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【デブス】婚活で何を着るのか問題

こんにちは。2歳の娘をもつワーママの町田さちです。

早いもので街中にはクリスマスツリーが飾られ、暗くなる頃には灯りが点り華やかな季節となりましたね。海外に於いてクリスマスは家族で過ごすものという認識だそうですが、日本にいる私たちにとってはカップルのための季節。【オタク】な【デブス】の私にとっては「ひきこもる時期」でしたけど。…ほら、いろいろ忙しいから。

とはいえ、婚活を始めたら一番動いておくのがいいと思うのがイベント前。つまり11月頭から12月にかけての今。そんな中で私が抱えていたのが「何を着て行ったら良いのかが分からない」ということでした。

婚活しよう、合コンに行ってみよう、お見合いしてみよう、マッチングアプリに登録してみよう、デートに行こう…いろんなタイミングで襲い掛かってくる重大問題。慌てて本屋に駆け込み、「モテ!!」「好感度!!」「可愛い!!」というメッセージを発しているファッション雑誌を手に取るものの、眼が滑る。確かに可愛いが、これって細いから似合うんであって、【デブス】の私は似合うのだろうか。そもそも私の入るサイズの服はあるんだろうか。

…いかん、つい眠気が。

巻末に載っている「アラサー女子のお金事情」やら「生き方マニュアル」や「星占い」まで読み込みつつ、情報をインプット。いざショッピングに出かけるとさらに壁にぶち当たる。【イラッシャイマセー】が怖くてお店に入れないぃぃぃぃぃ。あの店員さん、私のことチラっと見て笑った!絶対に合わないと思ってる!ちくしょう、こんなお店見るもんか!

こんなこと考えていたのは私だけでしょうけど。自意識過剰でプライド高い【デブス】で【オタク女】な私は、服選びが本当に悩みでした。道行く女の子たちがみんな可愛く見えて、「何が違うんだろう」「痩せているから似合うんだよね」「どこで見つけるんだろう」と思い、最終的に【私は太っているからモテない】【私は太っているから婚活がうまくいかない】【私は太っているから結婚ができないんだ】と落ち込んでいました。

「じゃあ痩せたらいいんじゃん」ハイ、その通り。でもね、私は痩せることが出来なかったんです。婚活期間通じてダイエットには取り組みましたが、結果1キロも痩せず。そして指摘されて気づくのです。

婚活がうまくいかない理由を「太っている」ことにして、逃げている、と。

世の中、太っていても結婚している人は多い。(ブスでも結婚している人は多い。)太っていることを理由に離婚される人はほぼいない。(ブスを理由に離婚される人もほぼいない。)っていうことは、太っていることが結婚できない理由にはならない。じゃあなんであの人たちは結婚できているの?太っていても人気の芸能人と私の違いは?

そう。太っていてもね、着られるモテ服はあるのです。雑誌のモデルのように格好よく決まらないかもしれない。でも、別にそんなこと全然問題じゃなくて。自分に似合うモテ系の服を、自分らしく着られればいいんです。そのままの自分、あるがままの自分を受け入れ、それを男性目線で仕上げればいいだけのこと。

ちなみに服で悩んでいるのは【デブス】だけではありません。婚活の世界には痩せている子や可愛い子でも着る服に悩んでいる子がいました。細すぎてジャストサイズが5号か3号サイズなので、自分に合うサイズの服はほぼ無いという子。胸が大きいので、似合う服を着ても胸が強調されていやらしくなってしまうと悩んでいる子。なんだ、私だけじゃなかったんだ。

既製服って、そのターゲット層の平均の大きさに合わせて大体の人に合うサイズで作られているから、実はジャストフィットすること自体とても難しいこと。だから「デブスだから見つからない」のではなくて、「みんな見つからない」のが本当のところ。みんな見つからないから、服を探す努力をしている。その努力を怠っていたから私は【非モテ】の【デブス】だっただけ。服を使って、私はどんな人で、どんな魅力を持っていて、どんな生活を送りたいのかを発信する努力をすればいい。

じゃあ、私の魅力って何だろう。私らしいって、何だろう。私は周りにどんな人だと思われたいんだろう。男性とどんな生活を送りたいんだろう。

実は、服選びをするうえで大切なのはここ。婚活ファッションに於いて、大切なのは流行に乗ったお洒落をすることではなくて、自分がどういう人であるのか、どんなことを望んでいるのかを一目でわかるように表現すること。そのためにはまず、自分が結婚して何を叶えたいのか、何が叶ったら本当に幸せなのか、そのためにはどんな相手と結婚したいのか。ぜひ考えてほしい。

考えても結局服はわからないよ!って思う?

大丈夫。ちゃんと自分の考えを出せると、不思議と服は見つかるから。あなただけの答えが、見つかりますように。

2020年11月4日 町田さち

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