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新版九州百名山㏌よっちゃん79・80座目

1992年版の九州百名山の投稿を終わり、2002年版新版で追加された九州百名山39座を投稿しています。
前回65座目津波戸山を投稿しました。
66座目から78座目は1992年版九州百名山で投稿を済ませています。
今回は79・80座目を投稿します。

セットで百名山

79座目越敷岳と80座目緩木山はセットで選定されています。
山と渓谷社 新版九州百名山 緩木山・越敷岳冒頭で『祖母・傾山地の一員である緩木山と越敷岳は、祖母山の北に位置し、越敷岳は大分・熊本の県境上にある。祖母山ほどの雄々しさはなく、ふたつの峰を結ぶ縦走路は明るくのびやかだ。山麓にある緩木神社や高源寺(無住)は、英彦山にゆかりの社寺で、山中には奥ノ院や修行跡がある。中世には山城が築かれ、その痕跡と思われる地形も見られる。・・・』と紹介しています。
越敷岳には2回、緩木山には1回登っています。
Noは山行ナンバーで1969年9月23日からの通し番号です。

79座目越敷岳

1回目No913傾山・越敷岳
平成20年11月28~30日 2名

2002年版九州百名山の踏破を目指して登りました。
山日記は次の3行のみ。詳しくは不明です。
28日佐世保⇒高千穂峡
29日傾山黒仁田登山口→傾山登山→高千穂峡
30日高千穂峡⇒登山口9:10→越敷岳10:10→11:30登山口⇒高森

2回目No1373緩木山~越敷岳
令和元年12月15∼16日 3名
緩木山の項で記述します。

80座目緩木山

令和元年12月15∼16日 3名
15日佐世保⇒登山口
16日出発7:40→林道登山口8:00→五輪塔8:40→緩木山9:15→高城9:45→祖母山分岐10:25→長尾山10:45→11:35越敷岳12:00→御聖洞12:20→明神の滝12:30→林道12:40→13:00登山口P⇒14:00月輪温泉

越敷岳は11年前に踏破していましたが、2002年版が緩木山とセットでの選定と判り出掛けました。
縦走してみるとセットでの選定理由が良く判りました。
この山は祖母山の北西に位置しており縦走路に出ると大障子岩から祖母山の展望が良く、県境尾根にでると阿蘇方面が開けています。
今回はPM2.5の影響か阿蘇や九重は霞みの中でした。
登山口駐車場で幕営して陽が登ってから出発します。

直ぐに緩木山と越敷岳の分岐林道となり左に林道を辿ります。最後は急な林道登りとなり涸れ谷に進み谷を直登します。

展望もなく単調な登りだが尾根に上がると展望所(五輪塔)に出ました。
武将を祀る塔のようです。

急な登りが続きます。
尾根まで登り詰めると五輪塔

更に急な尾根を登り詰めると緩木山頂でした。
緩い山なのに林道を初め急登の連続でした。
山頂に立つと展望は前述の通りです。

山頂(城跡)
祖母山方面

越敷岳へ。祖母山分岐(県境尾根)に向けて南下、尾根道を縦走します。
縦走路は感じが良く激しいアップダウンもない山路が続きます。
高城を過ぎると少しずつ標高を上げ大分・熊本の県境尾根(祖母山分岐)に達します。

進行方向。
県境尾根。祖母山分岐

祖母山分岐、今回の最高地点1,140m程となります。
ここから向きは北西となり、更に展望は良くなりました。
縦走路はテープや樹木案内が行き届いてアケボノツツジやシャクナゲが群生している感じでした。

県境尾根はなだらかな登り下りを繰り返して下方に越敷岳を確認しながら続いています。

越敷岳山頂は岩峰の上で、岩場を左に廻り込んで三角点を踏みます。

この上が山頂。左側から登り、右側に下って来ました。
越敷岳山頂

山頂からの展望は辿ったコースを確認でき、背景に祖母山がどっかりと裾野を広げています。残念写真なし。阿蘇九重が確認できれば最高だったでしょう。食後の下りは反対に路を辿り岩場基部に戻りました。

鎖場の急な下りでした。

県境尾根を少し戻って急な斜面を大分県側に下ります。路が荒れているとの情報もありましたが、テープが確実にあり、御神水、御聖洞、明神の滝、仙人枕と案内もあってすんなりと駐車場に戻りました。

御聖洞
黒々しているのが滝?

次回は、82座目脊梁山地の向坂山を投稿予定です。
 





















次回は82座目向坂山を投稿予定です。




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