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廉価オーディオインターフェースにはご用心 - Use the right tool for the job #2

 Use the right tool for the job、第二回は廉価なオーディオインターフェースについて。

 ガジェット楽器で作成した曲をWebで公開するにはたいていの場合デジタルデータに録音しなければなりません。音楽制作には手を出していなかったものの、PCは昔から使っていたので録音自体は問題なし。しかしPCはノイズのかたまりなのでマイク端子の利用は気が引けます。そこで初期に使ったのはクリエイティブ社のUSB Sound Blaster Digital Music LX。

http://jp.creative.com/products/legacyproduct.asp?category=1&subcategory=876&product=10246

 もともとはカセットテープのデジタル化と動画再生時のコンポへの音声出力を兼ねて購入したものでした。光デジタル端子もついていて安かったのです。
 しばらくはこれで過ごしていたのですが、Processingに手を出して動画を製作するにあたり動画と音声を同期するソフトが必要になったので、どうせならとSONAR X1 LEが付属していたローランド社のDUO-CAPTUREを購入。

http://www.roland.co.jp/products/jp/DUO-CAPTURE/

 これで録音をはじめて気づいたのですが、Sound Blaster Digital Music LXでの録音データはなんと実際のテンポより若干速くなってました。テンポが速いこと自体は以前から気づいていたのですが、すっかり送る側の問題だと思いこんでいたのです。まさかオーディオインターフェースが原因だったとは……。人生どこに落とし穴が潜んでいるかわからないものです(<-おおげさ)。
 とはいえDUO-CAPTUREに問題がなかったかといえばさにあらず、今度は録音データにノイズがたまーに入るという現象が。どうも録音中の振動が反映してしまうようで、DUO-CAPTUREでの録音中はできるかぎりおとなしくしていなければなりませんでした。ヘッドフォンでのモニターも避けるほどの徹底ぶり。あと、ものぐさな私にはレベル決めが意外にめんどうというあらたな問題も。
 というわけで満足するわけにはいかず、途中でZOOM H1での録音を試みたことも。

http://www.zoom.co.jp/products/h1/?lang=jp

 しかしこれはやはりマイクでの録音が主目的らしく、ライン入力での録音ではずいぶん音が変わる印象だった(リミッターのせい?)ので数回でやめました。しかしこのハンディレコーダー、何気にロングセラーですね。
 で、いまは何を使っているかと言いますと、TASCAM US-366。

http://tascam.jp/product/us-366/

 消費税増税前に思い切って買ってしまいました。選択の基準は光デジタルアウト端子とライン入力端子。てんこ盛りの機能はほとんど使ってませんが、テンポの件とノイズの件が解消したのでまあ購入した価値はありました。高級オーディオインターフェースと比べると音質が劣るという話もあるようですが(*)、素人に毛が生えた程度のアマチュアとしてはそんなにお金をかけるわけにもいきませんので、当分はUS-366を使い続けたいと思っているところです。

* http://www.dtmstation.com/archives/51901323.html

 というわけで今回は安物買いには気をつけろ、という話でした。

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