代表吉田勝己と共同所有の可能性は高い。

今年のジャパンカップでの社台グループの思惑、いわゆる「大きな意思」はステイゴールド産駒のエタリオウと見た!

大レースで2,3着が多く、シルバーコレクターと言われた父ステイゴールドによく似たキャラというのも実に面白いではないか。

世界の名ジョッキーが集結した今年のジャパンカップは、デットーリを含め海外のジョッキーに目は行きがちだが、今年久しぶりに100勝し、菊花賞でG1勝ちもした武豊が復活したならば、東のライバル横山典弘も黙っちゃいない。


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