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花様年華今までありがとう、これからもよろしくね。(Yet to Come)

2022.6.10
バンタンがアンソロジーアルバム"Proof"でカムバした。

感じたことや思い出すことがたくさんあったから、つらつらと書いてみよう〜
(このNoteはわたしの中でのバンタンの話で、別に花様年華の考察は一切ない。涙)(完全なる自己満である。)

花様年華〜人生で最も美しい瞬間〜

タイトル曲が発表され、"The most beautiful moment"の文字を見るなり、やっぱり胸が高鳴った。Twitterは花様年華の文字で溢れかえっていた。

彼らを好きになったとき、花様年華が始まって1年経たないくらいだった。
まるで一本の映画をみたように、世界観に魅了された。
あの時の余韻は6年以上たった今でも残っている気がする。
(同時に、「ヒップホップグループだと聞いてたのに全然ちがうな?」となったけど。笑)

当時の彼らは儚くて、脆くて、今にも消えてしまいそうだった。
だけど、未完成ながらも傷つきながらがむしゃらに走る姿はとても力強くて美しかった。
アイドルなのに等身大をさらけ出す姿に驚いたけど、眩しいくらいに輝いていて釘付けになった。

あまりにも人間らしく生きる姿は、
自尊心の低いわたしにいつも「僕もだよ」と寄り添ってくれた。
人の痛みに寄り添うことで、癒しになることもあるんだ。って思った。

元気が出る歌を聴くよりも、切ないメロディと共感する歌詞が、当時のわたしには癒しだったし、心に響いたんだな。

こんな情けないわたしも、”幸せ”になろうともがいてみようかな。
そう思うこともあった。



変化が必要だった2年間

バンタンはいつもわたしたちと同じ目線にいた。
彼らの音楽を通して、彼らが感じていることを一緒に感じられたし、わたしたちが感じることをバンタンが音楽にしてくれていた気がする。

いつもそばにいてくれた。
一歩先にいて引っ張ってくれるときもあれば、すぐ横にいて慰めてくれるときもあった。
時には後ろから背中を押してくれることもあった。

彼らはよく言っていたけど、「army=防弾少年団」だと思うし、
それが彼らの在り方だったと思う。

だからこそ思うけど、この2年の変化はしんどいことも多かったよね。
等身大だった彼らは、理想の姿を期待されるようになり、完璧を求められるようになったと思う。
その理想は、過去の”花様年華”でもあり、無名の少年たちのままの変わらない姿でもあり、世界中から愛されるスーパースターでもあった。

(ちょっと複雑だな、、、笑)

変わりゆくことは自然だし、変わらないものはない。
でも、変わらないといけない変化は不自然だったように感じる。。。

花様年華はまだこれから

Yet to Comeを聴いて、この2年、想像するしかできなかった彼らの想いを、知ることができた気がする。

変わってしまったという声をよく聞くけど、
変わってしまったのではないんだね。
Yet to Comeの歌詞にある、ナムさんの「変化は多かったけれど、変わりはなかった」が胸に刺さった。

昔の姿に戻る必要はなくて、永遠に昔のままでいる必要もなくて、あの花様年華が続く必要もなくて、ただ"昔と変わらず"にいつまでも”自分たちらしく”いてほしい。

なんとなく感じていたけど、彼らにとっても”花様年華”は特別な存在。それはわたしにとっても全く同じことだし、むしろ防弾少年団にとってはそれ以上に特別なものなんだろうな。
これまでの証なんだから。
花様年華は防弾少年団の歩んできた証で、これからまだ花様年華は続くんだ。

なんか矛盾しているようなんだけど(笑)、わたしはそう理解した。



花様年華今までありがとう。そしてこれからまたよろしくね。

花様年華大好き芸人だったわたしからすると、過去のMVにちりばめられた細かな伏線を見るたびにオタク心が騒いでいたし、MOTSで完結するときは終わらないで。の気持ちがあった。

だけど花様年華今までありがとう。
これからも大好きなことに変わりはないけど。
そして、これからもよろしくね。な気持ち。

バンタンだいすきだよ~ジンくんだいすきだよ~
これからも変わらずに、ずっとありのままでいよう。

おわり
あんにょん。


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