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カナディアン・ロッキーの山旅①

No704カナディアン・ロッキー

外国での山旅を今年になり投稿を始めました。
1976年ヨーロッパの山旅からスタートし、1989年台湾玉山、1995年から2000年韓国の山旅と続き1997年インドヒマラヤ・サトパント峰の投稿が9月15日に終わりました。
それでは2001年カナダの山旅の投稿を始めたいと思います。
タイトル写真はカナディアン・ロッキー山脈の最高峰Mt.ロブソンです。

HPより借用

8月4日から19日までの山旅

山仲間4名での15日間の山旅を振り返ります。

カナディアン・ロッキーは
七つの公園区域が指定されており、標高3000m級にもなる山々がいだく氷河や湖、滝、渓谷などの大自然が、1984年にユネスコの世界自然遺産に登録されています。
美しい景観を見て楽しむだけでなく、山では登山やハイキング、湖ではボート、さらには氷河を巡るツアーや、温泉なども楽しむことができる場所として、世界中から多くの観光客が訪れています。
私たちはバンフ・ジャスパーの国立公園とロブソン山州立公園を旅し山に登りました。
バンフ国立公園
ジャスパー国立公園
・ヨーホー国立公園
・クートニィ国立公園
ロブソン山州立公園
・アシニボイン山州立公園
・ハンバー州立公園

HPより借用

山旅のまとめ

第一の目標は、カナディアン・ロッキー最高峰のMtロブソン(3,954m)の登頂でしたが、ルートコンディションも悪くリトル・ロブソン(3,050m)までで退却しました。
山に圧倒された感が強かった山行でした。
次なる目標を求めて山脈を南下し、世界一の規模を誇る大氷原コロンビア・アイスフィールドを俯瞰するアサバスカ3,490mに目標を定めて登頂に成功して、一応満足できる2001年の夏が終わりました。
満足できた要因としては、アサバスカの登頂だけでなく、カナダ大自然の素晴らしさに直接ふれることができたことに尽きると思います。
事前学習が十分だったら更に充実しただろうと反省もしていますが、
仕事は市制施行百周年事業の前年でプレイベントも佳境となり休みが取れただけでも良しとしています。

グーグルアース転写

費用

約30万円(航空賃19万、レンタカー代ほか移動費3万、生活費5万、他)
航空賃はカナダ国内(バンクーバー・カルガリー間)が6万と割高で、
バンクーバーからレンタカーを利用すれば3万円は安くなったと思います。 

装備

ロブソンを目指した3人は春山装備、トレッキングチーム2人は夏山装備でした。 

生活

カルガリーでの最後の夜(モーテル素泊60ドル約5,000円)以外はすべてキャンプ場でのテント(9泊)や避難小屋(3泊)といった生活でした。
テント生活での食糧は、大きな町(バンフ・ジャスパー等)のスーパーで全て買い出しました。登攀時の食糧は日本からのレトルト食品や行動食を携行しました。
キャンプ場はどこでも焚き木ができる設備があり、毎晩のようにステーキやスベアリブ、時にはサーモンを火あぶりして食べました。
価格はかなり格安、数キロ単位で買い出しました。

キャンプ場では、テント生活者は少なく、大型キャンピングカーに小型乗用車を牽引しているファミリィーが殆どです。門限があったり、熊出没で警告を受けたりで、小トラブルもいくつかありました。これらは会話力の問題でした。
また公衆の前で喫煙する人はいなく、公園などで酒など飲むのは禁止のようでした。あとで判ったことですが、旅の恥を掻き捨てていたようです。
日本への電話は簡単で、公衆電話を使い受信者払いで通話ができました。「1‐800‐639‐6341」をダイヤルのあと日本語オペレーター出るので、日本での番号を伝えるだけでよかった。 

入山料他

今回の行動範囲は殆ど国立公園内(2箇所)で、国立公園に入るたびに料金を徴収されました。
何泊するのかとか、何かいろいろ尋ねられますが、こちらはなかなか理解できません。
無料や10ドル、40ドルとその時のやり取りで変わりました。
実際のところは不明で有料キャンプ場でも、会話がうまくいかず無料で入れた時もありました。

左の山:アサバスカ。正面はコロンビア氷河

次回は、日程を追って投稿予定です。


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