ワインと料理の関係、5つのポイント
とりあえず、ビール!!
喉を潤すにはぴったりなアルコールです。
もちろん私も好きです。
食中は、酎ハイやハイボール…。というのもまた楽しいですが、酔うためのお酒ではなく、ワインの楽しみ方は、また違います。
しかも、ワインは難しくて堅苦しくてちょっと近寄りにくい印象もありますが、
ワインと料理には、相性があり、合わせた方は、無限大だと思います。
しかし、誰でも楽しむコツを掴むだけで、美味しく、楽しく、さらに幸せな時間を送ることができると思います。
以前もお伝えしたワインの楽しみ方を5つのポイントに分けてお伝えしたいと思います。
私は、休みの日には、あれこれとおうちごはんとワインのマリアージュの検証をしたり、普段のおかずでも、より一層楽しいごはんタイムを送っています。
一人でも十分楽しい時間ですよ笑
時には、ワインは料理と合わない時もありますし、でも合った時の感動はとても大きいです!
おうちのお料理でワインを楽しめたら、日常の時間がちょっと幸せなものになるかもしれません。
**①食材の色を合わせる **
一番簡単なパターンです!
例えば、お肉には赤、お魚には白!って一般的に言われますが、お魚でも、白身魚、赤身がありますよね。
赤身は筋肉や血の鉄分と白ワインが口の中で喧嘩してしまう一方、赤ワインなら赤果実の凝縮感がその鉄分を包み、臭みを感じさせません。
淡白な白身は、味が繊細です。白ワインがその美味しさを引き立ててくれます。
◎白身の魚×白ワイン(鯛、ヒラメ、スズキ、タラなど)
◎赤身の魚×赤ワイン(マグロ、カツオ、ブリ)
◎鮭×ロゼワイン
お刺身でもお試し下さい。
お醤油やワサビ、塩などつける調味料でも合わせるワインは違ってきます。
↑サーモンと山芋のグラタンにロゼワインがよく合いました
②料理の色を合わせる
料理の出来上がりの料理の色とワインの色を寄せてみる。
料理やソースの色が濃くなればなるほど、味も濃くなります。
色が濃い料理には、濃厚な赤ワインを。
色が薄い料理には、軽めの白ワインを。
似ているものを合わせれば、相性が良いのです。
メンチカツに、麻婆茄子、ラタトゥイユにスペインのガルナッチャの赤ワインを合わせました。
アスパラのビスマルク風には、ロゼスパークリングワイン。
アスパラと生ハムと卵とオリーブオイル、粉チーズだけで出来る簡単おつまみです。
ジャガイモのマヨネーズソースには、アルゼンチンの土着品種のトロンテス。華やかなフレッシュな白ワインです。
マヨネーズの酸味とよく合いました😊
果物でも合わせてもいいと思います!
マスカットや桃などの果物にシャンパーニュもとても良く合いました。
③産地を合わせる
産地といっても様々ですが、ある国の郷土料理とその国のワインを合わせたり、
ある地域の食材をその産地のワインに合わせたり、と昔からそうやってワインは飲まれてきました。
海の地域なら、その沿岸部で造られているワインを。
山の食材なら、海がない地域のワインを合わせても美味しい組み合わせができます。
海の食材で合わせたのは、北海道の奥尻島で造られているワイン、ピノ・グリという品種に、あさりのガーリック炒めやあおさのりのバケットが良く合いました。
よく言われますが、牡蠣×シャブリ(フランス、ブルゴーニュ地方で最も北に位置する産地)
④香りを合わせる
香りを合わせるというのは、調味料、ハーブやスパイス、などの脇役。
ワインは、まず色を見て、香りをとります。
そのコメントとして、
果実系(レモン、グレープフルーツ、ライチやピーチなど)
野菜香りやスパイス、マッシュルームなどに分類されます。
(もっといっぱいありますが割愛します笑)
例えば、ハーブや香草の香りをきかせた料理には、爽やかな香りのあるワインなど。
タコのジェノヴェーゼソースには、フレッシュな辛口白ワインが相性抜群!
土っぽい香りの食材には、土っぽい香りのあるワイン。
天然きのこ鍋に、ルーマニアのピノ・ノワールを合わせてみましたよ。
⑤味を合わせる
似ている味同士ということは、お口の中で調和します。
まさにこれがマリアージュ!!
酸味がある料理だったら、酸味があるワイン。
こちらは、イタリア料理店でいただいたのですが、トリュフのオムレツに、熟成ネッビオーロがめちゃくちゃ合いました!
熟成ネッビオーロ自体が、トリュフの香りでしたから!!
旨味がしっかりあるワインだったら、旨味があるワイン。
ほろ苦さにはほろ苦さがあるワイン。
イタリア、サルデーニャ州のヴェルメンティーノという品種の白ワインとクレソンの豚しゃぶサラダが、めちゃめちゃ合いました!
グレープフルーツの皮のようなほろ苦さとクレソンが見事にマッチ。同調しています。
しかし、異なる味を合わせて中和する場合もありますので、是非お試しください!
チリのシャルドネに里芋コロッケがとても合った件。
このシャルドネは、フレッシュ感かあるワインでしたが、この酸が揚げ物の油をスッキリさせ、里芋がさらに旨味を感じ、エンドレスのつまみになりました。
シャンパーニュでも里芋コロッケ!笑
ワインは、洋食のイメージがありますが、日本だってたくさんの食材があります。
おうちで普段作るような肉じゃがに赤ワインを合わせてもいいですし、
あまり堅苦しくなく、普段通りの生活にもっとワインを取り入れていただけると、また違った時間が送れるんだと思います。
そして、楽しい時間を送ったあとは、また頑張ろ!
皆様のマリアージュ、教えて下さいね!
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