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休校中にトマトの苗を買いに行った話

けっして、おひたちさんがやさぐれていたから
投稿したわけではありませんよ!
このタイミングは偶然です(笑)。
あ、「ほっこり企画」の事です。最後に載せてあります!
そして、太字にしているのは特に意味はありません(笑)。


去年の春の話です。

子どもの学校が休校になり、

生活の授業で進めるはずだった、野菜の苗植え。

各自、家に鉢を持って帰ることになり、

野菜の苗もご家庭で買って下さいとのこと。

ふむふむ。

その頃ちょうど、「ホームセンターに遊びに来ないで!」みたいな

ニュースが話題になっていて、

でもどう考えても子供たちを家には置いていけないので、

肩身の狭い思いで、恐る恐る子供たちを連れて苗を選びに行ってきました。

幸い、園芸コーナーは外でしたが、気持ちはまだこっそりと(笑)。

子どもが選んだのは大きなトマトの苗。

まあまあ本格的なトマトだと分かる値段(笑)。

がっつり肥料をあげて、畑で育てるやつだなぁと思いましたが

ここで子供の気持ちをそいではいけない(笑)。

「うん、それいいね。大きなトマトできるかな。」

レジに持って行くと、女性の店員さんが声をかけてくれました。

「学校の授業で植えるんですか?」

「学校の授業なんですけど、今、鉢を持って帰ってきていて、

家で植えるんですよ」

するとまた店員さん(以下:店)が、

店:「うちも小学校6年生の子供がいるんですよ。
   毎日大変ですよね・・・。」

私:「本当そうですよね!(笑)」

店:「お昼ご飯、大変じゃないですか?」

私:「そうなんですよ、うちなんて、毎日パンですよ(笑)。」

店:「うちも、毎日麺で(笑)。うどん、そば、うどん、そば、ですよ。」

と言って二人で笑い合う。

そしてレジが終わり、「さようなら」と帰りました。

わずか数分の話。

トマトの苗が入った袋を持って、

子供たちと駐車場に向かって歩きながら、

『ああ、なんか久しぶりに家族以外の人と話したなぁ』と感じて、

そして最初の緊張もすっかり解け

さっき笑い合った余韻で、心が満たされる。


何でもない世間話なのだけれど、

話しかけてくれた店員さんも、きっとレジでの決まり文句以外で

誰かと話せるのを待っていたのかもしれないなと思いました。

そして私と同じように、

少しでも気持ちが明るくなっていたらいいなぁと思いました。


それから、

トマトは小さいのが一つ、実りました(笑)。


わりとすり替えがちですが、きゃらをさん企画なのであります(笑)。


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