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雨の日の馬事公苑が最高だった話

先日、十和田市馬事公苑に行って来た。
雨降りの平日。
牧場に馬の気配なし。

とりあえず「馬の文化資料館 称徳館」に入ってみた。

入場料310円 
馬好きにはそれ以上の価値有り!

10年くらい前に仕事で来た時(遠足)は
全く興味がなかった建物だったけど
今はとても興味がある。
東北地方における馬の歴史が知りたいと思っていたので。

受付に行くとなぜかびっくりされた。
たぶん、普段こんな平日に訪れる人はいないのでしょう。

進路の通りに展示物を見ていくうちに
東北地方は日本屈指の馬産地だったということを知った。戦国時代には重宝されていたらしい。
それから、昔は競馬場が日本各地に沢山あったんだって。
下の写真は上野公園不忍池での競馬の様子を
絵に描いたもの。
楽しそう!

上野不忍池競馬場

ちなみに八戸市には、現在の根城にあったんだって!確かに「馬場町」という地名が残っているものね。

それから、馬は世界中で重宝され
可愛がられていた。
展示で各国で馬のおもちゃや置き物が紹介されていたよ。

ポルトガルの馬の置き物

馬は重宝され、人々の生活になくてはならない存在だったから、
馬の身体のことや病気に関しても
大昔から研究されていた。

解体新書ならぬ解馬新書

称徳館では「馬のお医者さん」という特別展示コーナーがあり、病気の治療法、馬の体の本などが展示されていて興味深かった。

さて、馬のことを勉強した後は…

本日のメイン
「馬に会いに行こう!」


あいにくの雨が功を奏した。
全馬が馬房にいてくれた♪

早速にんじんを購入し
厩舎へ入る。

すると、にんじんの匂いを嗅ぎつけてか
馬が次々と馬房から顔を覗かせる♪

馬房がたくさんあるので
おひとり様一本ずつにんじんをあげる。

かわいい😍

早くにんじんが欲しくて前足をダンダンと
かく仕草もする!
普段、YouTubeで見てる通りだ!

首を左右に振って遊んでいる仔もいた♪

「にんじんですよー🥕」
と声をかけても外を眺めている馬もいた。

お外が恋しいのかな…

そして一頭だけ大きい馬がいた🐎


ばんえい競馬で活躍している「ペルシュロン種」だ。
干し草を入れてもらったばかりで
そちらに夢中のご様子。
写真では伝わらないと思うけど
本当に大きかった。

いろいろな種類の馬に会えて幸せな時間だった。
雨降りだからこそ馬房で一頭ずつ触れ合えた。
(触るの禁止だから触ってはいないよ)
馬房からみんなが顔を出していたのが幸せだった。
また行きたい!

次も、ぜひ平日の雨降りの日に訪れたい‼️

雨の日の馬事公苑が最高だった話はこれでおしまい。

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