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ヒミツキチ森学園 2週間を振り返る〜親子の学び編〜

ヒミツキチ森学園
IG:@himitsukichi.project2020

オンラインスクールが始まって2週間の後編は
親子の学び編

去年の6月からずっと学校に行っていなかった息子にとって月-金毎朝同じ生活リズムで過ごすというのはかなり久しぶり

私は大丈夫かなという不安とヒミツキチなら大丈夫!という安心感が入り交じりながらのスタートだった

スタートしてからの2週間、息子は毎日生き生きしていて、少しずつでも自分の「できた」という実感が自信になりつつある

これまで一日中TVを見続けたり、ゲームをし続けたりする日が多かったが、オンラインスクールが終わってからも図鑑を読む時間が増えたり、何かを作って遊んだり、一緒に身体を使った遊びをしたりすることが増えてきた

私は以前もポストしたが息子の落ち着きの無さや言葉遣い、勉強嫌い…色んな部分が気になり過ぎて、それがまた小さい頃の自分と重なってみえて苦しかったり、怒りのやり場がなく閉じこもったりした

時には(ヒミツキチのビジョンである)「自分のどまんなかで生きる」ではなくヒミツキチをど真ん中に持ってきてしまったり、スタッフや他の方々の素晴らしさと自分を比較して苦しくなることもあった

日々息子を通して自己対話や息子との関わり方を模索しながらも、私自身が1番学びになるのは、金曜日に行われる保護者間のリフレクション(振り返り)である

それぞれ子どものこと、不安に感じていること、成長などをシェアし合う

その中で凄く勇気を貰えるのは、ヒミツキチスタッフが愛の視点で子ども達を見てくれていて、それをシェアしてくれること

例えば私からすると息子は勉強が苦手で積極的にやろうとしない(ように見える)のが悩みだけど、スタッフの視点では全く違って見えるようだ

「苦手なりに、それを克服しようと全力で集中する姿に感動して涙が出そうになった。やり切った後は自ら5分休憩すると言って画面をオフにしていた。本当に頑張ったんだなぁと感動したんだよー🥺」と話してくれた

私はその言葉に勇気と感動を貰い泣きそうになった

私がそう感じてただけで、息子はやろうとしてたんだなと自分の捉え方を見直すきっかけをもらった

他の保護者の方に対しても違った視点や教育者としての立場などから安心するような言葉を貰っていて、私自身もなるほどなぁと参考になっている

子どもへの声かけの仕方、別の捉え方をシェアしてくれることが自分の意識をグッと広げてくれる

また子どもの成長や学びの様子、記録をシェアし合うアプリを試験的に導入し、それを活用してスタッフ側から連絡事項を共有してもらったり、保護者間で情報共有している

それらを通して感じることは保護者の方々もまた素敵な人達ばかりだと言うこと

私からみたらどの生徒も本当に素晴らしいのに、親の立場からすると不安に思っていることがあったり、同じように葛藤があったりしてみんな同じように感じているんだなぁと正直安心したと同時に

綺麗事でもなく、正解を言おうというのでもなく、それぞれがご自身の言葉で素直に伝え合っていること

そしてみんな同じ方向を向いて前に進もうとしている人達だということ

昨日も「登校日には感動して泣いてしまいそう😭」なんて言う話もあがるほどアプリ内で盛り上がった

これはヒミツキチのビジョンに集まる人達だからこそなんだろうなと思う

ヒミツキチ森学園が「自分のどまんなかで生きる」とは、ポジティブな気持ちだけでなくネガティブな気持ちもあって当然とサークルタイムで話くれたことがあった

そしてスタッフ自ら「モヤモヤしてる気分」とか「目が疲れてる」とかきちんと素直にを話し子ども達に背中を見せてくれる

また校長先生のちほやんは先日子ども達に「みんな人と違って当然だし、そこに大切な宝物が隠されている」と話してくれていたこともあった

和を大切にする日本では時にみんなと同じことを大切にしがちであり、こうあるべきという正解を求めがちである
(私自身それが残っていて苦しくなることがある)

でも人と違っていいし、ネガティブな気持ちになってもいいと言われるとホッとする

そしてそこから学校、子ども、保護者、地域が「共」にどうやったらできるかを考え「創」り出していく(=共創)

だから私も落ちても前に進もうという思える

きっとこれからも親子共に色んな壁が立ちはだかるのだろうけれど、その度に「自分のどまんなかで生き」て、対話をして、リフレクションをして、共創していくのだと思う

ヒミツキチ森学園の仲間が共にいてくれたらどんなことだって乗り切れそうな気がしている

そう思わせてくれる人達に出会えたことに感謝

またこのヒミツキチ森学園を1人夢みて「自分のどまんなか」を信じて貫いてきてくれたちほやん、それを共に創り上げてくれたちえちゃん、みっちゃん

グループリーダーのあおちゃんやまみちゃん達プロジェクトメンバーの皆さんにも心から感謝したい

そして親子の学びはまだまだ続く


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