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愛する人たち

毎日忙しない一日が過ぎ 気づけばもう6月後半でいつの間にか7月も目前。
방탄소년단の9周年のFESTAも終わり、新しいアルバムもリリースされて手元に届いた。
CD3枚セットでこの値段なんて安い!…っていうアミたちの声を何度も見かけた。
そうだね。
確かに言われてみればそうなのかもしれない。
でも新曲は3曲だね…って思ったのは私だけなのかな。

それでもアルバムを出してくれる有難さと、このアルバムでツアーが始まる!…っていう勝手な想像で期待は膨らんでいた。

いつ発表するのだろう?
今回はどれぐらい各地を回るのだろう…って、ツアーをやるいうことをひと言も言ってないのに、そんなふうに考えてる私がいた。


コロナ渦になり、昔のように방탄소년단のライブが開催されず、コロナ前からずっと追ってきたファンたちは、ワクチン接種も積極的に受けて、可能な限り参加出来る公演は行こうって準備してこの2年間待っていたと思う。

もちろんコロナ以降のリリースされた'Dynamite'からのアミたちも同じだと思う。
生で방탄소년단のパフォーマンスを観たら、もう他の人たちのパフォーマンスは見れなくなる。
それが例えどんな席であっても観たら最後(笑)
絶対にそういう気持ちになるのは間違いないと思う。 

正直 ここ2年以上の間、コロナ前に参戦したSYS Final のソウルコンに時間が戻って欲しい…とずっと願ってた。
メンバーたち7人が楽しそうに歌って弾むように踊って、みんなが幸せそうにしていたあの日のコンサート。

ナムさんが涙して最後の挨拶をして、それにつられて泣いてしまったジョングク。
いまだに鮮明に覚えてる。
ジョングクのすごく綺麗で優しい歌声。
大好きなナムジュニヒョンのそばに駆け寄って声を掛けていた優しいジョングク。
私にとって何よりも贅沢で心地よい時間だった。

その後「MAP OF THE SOUL : 7」をリリースして、そのアルバムを引っさげてワールドツアーが4月のソウルコンからスタートの予定だった。
2日間チケットを取得して行く気は満々だったのに、コロナが韓国に上陸してあっという間に感染者数が広がっていき、ワールドツアーのソウルコン中止となってしまった…。
(アメリカは中止ではなく延期の発表だったけど)

メンバーたちも「今まで以上に素晴らしいアルバムが出来ました」と自信に満ち溢れていたし、この時やりたかったことを全て盛り込んだアルバムだったと思うから、このワールドツアーが中止及び延期になったことは방탄소년단にとっても本当に辛かったと思う。

自分たちがやりたい音楽を作り上げて、見せる機会の無いまま次へと進まなくてはならなくて、そんな時に発表したのが「Dynamite」だ。
コロナで暗くなってしまった世の中を、一気にパッと明るく照らしてくれた曲。
そして방탄소년단の知名度と人気が不動のものとなった曲。
どんな時も明るくみんなを励まして、韓国やKーPOPに興味すらなかった人たちも魅了し、一気に방탄소년단のファンとなったと思う。

そしてこの曲でグラミー賞にもノミネートされ、あと一歩のところまで登っていった曲。
私個人的には賞にはあまり興味はなかったけれど、방탄소년단がその賞を受賞することが目標だと言うのならば、心から応援したし、受賞出来る瞬間も見届けたくてリアルタイムで視聴や情報を追った。

あと一歩届かず…という結果で次にリリースされたのが「Butter」「Permission to Dance」だった。
(その間にアルバムBEは出ましたが…)
英語の曲が続きグラミー賞を意識したのはすぐに分かった。
一度取りこぼした賞を本気で取りに行くつもりなんだな…ってすぐに感じたし、それなら私たちも応援するよ…とさえ思っていた。
結果は知っての通り受賞は出来なかったけれど。

きっと少しずつ自分たちがやりたい音楽と違ってきて、彼らの人気が気持ちと追いつかないぐらいのスピードで出てしまって、休むことが罪だと思うぐらいのファンダムに膨れ上がってしまい、自分が自分じゃなくなっていくような感覚になってしまったのじゃないかなって思う。

9周年FESTAの会食でソロ活動を始動することを自分たちの口から伝えてくれた7人。
それがいつの間にかグループ活動休止だとか、解散だとか、本人たちが思っている方向と違うように報道されてしまった。
考えてみれば兵役控えたメンバーたちがいて、グループの活動を続けるのは難しいのだ。
방탄소년단は7人で방탄소년단だから、きっと兵役で人数が減って活動しなくてはならないのであれば、ソロ活動を優先してまた7人が揃ってからグループ活動をしようという思いで言った話だと私は捉えている。

「방탄소년단は解散はしません」って言ってたけれど、自分の感情が辛くて、もし続けていくことが困難だと感じたら、アミたちのことばかり考えたり気にしないで、解散しても大丈夫だよ…と伝えてあげたい。
自分が辛いのならその負担を少しでも減らして、自分の人生なんだから幸せに健康に生きてほしいと心から私は願っているのだから…。
解散してもしなくても、私が愛する7人が健康で幸せに楽しそうに生きてくれるだけいい。
本当にそう思ってる。
背負い込んだ荷物が重いと感じたなら、一つずつ減らしていけばいいし、ゆっくり休んで時々幸せそうな姿を見せてくれるだけでいい。 
私はそう考えている。

私が誰よりも好きで愛する방탄소년단。
ずっと一緒に歩いて行きたいけれど、もしも本当に疲れてしんどいのなら、自分を大切にして欲しいと思ってる。
それでもずっと続けてくれるのならば、私は一緒にずっと歩いて行くつもりだから、今はゆっくりと自分たちのやりたいことをやって、自分のために幸せな時間を過ごして欲しい。

愛する7人がずっとずっと健康で幸せで笑顔でいられることを心から願っています。


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