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出る杭

最近友人と語らう時間が増えて、子供の頃を思い出す機会が増えました。
大体のことは忘れてて嫌なことしかなかった、くらいの感覚。

本来の私は目立ちたがり屋だったと思う。
今はとにかく影に日向に生きたい、人から認識されたくない、と思い生きている。

なんでこんなに自分を押し込めるマインドになったのか考えて辿り着いたのは小学生の頃、そろばん教室のとある大会で優勝した時の思い出。

私は大勢の前で表彰してもらい、とても嬉しかった。嬉しかったのだが…その帰り道同じくそろばんの大会に出ていた女子グループからすごい冷たい扱いをうけた。もともとはぶられ気味ではあったが、まぁ不機嫌な態度を取られた。
そしていじめがこの時から激しくなったような気がする。

目立つと虐げられる。
人から褒められると別の人間からその倍の力で貶められる。
もっというといいことが起きると凌駕する悪いことが起きる。

あれから何年も経つのに、
未だに私はこのマインドから抜け出せていないのかもしれない。

いじめの首謀者の事は許した、
もうどうでもいいと思えるようになった。

けれど、思えばこのいじめられっ子精神がまだ置いてけぼりのまま泣いているのかもしれない。

どう癒していけばよいのか、
これからの課題。

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