FNSでセブチに出会ってしまったジャニオタの話

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はじめに

2020年8月26日、ジャニスト重岡君のお誕生日を祝う目的で見ていたFNSでSEVENTEEN(通称セブチ)を知ってしまい見事沼入りを果たすという珍事が発生してしまったので、その記録と今夜のMステ初出演を祝うべくnoteを書こうとおもいます。初心者丸出しで恥ずかしいものの、ぜひCARATさんは自分がハマった当時を思い出して、あるいは私のようなド初心者の皆さんは「へ~~こんな世界が」とか思いながら見ていただければ幸いです。

*最初は真面目に書いていますが後にいくにつれて段々酷くなります。すみません。初心者の薄っぺらな知識で書いているので、間違っている部分あれば教えてください。

本題に入る前にひとまず自己紹介をしておきます。私は今までいろんなオタクをしてきた普通の女子大生です。語学が趣味なこともあって一時期韓国語をかじっていました。最近は専らジャニーズ界隈に身を置いているのでちょいちょい小ネタが挟まりますがスルーしてください。ド初心者と先述しましたが、私のKPOP知識を晒しておくと

・小学生くらいで東方神起・BIGBANG・少女時代・KARAが流行る、がハマらず

・高校時代の友人がEXOのファン(本来はスホさんが好きだがシウミンさんに殺されたいがために今はBTS界隈にいるらしい)、がハマらず

・大学の友人がKPOP厨、がハマらず

なんとなく存在は知っているけど、BTSとTWICEが有名なのくらいしかわからない。そんな感じです。

本来の目的であったジャニストのステージが終わり(シゲ、28歳おめでとう。ソーシャルディスタンス目的で立ててあるパネルは意味なかったと思うよ)、その後の母なる大地・嵐先輩まで結構時間があったのでそのまま流し見していたわけです。(この後BTSさんのステージがあるのですが、本来の目的から外れるので割愛します。ジミンさんのお顔が好きです)

ところで最近、KPOPの躍進ってすごいですよね。その前の週のMステにはSuperMとTOMORROW X TOGETHERという2組のKPOPアイドルが出ていたのを見ました。BTSの紹介時も「世界で活躍する」という冠が付いていましたが、各グループに韓国国内のみならず日本をはじめとした世界各国にファンがおり、FNSやMステのような日本の地上波番組にも出てきているのをみると発展が目覚ましいなと感じます。

もっと話が反れますが、ここ数年韓国の文化産業の発展がとんでもない勢いで進んでいます。パラサイトがアカデミー賞を取ったり、BTSがビルボード入りしたり、韓国文学が日本の書店でも多く見かけられるようになったり……おうち時間が増えたことによって韓国ドラマもヒットしていますし、韓国事務所が主催したオーディション番組も大ブームを巻き起こしています。以前はアイドル・メイク・フードがメインで流入してきていたような気がしますが、今はより多彩な形で浸透してきているように思います。そしてそれらがほぼ全て「インターネットを介して享受できるもの」である点が極めて重要です。国に飛ばなくても、家で充分楽しめるものだからこそ、このコロナ禍で爆発的にヒットしている。現在各国の経済状況が芳しくない中、GDPの下げ幅があれだけにとどまっているのを見ても、韓国経済において文化産業の担うところは大きいでしょう。国としてこの分野に莫大な資金を投下していることは有名な話ですが、今後ますます経済的な発展をしていくのではないかとワクワクしています。

*真面目なのはここまでです

ガチ初心者がSEVENTEENを見て考えたこと

話は戻ってSEVENTEENさんなんですけど。正直、永島アナが「韓国発、世界で活躍するSEVENTEEN……」と言い始めた時には「まだいるのか……」という感じでした。「今最も勢いのあるグループのひとつ」と紹介されていたこともあり、流れていたライブ映像が良かったのもあり、(最近のドルガバ・鬼…・official…旋風に疲れたのもあり)、とにかく見てみることに。この判断は間違っていなかった。


め、めちゃいい!!!!!!!!

何がいいって、曲がいい。一発24Hを聴きましょう(このサムネに決めた人に金一封)。

これは本当にKPOPの良いところでもあり悪いところでもあるのでしょうが、一曲が大変短い。24Hは3分10秒。新規には優しく、しかし一方で「もっとよこせ!!」となる時間。色々衝撃的だったので泣く泣く録画していたのをもう一回見ました。以下、その時の感想も混ぜ合わせたものです。

まず、本当にアーティストに失礼だと思いますが、私は「音楽だけ聴いて判断する派」です。またの名を「歌詞どうでもいい派」といいます。ガチで失礼。マジごめん……と日々申し訳なく思っている次第ではありますが、こういう人間もいるのだと思ってください。でも、ふと疑問に思ったわけです。

あれ、なんで曲だけで聴けているんだろう?

どうでもいい派と書きましたが、音楽を聴く大前提としてどうしても「歌詞」がありますよね。しかも日本語です。これが私の知らない言語であれば流し聴きできるのですが、母国語であるわけですから当然のように歌詞の意味が分かります。24Hの曲がいくら良くても、歌詞がトンチキ野郎だったら聴けません(ジャニーズのトンチキホイホイには慣れました)。私の勝手なイメージで申し訳ないですが、KPOPアイドルの歌う日本語曲は「そのままGoogle翻訳ぶち込みました」というような感じでした。韓国語で存在していたものを無理やり日本語にしました感。曲と歌詞が乖離して聞こえるし、明らかに歌いにくそう。韓国語で見たらまあまあ普通なのに、翻訳したらそこまでダサくなる?なぜ?的な。

セブチのこれもGoogle翻訳歌詞だったら「センス!!!!!!」とぶちギレていたでしょう。が、SEVENTEENの日本語歌詞が素晴らしかったからこそ、曲自体に集中できたのだと気づきました。(後にある程度トンチキソングがあることを知りましたが、好きになってしまった手前、大前提がビッグ・ラブなので抱きしめました。愛って偉大。よかった24Hで出会えて)

歌詞の例として挙げたいのがこの部分。

24時間じゃれてたいよね いや それでも足りないよね

普通こんな歌詞出てくる??????あまりにも言葉選びが秀逸。もとは韓国語である程度作り上げられていたものなのでしょうが、「じゃれてたい」という日本語を選ぶセンス。SEVENTEENさんの日本語歌詞は韓国語で案を練った後、翻訳やアレンジなどをHARU.ROBINSONさんに外注しているそうですが、この訳を提案されたハルロビさん、そしておそらくこの日本語の意味を分かってオッケーを出したウジさん、制作チームの皆さん全ての方に拍手喝采。GOを出してくれてありがとうございます。他の部分も見ればわかりますが、日本語の選び方一つ一つが丁寧で、真摯で、念入りに作りこまれている。作り手自身が日本語の意味を理解しているからこそできることだと思います。「おかしい」と引っかかる部分がひとつもなくスッと入ってくるところがすごい。この点の秀逸さでは24Hのアルバムに収録されている247というパフォーマンスチームの曲が素晴らしいので、ぜひ韓国語版と日本語版の違いを見て欲しいです。下の動画で「舞い落ちる花びら」のレコーディングでの日本語発音指導をウジさんが担当されているところが見られます。シンプルにすごい(ネイティブなん?)

(本来であればここでHappyEndingの「愛してる」部分にも触れたいところですが泣く泣くカット。いずれまた書きたい)

そして曲自体も、KPOPとJPOPのちょうど中間というか、いいとこ取りというか、「超良質なJPOP」という感じ。小学生時代の記憶を引っ張ってくるとKPOP独特のゴリゴリサウンドばかりが思い浮かんでくるのですが、SEVENTEENの曲はそういうものが少ない気がします(日本オリジナル曲は特に)。聴きやすくて、シンプルにかっこいい。そしてこれが日本オリジナルで書き下ろしだというのだからすごい。SEVENTEENの音楽はセルフプロデュースが基本で、ほぼすべての楽曲をメンバーの一人であるウジさんと音楽プロデューサーのBUMZUさんが作っているそうですが、この日本シングルでも一切の妥協をせず1から制作してこれだけのものを持ってきています。だからこそ日本語歌詞と楽曲との乖離が少なく、聴きやすい。変な言い方ですが、日本人のKPOP入門にはもってこいだと思います。

そしてセルフプロデュースの面でもう一つ忘れてはならないのはダンス。多くの楽曲でメンバーのホシさんやディノさんがトレーナーさんたちと意見を出しながら作り出しているそうです。そしてこのダンスが恐ろしく揃っている。ジャニオタをやっていると「なぜ君はダンスが上手いのにこんな小ダサいダンスをやらされているんだ……」とか「メンバーが5人だの6人だの小規模なのに、こんだけ楽な振り付けなのに、なぜそんなに死ぬほどバラバラなんだ……」とか頭を抱えるときが多々あります。だからとにかく、13人という大人数であれだけ揃ったダンスをやっている、というのが衝撃的でした(多分その前に見たBTSが座っていたからというのも理由のひとつかなと思います)。全員が歌唱していて、しかもダンスも上手い。人数が多い分迫力があり、まさに「群舞」という感じでした。今回の重要なモチーフが時間・時計であるためか、全員が円形に並んで踊るシーンが何度かあります。それもまた綺麗(スングァンさんは生憎ケガで参加できていないのですが、不完全体でこのレベルということは完全体だったらもっと恐ろしいことになっていたに違いない。見せてくれ泣)。

まだ24Hのコレオグラフィーが出ていないので、ファーストシングル「Happy Ending」をご覧ください。なんでこんな踊れるの?

そしてこれは言うまでもないのかもしれませんが、シンプルに顔がいい。顔、マジで良い。ひとグループに山田涼介と平野紫耀と目黒蓮ぶち込んだ感じ。目鼻立ちがはっきりしている日本人ウケしそうな子もいれば、「韓国顔」といって思い浮かびそうな切れ長の目の塩顔の子もいるし、若いころのディカプリオに似た欧米系の顔立ちの子もいる。とんでもねえ。イケメン大図鑑。絶対好みの顔一人や二人いるやろ……と思わざるを得ない。

顔を覚えるなら公式に飛ぶのが早いかなと思うので、特設サイトを見ましょう。とんでもね~~~~。

そしてここでひとつの等式が成り立ちました。

アイドル+良い顔+良い曲+良いダンス=推さねば

かくして、私はこの大海原に踏み出してしまったわけです。1Dオタクをしていた時代に「国境を越えねばならないオタ活」は苦しいと学んだはずなのに……ドデカすぎる諸々が待ち構えていることも知らずに……。

残念なのは私がその時FNSで見た映像を著作権の関係で載せられないことなのですが、MVは上に貼ってありますし、なんと明日にはTHE MUSIC DAYに出演します。おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!𝑺𝑯𝑶 𝑺𝑨𝑲𝑼𝑹𝑨𝑰と共演!!!相葉ちゃんに続いて......𝑺𝑯𝑶 𝑺𝑨𝑲𝑼𝑹𝑨𝑰まで……ありがとう世界。

今日Mステで初めてSEVENTEENを知ってしまった方、明日も見ましょう。100000倍楽しく。なんとアイドルがコールも教えてくれる時代。そうだよね、ケンティーも一人でケンティーコールしてたもんね……ということで応援法動画をどうぞ。応援法だけでなく名前も覚えられて一石二鳥。舞台から降りた彼らがどんなに愉快か、この映像からも少しは感じ取っていただけるのではないでしょうか。オタクはギャップに弱いってこと、オタクが1番わかってんだわ。

ジャニオタ的に言いたいこと

疲れてきたので難しいことを考えずIQ3のジャニオタの頭で話をします。

私は単にイケメンに弱いオタクです。顔ファンは引っ込んでろ!!と刺されそうですが正直みんな顔好きでしょ?イケメンが好きなオタク、多いよね。刺さないでね。顔の話とか上で話したような諸々を抜きにして、ジャニーズとSEVENTEENを合わせて考えるのも結構面白いです。例えば風磨・岸くん・樹・北斗くんたちとエスクプス(スンチョル)さん・ジョンハンさん・ジョシュアさんは同じ95年組だとか、阿部ちゃんやケンティーはこの中の誰よりも年上とか。エスクプスさんとホシさんは日本の共演したいアーティストとして嵐をあげています(FNSとMUSIC DAY出演で間接的に叶う)。練習生時代(ジャニーズでいうジュニア時代)に嵐やV6の曲を練習しているなんてことも。この動画の48分〜ジョンハンさんがV6の話をしています(咀嚼音苦手な方はお気をつけください)。アプリに飛ぶと48分から再生されます。

日本のグループのV6?知ってますよ〜。コンサートしに行った時に歌ったけど、CARATはみんな知らなかったんだけど?これ…I say, feel your breeze〜🎶これをご存知なかったんですよ。
練習生の時日本の曲で嵐先輩やV6先輩の曲をやりました。2組で対決みたいなことをしたんですけど、僕がその時V6先輩の歌をやったんです。

あと、お節介かもしれませんがふまけんとかゆり組とかそういうワードに胸打たれてしまう人はこっちに来た方がいい。人数が多い分格段にエピソード数も増える。あえてどのコンビがいいとかは言いませんので、探してください。単純にイケメンが好きなジャニオタも今すぐこっちに来てほしい。山ほどいるので。

以下、ジャニオタ的おすすめポイント7選です。

サブスクがある(一番大事) AppleMusicもSpotifyもLINE MUSICもある(ギャン泣き)。ガチでジャニーズはこの辺何とかして。リンク飛んで聴いて。

②VLIVEという生配信サービスがあり、同時間での交流が可能(韓国語がわからないと同時はキツイかもしれないが、数日後にはファンが字幕を付けてくれる場合も)。以下、SEVENTEENのチャンネルです。

③CDを買うとフォトブックやらトレーディングカードやらいろいろが付いてくる。CD本体もジャニーズお家芸の顔ドン!!!!的なものではない。盛りだくさんで楽しい。実質トレカガチャ。我々にデタカがあるように、KPOPオタクにはトレカがあるということです。世のオタクはなぜこうも紙切れ一つに踊らされるのか……運試しに一発24Hを買ってみましょう。

通常であれば日本ライブが年2回のペースである(韓国では1回)(なんで?)+日本シングル発売のショーケースなども開催。握手会、ハイタッチ会、CDお渡し会、サイン会等のイベントも。もちろん倍率は高いものもあるだろうけど、会える機会がジャニーズより格段に多いと思う。

⑤ライブのたびにペンラ変えなくていい(割と大事)

⑥音楽番組に出演している回数が多く、ほぼ全てが公式のYouTube(各テレビ局)から音楽番組の映像が出されること。フル尺でやること。個人を映したカメラもあるので推しだけを見ることも可能(名前+직캠又は名前+fancamでヒットします)。試しに24Hドボンオタクが多いらしいジュンさんの直近の個人カムです。顔良。

⑦公式から週一ペースでGOING SEVENTEENというバラエティー系コンテンツの配信がある(Jr.チャンネル的な)。2020年分は以下の再生リストにまとまっています。なんでこれが無料なのかワケがわからないレベルで金と労力がかかっています。渡辺探しなんてしません……(しょっぴー、ネタにしてごめんね)。設定の部分から日本語字幕をつけることも可能。公式がこんな優秀なことある?

ついこの間知ったばかりなので正直経験できていないことばかりなのですが、だからこそワクワクでドキドキ。やっぱ新しい沼ハマりたては新鮮で楽し~~~~~~。ジャニーズの世界とは違うところがいくつもあり、きちんと理解しながら突き進むのには大分苦労しそうですが、少なくとも齧って損はないと思います。とりあえずSEVENTEENという名前を覚えたら、あとは好きにしてください。私も好きにしてます。ワハハ。おすすめポイントに入れようか迷ったのですが個人的にリレーダンスという代物が大好きなので、オタク的ナンバーワンコンセプト・スーツで踊っていらっしゃるCLAPの映像をお送りします。顔のいい男たちがスーツを着てこちらに向かってくる訳です。エデンかな?画質が死ぬのでぜひアプリに移動して見てください。

終わりに

本当はこのnoteをMステまでに出す予定だったんですが、間に合わなかったのでこんな形になってしまいました。改めてMステ出演おめでとうございます。リーダーのエスクプスさんは、あるサイン会でのファンの質問にこう答えています。

Q.日本デビューしたら、やりたいことはなに?
A.ミュージックステーションに出たいです!!

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業界のあれこれに強く縛られているあの番組に、リモートという形ではありますがこうして出演しパフォーマンスしたことは本当にすごいことだと思います。SEVENTEENさん、そして彼らを支えてきたCARATのみなさん、本当におめでとうございます!!着実に、一歩一歩夢を叶え続けているSEVENTEENさんがこの先どんな未来を描いていくのか、楽しみで仕方がありません。

人生初のnoteでSEVENTEENさんのことが書けてよかったです。詰め込みすぎた感は否めませんが、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。


明日のMUSIC DAYに聡ちゃん出たらガチ泣きするな~(松島担)。

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