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世の中の怒れる人たちへ

 最近気づいたことがある。
私の周りには怒れる人が多いと言うこと。

 幼少期から振り返ると、まずは母親。
いまでは”暮らしの手帖”を読んでそうな、
味噌汁はお出汁から!的な母なのだけれど、
昔は何かにつけてイライラしていたイメージしかない。子供だった当時、なんで怒られたかなど考える間もあたえてくれぬまま、母の虫の居所が悪いと、大体トイレの前で頭を引っ叩かれた。悲しいことに小学生時代の母の記憶と言えばいまでもトイレの前を思い出す。

 母だけではなく父親からもよく怒られていた。
1番記憶に強く残っているのは、私が雨が好きだといったら(多分雨だと家族みんながリビングにいるから好きだったのだと思うけど)
”雨が好きなのはお前が暗いからだ”と怒られた。あとひとつは、これもなんでだったかは
忘れてしまったが、1メートル吹っ飛ぶくらいの強さでたたかれたこともある。(飛距離に関しては個人の感想)

 そして前述のとおり、社会人になってからは、
会社の上司から毎日のように怒られ、結婚してからは主人に怒られた。結婚後、パートしていたところでも、怒られた。

 結果、自分はどこに存在していても、人からイライラされる存在なのだと思いながら生きているところがある。42歳の誕生日を迎えたいまでも。

 でもひとつだけ。世の中の怒れる人たちへ。
急にわけがわからなくなるくらい感情が怒りに
支配されるのはどうしてですか?
怒られる人(私)が、要領が悪いことは認めます。顔や態度がイライラさせてしまうのも、わかります。
でも頭ごなしに怒鳴られたとき、少なからず心は傷ついてます。(かすり傷かもしれないけど)
大丈夫と口では言っても、頭の中ではどうにか理解しようとは思っても、
怒りに支配された貴方達の顔、態度を忘れることは多分、ありません。

 そして怒りに感情を支配された後、怒った本人は大抵、私に優しくなる。それでいつも許してしまうから、いけないんだと思いつつ、結局許してしまう、自分は優しいのか馬鹿なのか。
正解はいまだ見つからず。

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