【初めにうまくいかなかったら、またやってみよう〜ラーチ&サンストーン】
【初めにうまくいかなかったら、またやってみよう】
第31回【ゼリツィン®エリクサー自主勉強会】を開催しました。
今回は三斜晶チームの【7-2 レルヒェ&ゾンネンシュタイン】(ラーチ&サンストーン)を見ていきました。
ラーチ(ヨーロッパカラマツ)はマツ科の植物ですが、他のマツ科が冬になっても青々とした葉を保っているにもかかわらずラーチは秋になると茶~黄色に紅葉し、やがては地面に葉を落とします。
葉をつけたまま冬を越すことができないのです。
冬といえばモミの木がクリスマスツリーとして脚光を浴びているときに、ラーチは枝だけを残した(みすぼらしい)姿になります。
ラーチのエリクサーを助けを必要とするときには「他と違っているわたし」が
まわりより「劣って見える」時です。
常緑樹であることを「諦めた」ラーチも視点を変えてみれば優れた特性を持っています。
ラーチは日の当たらないところでは育ちにくく、高く高く幹を伸ばす必要があり、天と地を結ぶようにまっすぐな幹を立てます。
根は繊細で倒れやすく、日陰では枯れてしまうという弱さがあります。
ですが、ラーチはまだ植物が育たない崩壊地に真っ先に侵入するパイオニア植物(先駆樹)としても知られています。
標高2000mの厳しい寒さの地にも、岩場にも育つのだそうです。葉を落とすからこそ、降り積もる雪の重さに枝が折れることもないのです。
またラーチはマツ以上に豊富な樹脂を含み、その強さから船や家、家具、杭などの材としても重宝されてきました。
そして、さらにその燃えにくい性質から、山火事のときにラーチの森は、それ以上に燃え広がるのを防ぐのだそうです。
落葉したラーチの葉は腐敗しやすく豊かな土壌をつくり、他の植物が育つ環境を与えます。そして他の植物がまわりに育つのを疎外しません。
ほかとは違っていることでラーチにしかできない
「貢献」をしているのです。
ラーチの雌花は鮮やかな紅色をしており、天にむかってつきます。雄花も同じ枝についていますが姿は地味で地面に向かってつきます。
雌花と雄花のふるまいの対比からも、女性的な特性をラーチに見ることができそうです。
弱いけれども、持てる力を発揮することで強さが引き立つのです。
もうひとつのゼリツィン®︎エリクサーの要素である宝石はサンストーンです。
サンストーンは古代から太陽を象徴する石として見られてきました。
ヒーリングストーンとしても太陽神経叢(第三チャクラ)にはたらきかけ「わたしが光り輝く」ことを応援します。
他者との関わりの中で、自分の才能や能力を否定したり、挫折によって、自分を疑ってしまったり・・・自分を信じられなくなってしまっていたとしたら、サンストーンはそれらのネガティブな見方や感情を解放し、一面的な見方で限定していた自分の力を解放してくれます。
「どんな人にも自分を輝かせる力がある」にもかかわらず失敗や人の評価で、それを取り下げてしまっていたとしたら?
やる前から無理だと諦めていたとしたら?
失敗するイメージしか描けなくなっていたとしたら?
もし、やってみてうまくいかなかったとしても
「うまくいかない方法を経験して学んだ」に過ぎないとしたら?
そこから、どんな次の可能性を見つけられるか?
前例がない、とか、誰もやったことがない、という理由でやりたいことを諦めているときに、
「ラーチ&サンストーン」が、パイオニア精神を引きだしてくれると思います。
「初めにうまくいかなかったら、またやってみよう、もう一度やってみよう」
*ウィリアム・エドワード・ヒクソン(イングランドの詩人)
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画像は勉強会でシェアしたスライドの一部です。
次回の【ゼリツィン®エリクサー自主勉強会】は2月20日「ウィロー&ターコイズ」です。
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