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山登り人生vol42春山トレ左俣から南壁

23歳、この頃、良く登っていました。
初めての槍ヶ岳、穂高岳縦走を前にしたトレーニングです。
左俣ルンゼは8度目、南壁は4度目の取り付きでした。

No85八丁谷左俣ルンゼ∼経ケ岳南壁

昭和47年4月1~2日
H先輩、S、新人M、I女史、H女史、M女史、私 
1日佐世保18:00⇒20:00八丁杉
2日 (トレ班)
 出発6:30→左俣ルンゼ→10:00経ケ岳南壁15:20→中山峠15:40→八丁杉16:10
  (金泉寺班)
 出発6:50→7:50金泉寺8:30→笹岳→経ケ岳10:15→11:20南壁15:20→中山峠
 15:40→八丁杉16:10

H先輩、S、新人M、私の4名は、左俣ルンゼより南壁に向かう。
今朝は移動性高気圧の中にあって冷え込みがあり、
沢には薄氷が張っている。

2017年8月時の左俣ルンゼ

最後の詰めはMとSは右手を巻いて尾根に上がり、
H先輩と私は松の木ルートを登る。
アイゼンのないH先輩は、最後の取付きで随分と苦労する。
また、いつも苦労していた松の木があった場所には
ハーケンが打ってあり助かった。
南壁直下に着いたのが10時頃だったと思う。
金泉寺経由でやって来る女性群を焚火しながら待つ。

この岩屋をベースに何度かなり泊りました。2019年3月時。

食糧は預けていたので、ただ待つのみである。
腹ごしらえをした後、中央凹角をテラスまでとノルマルルートを3分の2程度登り懸垂で下る。

2019年3月時の中央凹角

女性群には春山トレーニングに付き合わせた。

この後も春山トレは

No86五家原岳∼金泉寺∼黒木 昭和47年4月9日 7名
No87冬越~国見山~八天岳~上宇戸 昭和47年4月16日 4名
No88英山 昭和47年4月23日 6名
とボッカ、岩登りアイゼンワークに取り組み本番に臨みました。

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