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地元佐世保の山巡り標高27位前岳

佐世保市内には国土地理院の地形図に表記された山が55座あります。
自衛隊施設内など登山が難しい山が3座あり49座に登っています。
標高順に足跡を辿ります。

第27位前岳 三角点317m

佐世保市の中央部、弓張岳、但馬岳、将冠岳と続く山並みの北端に位置します。戦争時代、軍港佐世保港の防備のため陸軍の砲台群が造られ、その一つ前岳砲台跡が残っている山です。
一度の登山です。

No1249眼鏡岩から前岳

平成31年1月23日 単独
自宅から14kmを歩きました。
自宅9:30→図書館10:30→10:50M宅11:30→眼鏡岩12:10→陸軍石柱12:40→12:50前岳砲台跡310m13:10→横尾町森を出る13:15→14:30佐世保駅 

軍港佐世保港の防備のため1901年(明治34)頃までには造られたという前岳砲台。一度は確認したいと出掛けた。借りた本を図書館に返却し先輩宅を訪問し眼鏡岩に向かった。

堺木の海軍専用水道施設の減圧井を見た後、眼鏡岩へ。いつ来たかは定かでない。

正面が前岳です。

ここからはYAMAPを見ながら尾根伝いに登ることにした。
大したヤブもなく順調に辿る。

ひと登りでコルに達し小さく割れた焼き物があり人気を感じる場所もあった。

更にひと登りした標高230m台地に出ると石垣が出始め陸軍石柱も出てきた。この付近は何らかの施設があったようだ。

ここからいよいよ急登で左寄りに地図上の道がある方角に登って行った。
標高300m新しいトラロープが張ってある。
何だろうか?傾斜が緩くなりいよいよ砲台跡のいろんな遺構が現れて来た。

遺構の中にも興味があったが入る勇気はなかった。
何もないのだろうが、一人では気持ちが良いものでなかった。

 ここから更に将冠岳を道なき東面からとも考えていたが、砲台跡を確認でき満足して下ることにした。地図上の道は確認出来た。
最後は水道施設があり舗装道となって民家がある場所に出た。

下り道
水道施設
途中、将冠岳を仰ぎ見る。
横尾町の集落
前岳を振り返ります。
東に烏帽子岳を見ながら下ります。

前岳には砲台跡があると知ってはいたが、自分の目で確認し満足の一日となった。 

次回は、標高第28位牧ノ岳を投稿予定です。


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