見出し画像

だいたい5分程度でわかるジロデイタリア観戦レポート Stage4

Stand.fmでお喋りしたことを
こちらにもテキストでアップしてみます。
喋りでほんの少し違うものになったりもしていますが
アーカイブとして残しておきます。

みなさんこんばんにちは。
オーディオコント製作チームゲスラジの腹黒担当さちあきです。
この番組はロードレース観戦が大好きなさちあきが、レースを見たあとの暑苦しい気持ちをお伝えする番組です。

今日はジロデイタリアのステージ4。
前半は平坦基調でありながら、中間からアップダウンが始まり2級、3級の山岳を含むトリッキーなコースとなり、展開が読みづらいものと選手たちも覚悟をしていたようです。

今日はあまり集中して観戦することができなかったのですが、それでも後半の登り続ける選手たちの苦しそうな表情や、ペダルの回転数が下がっていくのを見ているうちに、こちらの心臓も重たくなったように感じたりしてました。

2級の山では最大18%という勾配だという話でしたが、見ていると20%はあるんじゃないか?っていうような壁のような坂もあり、これは選手たちの足をだいぶ疲弊させたようです。
そんなテクニカルな部分もあってか、逃げの先頭二人とそれを追いかけるチェイジンググループの追いつくか?追いつかないか?というハラハラと、総合ジャージを持っているガンナがその後ろのメイン集団にいるために逃げている選手たちがタイムをガンガンに稼ぎ出し、とうとう総合順位が早くも入れ替わるということも起こりました。

また、今日の逃げの一人にタラマエという選手がいたのですが、彼は昨日勝利したタコ・ファンデルホーン選手のチームメイトということもあり、今日タラマエが勝つことができれば、タコとタラの海鮮コンビができますね、なんて話が出たりしてました。
惜しくもタラマエは最後まで逃げることができませんでしたが、おかげでチーム賞を取ることができたので、チームワンティのこれからが楽しみとなってきました。

さて、話がそれてしまったので元に戻すと、苦しい坂を登り切ったあとは下りと平坦だけのレイアウトとなっていたため、最終的に一人逃げとなってしまったドンブロウスキーが、平坦になってしまうとチェイジンググループに追いつかれてしまう!ってことで、今日もやはりハラハラな展開になりつつも無事にゴール!
やはりあまり名前を聞かない選手だったものの、その燻銀な走りには光るものがあったと思います。
今年のジロは定石感がない形になってきているのか、日々新しい選手が見られて面白いです。
そしてそのすぐ後にゴールした選手がデ・マルキ。
うまくチェイジンググループに乗っかり、中堅ならではの確実なカンの良さと走りを見せてくれました。インタビューを聞いていても、今日はいい逃げに乗りたかったという話でしたので、カンの鋭さが冴えた日となったようです。
しかもこのガッチリとした走りのおかげでマリアローザも奪取。

選手紹介ビデオが流れた時には、目を見開き口の両端をニンマリと上げたご機嫌な顔をしていたので、実況のサッシャさんまで「すごい顔」と評するほどお茶目な姿を焼き付けてくれました。
明日は超がつくほどまっすぐでド平坦なコースなので、もともとトラックレースも兼用しているデ・マルキには良い繋がりとなってくれそうです。

またどんなレースを見せてくれるのでしょうか。
楽しみは続きますね。それではまた明日。チャオ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?