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U-NEXTパイレーツの来期の展望 ~カギは「○○○」

みなさん、こんにちは。ファイナルステージが終わってから1週間近くが経過しようとしています。契約更改がどうしても気になってくるところですね。パイレーツ木下監督によると今回は正式な契約更改期間が6月上旬に設定される予定だそうです。それに先立って、内定という形で風林火山と雷電が全選手更改のアナウンスがありました。雷電の全選手更改は安堵した部分もありますが、どうやら今シーズンの去就の話題のメインがほぼパイレーツに一点集中しそうな様相でクルーとしては頭が痛いところです。

ただ、そうは言ってもいつまでも嘆いてもいけないので、前に向かって進んでいかないとですね。

1.クルーである僕がなぜ今、来期の展望を書こうと思ったのか

Mリーグが閉幕して、これから徐々に今シーズンのまとめがデータや動画いろんな形式で公開されていくでしょうが、その流れの中で去就の話題としてパイレーツの入替に言及する記事も中には出てくるのかなぁというふうに思っています。 

パイレーツの入替に言及する記事自体は悪くないと思うのですが、パイレーツの内情をよく知らない立場の人が、誰が入替になるかという点に一点集中して持論を展開する記事は パイレーツのサポーターの立場からするとあまり見ていていいものとは思えません。

今の入替ルールが続く限り、同じメンバーで長くチームを構成し続けていくためには、セミファイナルステージまでをコンスタントに通過することができるチーム作りが必要です。 パイレーツにとっては、今回の入替は「誰が足を引っ張っていたかを裁定する」ことが目的ではなく、今回の入替で「セミファイナルステージまでをコンスタントに通過する理想のチームをつくる」ことが目的なのです。

そこで、パイレーツの現状を踏まえて、入替を検討するにあたってどんな視点がポイントになりそうかという建設的な意見の第一歩がこの記事で書けるといいなぁと思って筆を執ることにしました。

(注意点)
以下、本文を書き進めていきますが、今回の記事の目的はあくまで入替を検討するにあたって個人的に考えるポイントを述べることにとどめています。 それをもとに「誰が入替になりそうか」という論点まで突っ込んで述べるのは個人のエゴの範疇に入ってしまうからです。 したがって、「誰が入替になりそうか」という結論を欲している方はこの記事からはそれは得られませんので、予めご了承ください。


2.モデルチェンジの型

入替にあたって、モデルチェンジの型についてみていきましょう。
昨シーズン、能動的なモデルチェンジをしたチームとしてKONAMI麻雀格闘倶楽部とセガサミーフェニックスがあります。この2チームのモデルチェンジは性格が異なるものでした。

フェニックスのモデルチェンジは既存の魚谷さん、近藤さん、茅森さんの下地を重んじて、そこに東城さんが追加された構図です。楽屋内の雰囲気など変わったことも多くあったと思われますが、東城さんの起用回数が既存選手と比べて少なかったこともあり、フェニックス外の人たちから見てみると戦力のカラーとしてはそれほど大きくは変わらない印象でした。

格闘倶楽部のモデルチェンジは既存の寿人さん、高宮さんの下地を残しつつ、伊達さん&滝沢さんというエネルギッシュな戦力が加わる形になりました。 チームの采配方針も「寿人さん主体」から「みんなで闘う」方針に大きく舵が切られ、格闘倶楽部外の人たちから見てもかなり大きくモデルチェンジした印象です。

パイレーツには、どちらの型に近いモデルチェンジを選ぶのでしょうか。今まで築いてきた下地を重んじるのであれば入替人数は1人がベースになるでしょうし、大きくモデルチェンジをはかりたいのであれば入替人数は複数がベースになるでしょう。 正直これはどちらの方がパイレーツに合うのかは僕にはわかりません。 ただ、入替を検討するうえでの考え方の要素の1つには入っているとは思います。


3.二の矢をどこに求めるか

おそらく今回の入替の検討にあたって1つ大きなポイントになりそうなのは
「二の矢をどこに求めるか」というテーマに対する答えだと思います。

これまでのパイレーツの4人は選手間の人間関係的なバランスが絶妙に良かったのですが、戦力的には小林さんに負担が偏る場面が多い印象でした。 そこで小林さんに続く二の矢を来期以降どこに求めるのか

特に小林さんは他のチームのエースもしくはリーダー級の選手とは異なり、同日の連闘を好まないという大きな特徴があります。 よって他のチームと比べて相対的に二の矢の存在自体が重要であるともいえます。

さて、急に「二の矢」というワードが多発しはじめましたが、この「二の矢」の意義自体もそもそも検討の対象になるのかもしれません。

○小林さんの個人成績が下降気味のときに積極的に起用したい選手?
○安定的にプラスポイントを持ち帰るのが期待できる選手?
○チームの成績が下降気味になった時に反撃のムードを作り出せる選手?
○シーズンの終盤戦、緊迫感のある試合を任せられる選手?

人によって「二の矢」にもいろいろな理想のイメージがあると思います。個人的に一番注目しているのは、セミファイナルシーズンまでをコンスタントに通過することを前提として

という点です。今期、セミファイナルの最終節、メンバー入替がかかっているチーム史上最大の危機的状況でも小林さんの連闘は無かったので、来期以降も基本的にはレギュラーシーズン、セミファイナルシーズン、ファイナルシーズンの最終節に関しては、特別の事情がない限り、1試合を小林さん、もう1試合を別のどなたか という布陣がメインになると今のところ想定されます。今期までの結果を受けてそのもう1試合の担当が誰が担うのか?
○朝倉さん?
○石橋さん?
○瑞原さん?
○新加入選手?

コンディションに応じて担当を1名固定ではなく、担当を2名にしてどちらかが試合に臨むという考え方もあると思います。その場合も組み合わせが
○既存選手(朝倉さん、石橋さん、瑞原さん)の2名?
○既存選手の1名+新加入選手1名?
○新加入選手2名?

と選択肢が分かれてきます。

もちろん各ステージの最終盤だけが大事というわけではないのですが、通常最終盤は次ステージへの通過の可能性も敗退の可能性もある緊迫した状況で迎えることのほうが多いので、このテーマに対しての答えも出せるうえで今回の入替自体の結論も出るのではないかなぁと予想しています。 実際、このテーマの結論によっても新しく迎え入れたい選手のイメージも変わってくるのではと個人的には考えています。


4.その他あると「なお良し」な事項を超ざっくりと

戦力面でいうと、連闘がきく選手は魅力的かもしれません。勝負所での連闘の采配はクルーも高揚しますし、相手チームにも強いメッセージを与える効果もあると思います。

チームワークという観点からいうと、ありきたりなことにはなりますが、残った選手との相性が良い選手の方がいいに越したことはないでしょう。 短い感じるようでも長いチーム戦なのでね。
あとは経営的な面を考えるとグッズが売れそう等お金をたくさん落としてくれる人がいるかどうかという点も考慮されるかもしれないですね。


5.最後に

ここまで、自分の考えているパイレーツの来期の展望を書いてきました。今回書いてきたテーマに対する考えは読者のみなさんそれぞれ考えがあると思います。私情もそれぞれ違いますしね。

あと、これが来期の展望の全てだとも全く思っていませんし、当事者にしかわからない事情もあるかもしれません。
本当は個人的な願望も言葉にしたい気持ちはヤマヤマなのですが、それを書き始めてしまうとこのnoteの記事が台無しになってしまうので、今回はやめておくことにします。

今回の入替で「コンスタントにファイナルステージで闘えるチーム」にパイレーツが近づき、一人でも多くのパイレーツ号クルーが、今回の決断に納得できる結果になることを今は祈っています。

ここまでお読みくださりありがとうございました!



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