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山登り人生vol31国体強化合宿その1

22歳の春、地元山岳会に入会して2年目国体選手になるとは!!
昭和46年9月8日、同会例会で
Sと私に、諫早山岳会Mが国体選手に決定と告げられた。
監督も諫早山岳会よりTN氏に決定し、
早速11日に打ち合わせと強化合宿が始まりました。
合宿は6回行われ、多良・雲仙山系縦走による体力強化4回、阿蘇鷲ヶ峰岩登り強化1回、最終確認1回でした。
その記録を辿ります。

No57国体強化合宿(打合せと金泉寺∼野岳縦走)

昭和46年9月11~12日 4名
11日佐世保18:00⇒八丁杉19:15→20:30金泉寺 23:00就寝
       SとI女史の3人で金泉寺に登る。
       TJ先生らが先に小屋入りしており、夕食を御馳走になる。
      食後、今後のトレーニング計画などTN監督より説明がある。
      毎日曜日鍛えられそうである。
      ジョギングのやりすぎで膝を痛めていた。

12日野岳縦走

I女史はTJ先生に任せ、監督選手のみで野岳まで縦走する。
金泉寺7:15→経ケ岳8:25→岩屋越10:00→春日越11:20→遠目越12:20→稜線外れ炭小屋跡12:50→道不明→車道14:45→15:25野岳湖

痛めた膝が痛みだす。
ハイピッチで諫早Mがバテる。経ケ岳から先が苦しい。
下りだけでなく登りでも膝が痛む。

遠目越から先は伐採地を避けて林の中を歩く。
郡岳の手前で藪漕ぎひどく、ルートを南に採ると監督が言う。
道らしきものは炭小屋跡でなくなった。
沢筋に沿って下る。
膝の痛みは強烈で荷を軽くしてもらう。
なんとか野岳湖から萱瀬ダムへの車道にでることができた。
残り40分で苦しい山行は終わった。
野岳でのビールの味は格別だった。
16時最終バスでTJ先生らが待つ大村駅に向かった。

2022年12月の野岳湖と郡岳

翌日、病院にかかり「筋がはらかいている。」との診断で安心した。
 

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