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使っているMP3エンコーダー - Use the right tool for the job #1

 これから気が向いたときに使っているツールやガジェットについてのよもやま話を記していこうかと思います。タイトルの"Use the right tool for the job"は以前使っていた田宮模型のペンケースに書かれていた一文。弘法ならぬわが身には身につまされるフレーズですが、はたして私は正しい道具を使っているでしょうか……?

 さて第一回はMP3エンコーダーについて。
 聞き手としてのごく初期はフリーウェアのSCMPX( http://www.din.or.jp/~ch3/scmpx.html )を使っていましたが、これはCDからのリッピングやライブラリ管理機能がなかったため、クリエイティブ社のオーディオプレイヤー導入を機に添付されていたCreative MediaSourceに移行、ずいぶん長く使いました。noteにアップロードした古い作品で固定ビットレート(CBR)のものはこれでエンコードしたものです。
 使い続ける選択肢もなくはなかったのですが、ID3タグのあたらしいバージョンに対応しないなど機能面での見劣りもあり、クリエイティブ社の製品をすべて処分してしまったりの個人的な事情もあり、で現在はオープンソースソフトウェアで定評のあるLAME( http://lame.sourceforge.net/ )を使用。アップロードした作品で可変ビットレート(VBR)のものはこれでエンコードしたものです。
 音質にこだわる人はバージョンの違いも気にするようですが、MP3の音質はエンコーダーだけでなくデコーダーにも左右されるので(極端な例では左右が入れ替わることも(実話))、私は無難に最新版を使っています。とか言いながらiTunesを使わないのはアップルのオーディオに対する姿勢をどうも信用できないからだったりするのですが。
 世の中にはFraunhoferやHelixなど、売り物・フリーあわせてたくさんのMP3エンコーダーがあるようですが、何もなければLAMEを使い続けることでしょう。……本当はOgg/Vorbisが普及するといいなあと思ってるんですけどね。
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