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突然降りてきたインスピレーションで腑に落ちた「満ちてゆく」MVのストーリー

先月とっても面白い体験をしたので記録しておきたいと思い、
この記事を書いています。

3週間ほど前、藤井風さんの新曲「満ちてゆく」のMVが公開されました。
今回の曲ももちろん本当に素晴らしくて、歌声、歌詞の深み、メロディ、
聴けば聴くほどじわじわと魂に染み込んできます。
風さんの歌詞には、どんなときもぶれずに「本質」が宿ってる。
だから好きなのです。

そして「満ちてゆく」のMV。
私はその中でどうしてもわからないことがありました。
それは、風さん演じる男性が最後教会で何を考えていたのか?
そしてその後ぱぁーっと表情が明るくなって、羽が生えたかのように走り出したのはなぜなのか?

そんな問いが生まれて二日後くらい。
突然その答えが下りてきたんです。

別にそのことについて考察していたわけでもなく、考えてすらいなかったタイミングで。
ほんとに何気なく過ごしていたときでした。
頭の中で「パチン」と何かが弾ける感覚があって、次の瞬間「そうだったんだ!」と、答えが脳に書き込まれたような状態になっていました。
一瞬の出来事でした……☆_☆

その時やってきたインスピレーションで、私の中で完成したストーリーはこうです。

風さん演じる男性(ずっずさんのブログによると、名前は穣〔ジョウ〕なんですね!)は、仕事がうまくいかずどん底だった。
そんなときふと、子どもの頃ある店でお母さんと一緒にピアノを弾いたことを思い出した。
再びその店を訪れ、久しぶりにピアノを弾いた穣。
その後訪れた教会で、「そうだ、またピアノを弾こう!」と思いついた。
愛されるため、認められるためにやっていた仕事をやめ、
自分が本当は大好きだったピアノをまた弾こう!
偽りの自分がしがみついていた成功を手放し、しがらみから解放され、
魂が本当に求める道を進むことを決めて、軽くなり満たされた穣は走り出した♪

歳をとった穣は、お店でピアノを弾いていましたね。

そしてそんなストーリーが私のなかで出来上がった数時間後、料理をしていたとき。またまた気づきがやってきました。

そうか、穣に子どもの頃のあのピアノの記憶を思い出させたのは、今は亡きお母さんだったんだ!
目には見えないけれど、お母さんが穣にメッセージを送っていたんだ。
だからあの時電車の中で穣は、お母さんの幻を見たんだ!

そう気づいてしばらく号泣!の私でした。。。

私の母ももう20年前に亡くなっています。
肉体をもって会えなくても、この私の細胞の中に、母が溶け込んでいる。
(母だけでなくすべてのご先祖様が、ですが)
本当はずっと一つだし、離れたこともない。
だから安心して手を放して、自分の人生を生きていこう。
そんなメッセージが感じられます。

でも、老人になった穣は、お母さんの絵を見て涙を流していましたね。
「お母さん」
この世界に自分を生み出してくれた人。
やっぱり、お母さんって特別な存在なんですね……
そして最後は自分も肉体から離れ、また意識の世界に戻っていく。
お母さんはもちろん、すべてが一つの源へと。

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もちろん、MVを見てすぐ私と同じストーリーを感じた方もいると思いますし、全く違うストーリーを感じている方もいると思います。
これはあくまでも下りてきたインスピレーションから私が感じたストーリーなので、「正解」ではありません。
見る人の数だけストーリーがあり、そのすべてが正解だと思います。

曲を通して、在り方を通して、どんな時もぶれずに本質を伝え続けてくれる風さんに感謝。
またMV観たくなりました~



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