2024年2月18日東京国際フォーラム「the TULIP アンコール公演」
去年の7月に「嘘つき」発言をした東京国際フォーラムでのアンコール公演、アルフィーの坂崎さんなどの有名な方々も客席にいらっしゃったとか…。
そんなちょっと特別なコンサートでもいつも通り「やっほ~」でスタート、この日は財津さんかな?
この日のお衣装は、姫野さんがSDGsの緑系半袖シャツ、上田さんは赤の小さいお花柄のシャツ、宮城さんは白にカラフルボタンのシャツ、財津さんは濃紺シャツ&ブラックデニムでした。
1曲目のイントロのカッコ良さはいつも通り、そして後半の財津さんの投げやりっぽいギターストローク(わざとですよ!)にちょっと笑ってしまうのです。
3曲目のツインボーカルな曲ではやっぱりギターを弾く財津さんがめっちゃ格好良いのです!
それと、この曲でなんかギターをぴょこぴょこしていたような…。
財津さんがキーボードに移ってからの姫野さんボーカル曲。財津さん、そんなにキーボードで活躍はしてないんですけど😅、短いフレーズをめっちゃ真剣に弾いている姿が最近の私のツボです(笑)。
姫野さんのMCは東京仕様かちょっと淡白。
マクドナルドや地下鉄などが珍しかったというお話でコインランドリー話はありませんでした。
スタンディング曲ではやっぱり財津さんにちょっかいを出しに行く宮城さん…(笑)。
そんな財津さんは、キーボード位置から尾上さんにボディーブローかましてました(笑)。(ちゃんとそれにノッてくれるおのちゃん優しい!)
安部さん楽曲の宮城さんMCはカナケンと同じくご自宅に安部さんが訪ねてきたエピソード。
恥ずかしそうに言った「近くに用があったけん寄ったんたい」が安部さんの声で脳内再生されます。
安部さん楽曲はメンバーみんなが変わり替わりで歌うのですが、この日の財津さんは宮城さんのパートや上田さんのパートを口ずさんでいました。
小泉さんキーボードソロでの財津さんは、まずは腕組み師匠モードから、両手を広げてビームを出してみたり、何かを拾い集めるふりをしてそれを小泉さんに投げつけてみたり…やりたい放題でございました(笑)。
さて、生ギターコーナーは…。
暗転し「財津さ〜ん」と客席から声がかかると「なんですか」と答える財津さん(笑)。
昔は「黄色い声」だったのが、今は「茶色い声」に変わりましたね、と客席いじりからスタート(笑)。
「嬉しいことなんですか、今、男性が叫んでましたよね。暗くなってから…」と言ってから「もうこの業界にいないかもしれない…」とちょっと落ち込む財津さん。んん?と思っていると、「『暗転』って言わなきゃいけなかったんだよね」と。
そんなことで落ち込まないで〜(笑)。
昔は隠れキリシタンのように隠れていた男性ファンが、今、出てきてくれたことが嬉しいとのこと。
ただ昔、男性が「TULIPいいね」と言ってくれていたらTULIPというバンドの人性が変わっていたかも…。もっと大きな会場で(コンサートを)やっていたかも…なんて恨み節も(笑)。
朱印船に乗って来たような人と紹介された上田さんは、前日、皇居の周りを走ったそうなのですが、女性や子どものなどに抜かれて、早歩きのウォーキングの人も全然抜かせず残念な気分になったそうです。
それでもビールはおいしいということで、イタリアレストランで瓶ビールを頼んだら一杯目を定員さんが注いでくれて、その注ぎ方がとても上手くて二杯目も注いで欲しかったそうです(瓶ビールの二杯目は手酌なので…)。
さて、この日のテツ君はキャンプのお話。
2回ほど野犬刈りに間違って連れて行かれたことのあるデツ君は車が苦手。
蒲鉾屋さんの従業員の皆さんと一緒にキャンプにいくことになって、車にテツ君はを乗せようとしたのだけど、拒んで乗せるのが大変だったそうです。
でも、海辺のキャンプに行ったら楽しかったようで、翌年からキャンプの準備だとわかると自分から車に乗り込んでいたそうです(テツ君頭の良い!!)。
生ギターコーナー1曲目はメンバーが変わり替わりで歌っていくのですか、珍しく宮城さんパートで歌いだそうとしちゃった財津さん…😅。声を出す前に気づいたからごまかせましたが、ちゃ〜んとバレてますよし!(笑)
宮城さんのMCはメンバーの呼び方(上様、姫様、宮様、じぃ様)の話から、「じぃ様」と言われてダブルピースな財津さん、相当気に入っているのかな?
この日は「弁財天ってのがいるよね?」と別名称?を言い出す財津さん。「便座」じゃないよとも…(笑)。
そんな財津さんを無視して話を進めようとする宮城さんに「Z世代」と食い下がる。
「みんなZ世代じゃない、(俺)Z世代」と(笑)。
しかしこれも「Z(ゼット)ってだけでしょ」宮城さんに軽くあしらわれるのでした…😅。
ご当地謎掛けは2つやるという宮城さん。
「神田の銭形平次」とかけて「両国のお相撲さん」ととく、そのこころは、どちらも「ほし(ホシ・星)」をあげます。
中くらいの拍手とメンバーの微妙な顔…(笑)。
続けざまに2本目。
「月島」とかけて「謎掛けをやっているドヤ顔の宮城」ととく、そのこころは、「どんなもんじゃ〜」
パっとしないメンバーに「東京の人じゃないとわからないかな」と宮城さん😅。
財津さんはもんじゃ焼きを1回しか食べたことがないそうです(東京に住んでいても食べないのか…)。
1部最後のMCで宮城さんの謎掛けをむし返す財津さん(笑)。
「いつもはウケるんですよ!今日はね…。どうして…」と聞こうとする財津さんに食い気味に「面白くないからですよ!」と答える宮城さん(笑)。
「わかってたの?」という財津さんに「思いつかなかった?」とフォローする上田さん。
「一番面白くなかったのはどれだった?」と聞く財津さんに「月島…」と答える宮城さんなのでした(笑)。
そしてグッドニュースな「トイレタイム」のお話。「僕も待ちかねています」という財津さんが姫野さんに同意を求めるも「ぼくは大丈夫です」と。
「うんと言えばいいのに、生々しくなる」と財津さん。確かに生々しいかも(笑)。
ここで「姫野さんは(寝たら)一回もトイレに行かない」と宮城さんが言ったの勘違いした財津さん。
「1部と2部の間は行かないの?」と聞くと「行きます。2部で我慢できなくなると困るのでとりあえず行きます」と答える姫野さん。
転ばぬ先の杖で行くだけで「行きたい!」と思って行くのではないそうです。
「若いよね。ぱっと見40代」と姫野さんを褒める(?)財津さん。
「40代はないですよ」と笑いながら姫野さんが言うも「50代?」と宮城さんに同意を求める財津さん。しかし「60代」という返答が…(笑)。
「近くで見るからじゃない、遠目で見ると40代、50代…」と続ける財津さんに「(お客さんも)笑ってますよ」と無情な宮城さん(笑)。
そんな会話を聞いて「なんか財津さんに奢りたくなったなぁ」と照れながら姫野さん。そして「宮城くんには奢らない」と…(笑)。
「こんな好き勝手な事を喋って早50数年。こういうのを『腐れ縁』っていうんでしょうね。お客さんとも『腐れ縁』ですよね👏。汚い言葉ですけど良い言葉ですよね。本音で付き合おうって言葉じゃないですか👏。」
トイレトークからの「腐れ縁」なお話しでビックリしつつも、そう思ってくれている財津さんの気持ちが嬉しいのです!
そして最後の曲はタイトルが長いのでZ世代の財津さんタイトルを「◯◯◯◯」と短くするのです(ここでまたZ世代をむし返す(笑))。
2部の1曲目は躊躇なく立ち上がれるのが嬉しい!
このあたりから客席のボルテージも上がっていきます!
久々のヒット曲の紹介MCでは「心の旅」のボーカルチェンジなエピソードのあとに、6ヶ月かかってオリコンの1位になれた話、そして「私の彼は左利き」に一週で抜かされた話(笑)。
心の旅がヒットしてから人気が出て5人のメンバーがバラバラに暮らせるようになったそうで「僕は年上だったので一人で高円寺に、姫野くんと亡くなった安部くんはおしゃれな白金台に、上田くんと吉田くんというのが当時いたんですけど、どっかに…覚えてないですけど…」と珍しく吉田さん名前が…。
上田さんからの報告を聞いて、多分、財津さんなりの追悼だったのではないかと思いました。
その後は、高円寺のマンションでドアにカギをかけずに寝ていたら勝手に入ってきた女子高生に起こされた話。
レコードは売れないけどコンサートはいつも満員、よく見ると同じ顔だったという話。
「そのおかげで今日も皆さんと…。言っていいですか、『強い絆』で結ばれているんです」
この日の財津さんは「腐れ縁」「強い絆」とファンとの繋がりを思う言葉が多くグッときてしまいました。
ピンクのライティングがピッタリの楽曲のMCでは姫野さんの二人のお孫さんの名前も出てきたりしました。
今の姫野さんが歌うのが好きだなぁと「長い付き合いですけど、二度目の恋をしてしまいました」と財津さん。
楽曲を姫野さんが歌っている間、嬉しそうに姫野さんをみながら演奏する財津さんに、姫野さん愛の大きさを感じるのでした!
青春な楽曲は、この日までそんなに気になっていなかったライティングが実はめっちゃステキなことに気づき…(今更でスイマセン😅)。
財津さんの歌声とライティングの相乗効果でいつも以上にグッときてしまいました。
本編最後の楽曲はどこで立つ問題がありますが(自分の好きなタイミングで良いと思います)、あのタイミングで立ち上がる方が多くて「おおっ!」となりました。
アンコール1曲目はある部分で財津さんのギターストロークと手拍子を合わせる方が多いのですが、この客席の手拍子を意識しているのか財津さんのストロークが大きくてめっちゃカッコイイのです!
そして姫野さんが間奏でステージを走るあの曲で事件が…。
珍しく上手側から先に走っていった姫野さん(TVカメラが上手側にあったからかもしれません)、上手側から下手側に移動する時に、広いステージなので全力疾走されたからなのか舞台の中央付近で視界から消えた…。
どうやらギターを抱えたまま転倒されたご様子。
財津さんはその瞬間、小泉さんの方を向いていたの気が付かず、客席の声で異変に気づき振り返った時には姫野さんは立ち上がっていたのでした。
そして何事もなかったように歌いきった姫野さんスゴすぎる!
曲が終わって「長くやってるといろんなことがあるね」と財津さん。
どうやら左頬から出血されている姫野さんにタオルで拭く洋に促し「惨劇になってしまいました」と。
「血が赤くて良かったね。若い証拠だよ!」と場を和ませる財津さん。
「上田くん何があったかわかる?」と財津さんが聞くと「ワカンナイ」と上田さん。
「後で説明する!」と財津さん。
確かに、上田さんの視力であの距離での出来事&演奏に集中だとわからないですよね。
そんなハプニングがあっても財津さんがエレキギターに変えての楽曲は客席からの大きな歌声で大盛りあがり、エレキギターのクルッも健在でしたよ(めっちゃカッコイイ!!)
2回目のアンコールでは左頬に絆創膏を貼って登場の姫野さん。
客席からの「大丈夫?」の声に「だいじょうぶだ〜」と答える姫野さんなのでした。
そして、姫野さんがピンチになるとどうにかカバーしようとする財津さん…。姫野さんにボーカルを奪われた楽曲で、いつも以上に真面目にギターを弾く財津さんの姿がありました。
メンバー紹介前に姫野さんにコメント促す財津さん。
「今日は皆さんに心配かけましたけど、大丈夫でした!ありがとうございました。足をちょっと躓いてしまいました。大丈夫です、心配しないでください」
本人の言葉にホッとする客席。
「健気に歌いました〜!」と財津さん。
そしてメンバー紹介の最後に宮城さんが「ハッピーバースデー」を歌い始めます。
メンバー、客席も宮城さんのベースに合わせて歌います。
突然の事に驚く財津さん「忘れてましたよ。本当にビックリしました。やっぱりサプライズっていいですね!」👏👏
最後の曲はステージと客席が一体になって大合唱!間奏では姫野さんにピタッと寄り添う財津さんなのでした。
2度目の「嘘つき」発言はなかったけれど、様々な出来事があって忘れられない夜となったのでした!