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ミヤマキリシマ咲く九重連山

No1509爽やかな九重連山 令和4年6月4日 4名
佐世保⇒牧ノ戸峠8:40→沓掛山9:10→扇ケ鼻分岐10:00→星生山10:40→久住山12:20→稲星山13:00→中岳13:40→天狗ケ城14:00→久住別れ→沓掛山→16:05牧ノ戸峠     歩行距離12.3km 累計登り標高1,010m 27,000歩

 企画としては扇ケ鼻に夕刻に立ち夕陽を眺め、翌日早朝星生山から日の出を鑑賞する計画でした。残念ながら5日雨予報となり4日のみ日帰り登山で出掛けてきました。
させぼ山酔倶楽部は4月1日に発足、7名の会員でヨチヨチ歩きを始めました。今回、元気な新人が入会したことから将来が楽しみな山行になりました。登山口の牧ノ戸峠では登山届キャンペーンが行われていました。

ここからの登りは身体が馴染んでおらずゆっくりペースで登ります。展望台まで来ると正面に由布岳が視界に入って来ます。

沓掛山を目指します。

例年だと明日が山開きですがコロナ禍でイベントは中止です。イベントなくとも今が見頃のミヤマキリシマを求めて大勢の登山者が押し寄せます。
30分程で沓掛山頂です。視界も開け元気が出て来ます。

正面は星生山

今年は虫害で立ち枯れたり開花しなかったりとの事前情報がありますが、それでもやって来ました。一年で一番賑わう季節です。一旦下って緩やかな登りが続きます。

緩やかな登りの先には扇ケ鼻の斜面が望まれます。ミヤマキリシマが咲き誇る斜面ですが、確かに立ち枯れが目立ち虫にやられていることが分かります。

灰色個所も本来はミヤマさん

まばらでも美しい。観賞するには十分な咲き頃でした。

扇ケ鼻分岐に到着。咲いていない扇ケ鼻は割愛して先ずは星生山を目指します。西端の尾根から取付きます。

西端の間違い

大群落はなくとも十分満足です。なかなか先に進みません。

星生﨑を眺めます。
星生山頂を眺めます。

あと一息で山頂です。山頂周辺にはミヤマキリシマだけでなくイワカガミ、マイズルソウ、コケモモも見ることができました。

岩稜帯を星生﨑に向かうと久住山も近くに迫り、眼下の休憩所や久住別れ付近にも大勢の登山者です。

久住山頂への道も年一番の賑わいでしょう。列をなして登っています。

久住山頂手前

山頂での記念写真も順番待ち。展望も良し。

はっきりしませんが祖母山を望みます。

食事休憩して稲星山へ。途中のミヤちゃんも素晴らしかった。

コルに下って稲星へ登り返しますが、ミヤちゃんはかなり枯れていました。

左奥には大船山、正面に稲星山
コル付近は全く咲いていません。
まもなく稲星山頂です。

稲星山頂ではサプライズ、息子が休んで居ました。三俣山、大船山、白口岳を登って来たと言います。バテたと言いながら休んでいました。

稲星山頂より正面に白口岳、その右に大船山、左に低い山は平治岳

息子は中岳まで一緒して、久住山、星生山に廻って牧ノ戸峠に下ると言って先行しました。皆さんも驚きの様子でした。

中岳への登りは疲れました。本日の累積標高は1,000mを超えていす。中岳から天狗ケ城の間にはマイズルソウが沢山咲いていましたが写真撮りは一枚だけ。

中岳手前からの北方向の展望
天狗ケ城への登り

さあ下りましょう。御池を眺め急坂を下り久住別れ、西千里ケ浜、沓掛山と足早に下りました。牧ノ戸峠で休んでいると息子も下りて来ました。

久住別れ
久住別れの避難小屋とトイレ
西千里ケ浜

ツアー客が多い感じでした。由布岳西壁でのガイド墜落死もあり、しっかりガイドしてよと思いながら登山でした。
夕陽、朝陽の観賞はまた別の機会だ。九州の岳人は九重に始まり九重に終わると言う。何度来ても何時来ても素晴らしい山、九重連山です。



























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