見出し画像

2023年7月7日福岡サンパレス「the TULIP」

七夕じゃない7月7日のコンサートのレポートスタート!!

この日のメンバーの衣装は…。
上田さんが明太子(バラ)シャツ、宮城さんはエンジシャツ→ブルーシャツ、姫野さんは緑と黒の横シマシマカットソー→黒のシャツ→ホークスユニフォーム、財津さんが濃紺シャツ→7月7日Tシャツでした。

地元福岡での公演ということもあって、何だか拍手👏の音があたたかく聞こえます。

姫野さんのキーボードプレイに👍したり、宮城さんのベースプレイに👉したり、ドラムには👊とコブシを前に出しグリグリしたと、👍👉👊の回数がいつもより多く、財津さんもめっちゃノリノリの様子。

初っ端のMCでは遅れてきたお客さんに「今、いらっしゃった方がいます、拍手〜👏」と久々の遅れてきたお客さんいじり(笑)。会場からの盛大な拍手で着席したお客さんは恥ずかしかったかもしれませんが、一生の思い出になったのではないでしょうか。

財津さんがキーボードに移って姫野さんがメインボーカルの曲では、この日も間奏で宮城さんが財津さんの後ろへ…。東京のように頭をクンクンはせず、財津さんの後ろでヒョコヒョコしてました(笑)。そんな行為を「宮城、何で後ろにいるんだよ!」ってな迷惑を装った楽しそうな顔をする財津さん(楽しさが勝ってるから、はにかんだような笑顔になっていて、これがカワイイ!)

安部さんの曲ではステージにギブソン335が登場。不意の335の登場にビックリするとともに、安部さんの様々な思い出が頭を巡ります。

MCで宮城さんが10年前の福岡サンパレスで安部さんが「皆さんのお許しをいただけるのなら、50周年をやりたい」と話していたと仰っていましたが、あの日、あの時、しっかりとその発言を聞いていたから、安部さんの発言にめちゃくちゃ大きな拍手👏をした思い出があるから…💧。

間奏ではスクリーンが降りてきて、安部さんの色んなショットが映し出されます。

あのボソボソな喋り声、ちょっとはにかんだ笑顔、カッコイイ&セクシーなギタープレイ、某曲で姫野さんと並んで、目で合図をしながらギターを弾き始める二人の姿(今回は尾上さんが後にいるからそれがないんですよね…)、いっぱい、いっぱい色んな安部さんが思い出されて、そして、安部さんがステージにいないんだと9年もたったのに改めて思って号泣でした。

もう一度、安部さんのギターを聞きたい、叶わないけど、やっぱり聞きたいよ…。

曲終わりのMCでは財津さんからも安部さんのお話。「オレ、歌うのはあんまり好きじゃないっちゃ」とあんまり歌いたがらない安部さんに「TULIPというバンドはみんな歌うからアンタも歌わないかんバイ」と財津さんが言ってシブシブ歌わせていたらしいのですが、しばらくすると味をしめて(?)、ステージではよく歌うようになっていたとか(笑)。

安部さんの曲終わりのしんみりな会場の雰囲気が、財津さんの安部さんエピソードで変わったように思いました(この後にノリノリな曲が続くので、空気を変えた財津さんはさすがだと思いました)。

さて、怠けきったコーナーは…。

あまりにも節操なく、自由に話しすぎるのでコーナー名を「怠けきったコーナー」に変更しますという財津さんの言葉のあと拍手が結構多く感じたのですが(ちなみに、私は毎回シッカリ👏をしています😅)、財津さんからも「今までコレを言ったコンサートの中で拍手がいちばん大きかったです!」と仰ってました。

「今日は湿気てますね」という財津さん。姫野さんの方を向いて「あなた大変ですね」と(笑)。
姫野さんの足元に扇風機があるとこをバラし「髪が短いから(風で揺れず)わかんないですね…」と財津さんが言うも姫野さんの反応悪し。
で、「ごめん、聞いてなかった!」と…、おぉ、いつのもキターー(笑)。
「あんたね〜」と珍しく博多弁で突っ込む財津さん(笑)。
「扇風機があるから涼しいね」と姫野さんに改めて言うも「今日、ちょっと弱めなの。失敗したなぁと思ってて、もうちょっと強にすればよかったなぁと」と姫野さん。
「今、強にすればいいじゃん!」と財津さんが言うも「いや、大丈夫です」と断る姫野さん(何故に?(笑))。
「わかった!強にしたらカツラが飛ぶからだろう!」という財津さんに「イエス」と即答な姫野さん…(笑)。
いや多分、財津さんは「違うよ〜」の返答が欲しがったんじゃないかと…😅。
予想外の即答に、若干、戸惑いつつも「薄いねそのカツラ(笑)。本物のように見える」と結構失礼な事を言っちゃう財津さん。
またまた姫野さんの反応がうすく、本気で怒っているかと「本物ですって言ってよ」と少し焦る財津さん(笑)。
それに対して、普段通りに「なに?」と聞き返す姫野さん(笑)。
どうやら財津さんの言葉が「ワオーン」として聞きづらかった様子。
「安心した。聞こえてないんだ!」とホッとする財津さん(笑)。
焦るくらいならキワドい発言をしなきゃいいのに…(笑)。

郵便番号から実家の住所を言われてから紹介された上田さんは「西門蒲鉾の次男坊、上田雅利です!」と自己紹介。
「次男坊だから自由な生活をさせてもらってるんだ」という財津さんに「そうだね。兄貴には感謝してしています!」と、それに対して「お兄さんありがとう!」と財津さん(笑)。
本番前にお兄さんが蒲鉾を届けに来られたそうです。
蒲鉾も博多名物にしたい上田さんですが、「天ぷら」が博多名物だと。
前もってお店を調べておいて、そのお店に行く前に大濠公園を2周し(ホントは3周するつもりがお店の閉店時間がコロナで早くなったということで2周にしたそうです)、ホテルに戻ってシャワー。シャンプーをしようと思ったら文字が小さくてどれがシャンプーかわからない、これでいいや!とかけたのがボディシャンプーだったそうです(笑)。
その後、急いでドライヤーをしようとドライヤーを探すも、壁に設置してあるタイプで、壁の色と同じだったために少し時間を要したそうで、タクシーに飛び乗って急いでお店に向かうも、間に合わなかったそうです…😭。
いつも行く「shin shin」の本店に行って、ラーメン、焼きラーメン、やきめし、餃子とビール🍺4杯を食べたそうです。いつも思いますが上田さんけっこう食べられますよね。でもあの体型の維持、すごいです!

一曲目の練習はこの日もあり!
財津さん曰く「練習して強制的に歌ってもらう、練習したんだから『知らない』とは言わせない」だそうです(笑)。
姫野さんが「一階の方だけ」と言ったら財津さんが「一階に住んでる方」と言ったり、客席だけに歌わせようとしたら上田さんも歌ってしまい「一階の人だっていったろ、なんで歌うんだよ!蒲鉾の食いすぎじゃないか!」と財津さんに怒られたり(笑)、2階席だけの練習の際にまたまた歌いそうになった上田さんが「今、歌おうとしたでしょ。竹輪の食べ過ぎじゃないと」と財津さんに言われちゃったり(笑)、会場みんなで歌う時に財津さんがまだ話しているのに上田さんがドラムを叩き始めちゃったり(笑)と、なかなか楽しい練習時間でした(笑)。
財津さん曰く、マクスをしていても(歌って)マスクがズレるのが見えて、歌っているのがわかるそうなので、皆さんちゃんと歌いましょう!

さて姫野さんのMCは…。
「博多の街がどんどん新しく生まれ変わって、思い出の場所とかがなくなって寂しい気持ちがある」とのこと。
昔、安部さんとよくつるんでいて、天神交差点のフクビルのヤマハで待ち合わせをしていたそうです。
まだ安部さんが大学生で、姫野さんが高校生で(ここで財津さんが「犯罪じゃん!」とツッコミ😅)、安部さんが岩田家の呉服売り場でベージュのスーツを着てアルバイトをしていたそうです。
「そんな思い出(の場所)とかどんどん無くなっていくなぁって。須崎公園も無くなったんですよね。でも寂しい反面、新しく鳴って嬉しいなと複雑な気持ちなんですけど…」と。ここで「須崎公園が無くなって悲しい理由はなに?」と財津さん。アマチュア時代、千葉さんと一緒によく練習していたそうです。
「どんな曲を?」「サイモンとガーファンクル…」「どんな曲かやってみて」と姫野さんのサイモンとガーファンクルが聞けるかしら😍となったのですが、ギターの音がオフになっていて聞くことが出来ずに残念…😭。
姫野さんが安部さんとのアマチュア時代の思い出を語るのを聞いたことがなかったので新鮮でしたし、なんかジーンときちゃいました。

宮城さんのMCは…。
初めて博多に来たのは21、2歳の頃で、有名なラーメンに挑戦しようと思ってラーメン家さんに入ったら(豚骨の)臭いに圧倒されて、「これは無理かも…」と思いつつ食べたら美味しくて、2回、3回と食べるうちにラーメンは豚骨だよなぁとなったそうです。
その豚骨ラーメンを初めて食べた頃、渋谷に住んでいたそうで、毎日明け方までやっているお店で飲んでいたそうです。
「あの頃だったら上田さんに負けないと思います。ちなみに上田さんのビールジョッキの最高記録は?」と上田さんに聞いてみると「14杯」との答え😳。
宮城さんは13杯で「負けた〜」とのこと。ちなみに姫野さんは「ぼく、9杯」だそうです(笑)。それでも宮城さん、サッポロピール園で記録をつける作っららしいです。そんな酒豪自慢(?)な話で「謎掛け」はありませんでした。ないと寂しいなぁ…。来週はご当地謎掛け聞きたいですね。

後半は一曲目から総立ちでノリノリ。尾上さんにあわせて両手を上げて(四十肩で全開では上げられないケド😅)、パンパンと手拍子👏するのがホント楽しい!!

そうそう、後半の某曲では間奏の時に尾上さんに財津さんが投げキッス!!
羨ましいぞ、尾上さん!(笑)

福岡でのアマチュア時代にはどんな仕事でも引き受けていて、ニッセイビルの屋上のビアガーデンで演奏するお仕事をやっていたそうです。
当時のお金で一回の演奏で200円くらい。お金の問題ではなく、人前で歌えるだけで嬉しかったというお話も聞けました(今は随分変わってしまって「お金がないと歌えない」というオチでしたが(笑))。

本編最後曲はいつものあの曲なのですが、よくよく稽えるとセンターの二人(財津さん、姫野さん)がキーボードで後にいるという曲なんですよね。
なんとなくバンドの最後の曲ってメンバー員が前に出ているイメージがあるから、いつも不思議だなぁって、でもこれがTULIPらしくていいなって思ったりしています。

アンコールもノリノリノリ。
アンコールの一曲目の後半では、昨日は財津さんと一緒に天を指差す振り付けをできてちょっと嬉しかったり🥰。

財津さんがエレキギターに持ち替えてのあの曲では、客席への煽りがいつもよりいっぱいで(静かだからの煽りではなく、ノッてるからこその煽り)、それに応える客席の歌声もめっちゃ迫力がありました!

2回目のアンコールでは姫野さんが「最後にまた大きな声で歌いたいと思います」と言ってしまって「最後じゃないや、まだ最後じゃありません!間違えました、(財津さんに向かって)ゴメン。」とお茶目な間違いをして大笑い。

最後のMCでは「みんな浮足立っています。こんなじじぃになってもステージに立つと青春時代に戻っちゃうんです。美奈さんもそうでしょう!」と財津さん。
そのとおり!会場全体が大きなタイムマシーンになっていて、みんなそれぞれの青春時代に戻っているのです!

最後の曲の間奏では久々に尾上さんのところに行く財津さん。後に立って左右ヒョコヒョコしてました(笑)。

全曲終わってからの小泉さん、田中さん、尾上さんとのハイタッチも勿論あり!
でもなんでも尾上さんだけ両手ハイタッチ?羨ましいぞ、尾上さん!(本日2回目(笑))

整列した時に宮城さんが財津さんのお腹を指差して、自分のお腹と比べるジャスチャーをするも財津さん気が付かず…(笑)。
そんな事をしているからお辞儀のタイミングに合わなかった宮城さんを財津さんがコツンしてからのバックハグ!!
羨ましいぞ…(以下略(笑))。

安部さんのお話しがたくさん聞けて、泣いて笑って、本当に楽しい、特別だけど特別じゃない、特別じゃないけど特別な、素適なコンサートでした!

この日、この場所でのコンサートを行ってくださって、本当にありがとうございました!!