お疲れの様子

1/4昨日弟がこっそり帰った。今生の別れの可能性もあるが、帰ってしまったものはしょうがない。

祖母の部屋に人感センサーを置き、祖母が動くと受信機から音楽が流れ青色LEDが点滅する。昼間は手が空いている人、夜は父が対応することになっている。が、たまにセンサーの電源を切ったまま忘れ、祖母が部屋で唸っていたり、戸を叩く音で呼び出されることがある。

エンジニア的にはセンサーを二重化して、確実に検知する状態を実現したいと安易に考えがちだが、呼び出される側の負担を考えると、少々アナログの方がいい場合もある。

朝昼はご飯をしっかり食べたが、夕食はなんだか眠そうで元気がない。ご飯が気に入らなかったのか?昨日の歌いすぎで興奮して疲れたのか?

そういえば、去年くらいから午前も午後もお昼寝するようになり、寝ている時間が増えた。寝たきり老人というよりは、眠たそうで寝ている老人という感じだ。夕食も父に食べさせてもらっている時も、目を閉じていたり、頭を椅子の背もられにつけてたりと、うとうと気味。それとも、今日は祖母の食欲を刺激するフルーツが食卓にないせいか?

食事全介助のときも、自力で箸を使って黒豆を食べる時も見ているので、なんかだ一進一退だ。とはいえは、赤ちゃん返りしていたり、頭がわけわからん状態になってたりするのを見てると、介護って一体なんだろうと思う。

赤ちゃんのお世話と似てるけど、向かっているゴールは全然違う。生と死、真逆だ。難しいな。とほほ。


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