わたしとあーちんのこと②

わたしがこどもの時のおとなの見方と、
あーちんのそれは大きくちがう。

あーちんは「おとな」という
自分とは別のジャンルのものとして見ていない。
年齢性別をこえて見えているんだと思う。
わたしはこどもの時、
おとなのことを知ってはいけないとすら思っていたよ。

あーちんは、考えかたも作品も
「それ、わかる」「それ、すき」と思ったら、
「憧れ」ではなく「ともだち」カウントしているように見える。
「わかる」ということがとてもうれしくて。

わたしは自分が
「子供らしくいなさい」から「おとなになりなさい」への間で
とても戸惑ったので、
あーちんには、おとなになるのは積み重ねだということや
自分のしたことは必ず(良くも悪くも)自分に返ってくることを伝えている。

だからかはわからないけど、
あーちんは「この人のことがわかる」というおとなに会うと
安心するらしい。
このままでおとなになってもいいんだ、と。
「こうなりたい」ではなくて「このままでいたい」と。

すごいなーと思う。

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