見出し画像

방탄소년단 を好きでいること。

2022.3.10
約2年半ぶりにバンタンのオフラインでのソウルコンサートがあった。コロナ禍になってからはじめて彼らの母国で行われた対面コンサートだった。

わたしは家でオンライン配信をみた。
このコンサートを見た人たちはみんなどう思ったんだろう。

わたしは、コロナ禍になってバンタンを推す中で、1番“幸せ”な日だったよ。

笑顔でアミたちを見る彼らは、今まで見てきたオンラインコンサートとは比べ物にならないくらい、幸せそうだったから。
楽しそうだったから。



2年半で、いろいろなことが変わった。
バンタンはdynamiteが爆発的にヒットして、世界中にアーミーが増えたし、日本でもめちゃくちゃ増えた。
バンタンも歳をとったし、わたしも歳をとった。


K-pop好きなら誰もが知ってるバンタンだったけど、K-popを知らなかった人たちまで知る「世界のBTS」となった。


正直、すこし複雑だった。


dynamiteでビルボード1位を取った時までは、何も気にしてなかった。
でも、グラミーにノミネートされてしばらく経ってから、なんだか自分の中でモヤモヤが生まれた。

ビルボード1位を取ることも、グラミーにノミネートされることも、彼らの夢であったし、彼らも心から喜んでいるように見えて、大好きな人たちが喜ぶ姿を見たら、わたしもとても嬉しかった。

でも、実を言うと、ビルボード1位を取ったときもそんなことよりグクの誕生日❤️って思ってた。笑笑


順位や評価を気にして彼らを見たことがなかったんだ。

それが、気づいたら彼らには今までになく大きなプレッシャーがのしかかり(今までもプレッシャーはあったけど)
ビルボード1位を取るのがあたりまえのアイドルになってた。彼らの人気に伴い、どんどんと肩書きが増えた。


アメリカに媚び売ってると言われるようにもなった。
これからさき人気が低下していくと、それを落ちぶれた、とも言われるんだろう。

そんなことを考えるとすごく嫌だった。
ユンギはこうなることを着地すると表現してたけど、大好きな人たちが悪く言われるのは心底悲しい。

だって彼らは何も悪くない。ただベストを尽くしているだけなのに、勝手にこの異常な状況が作り出されていた。

気にしなければいい、ただそれだけのことだけど、この状況の一部に、ファンをしている自分も含まれているんじゃないかと思うと、嫌だった。
好きでいるだけなのにな。

好きだから、彼らが見たい。
応援するし推すし、グッズが欲しければ買う。
そんなのコロナになる前から同じことしてるのに。
なのにどうしてか、モヤモヤしていた。

オンコンで涙するジミンちゃんをみて、どれだけつらいんだろうと、見ていて悲しくなった。
(だからあの円盤は買えなかった、、、)

彼らを見ることが大好きだったはずなのに、段々と見ることがつらくなった。ただ、楽しそうな姿が見たいだけなのにな。

ジンくんはバーンアウトしていた。
「僕よりも音楽が好きな人はたくさんいるし、歌が上手い人もいるのに(こんなに評価されてしんどい)」みたいな事を言ってた。(どこまでも正直な人だ。)

あんなにゲームが好きな人がゲームもしないし食欲もないって、言ってておかしいと思ったんだ。

だけど、わたしは彼らが好きで、彼らを見て幸せな気持ちになる。
だからどんなに状況が変わろうとも、推すのやめたらいいのか悩んでも、結局推してしまってた。。。

そしたら、昨日、すごく楽しそうな彼らを見れた。涙

歓声がなくて残念だと言っていたけど、それでも、彼らの心が弾んでいるように見えた。もちろん新しい環境でのライブで試行錯誤しながらのライブだったけど、アミの顔をみて、笑顔を見せる彼らは今までになく幸せそうだった。

オンコンをするたびにこんな声も聞く。
「昔はもっと完璧なパフォーマンスだった」
「衰えた」

正直言って、わたしも初めはパフォーマンスに魅了されて好きになったから、その目線はわかる。

でも、わたしはそれを今のバンタンに求めている好きではないのだと思った。
別に素晴らしいパフォーマンスをすることが、世界から愛される理由ではないと思うしね。



それで昔のことを少し振り返ってみた。

わたしは人生の半分、K-pop好きとして過ごしてきたし、はじめて好きになった人たちはもうすっかり中年になった。

でも彼らに、当時と同じものを求めることはないなあ。
あの時はあの時の在り方があって、今は今がある。
ペン卒は自然としたけど、未だに彼らの活躍を見ると嬉しいし、好きだった自分が誇らしい。なんなら今も好きだよ。

わたしはバンタンと同世代、彼らと一緒に歳を重ねている感覚が強い。
変わらないものなんてないことくらいわかってる。

いつかこの状況も変わる日が来る。
必ず来る。

だけど好きでいたことを誇りに思えるように、これからも好きでいたいと思った。
それに、これからも彼らの笑顔をみたいんだ。

バンタンを好きでいることは、わたしの幸せの一部でもある。改めてそんなことを思った、ただの記録でした。

追伸
今日もジンくんが幸せでありますように💜笑

ALBニムのお写真









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?