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新版九州百名山㏌よっちゃん112座目

1992年版の百名山の投稿を終わり、2002年版新版で追加された百名山39座を投稿しています。複数の山が1座として選定されており百名山ですが、100座を超えています。

112座目鉾岳です。

山と渓谷社 新版九州百名山 鉾岳冒頭で『鉾岳は、北方町上鹿川に位置する双耳峰である。東にそびえる鬼ノ目山の西端のピークで、花崗岩からなる急峻な岩峰は、高い方が雄鉾、低い方が雌鉾と呼ばれている。また、比叡山と並んで多くのクライマーを魅了する山でもある。植物にも独特なものが見られ、なかでも、ツチビノキはその代表格で、世界的にも珍しい植物である。アケボノツツジなどのツツジ科の植物も種類が多い。・・・』と紹介しています。
この山には二度登っています。

一度目の登山

No952二ツ岳・鉾岳
平成22年3月21~22日  4名
21日 佐世保⇒二ツ岳登山⇒15:40上鹿川キャンプ場
22日 出発6:15→6:50鉾岳谷(美しきトラバースルート等取付点の少し先)→滝上の沢8:00→雌鉾岳手前引返し→8:40雄鉾岳9:00→美しきトラバースルート等取付(見学)→10:40駐車場 

昨夜は19時前には寝てしまったので、案の定、夜中に何度も起きてしまった。皆さんも長寝で腰も痛くなり、暗いうちから起きています。星空が美しかった分、冷え込みも厳しく朝からコヘッルの水が凍っていました。
上鹿川キャンプ場から鉾岳は、正面に見えます。

諏訪市の加西ばあさん75歳(2012年春中央アルプス宝剣岳逝去)が登った美しきトラバースルートの岩場は雌鉾岳です。

その下部に向って一般道は延びています。 
最高の登攀日和です。ルート図がないのでどこを登っているのか分りませんが多分、美しきトラバースルートです。この取付の少し先で鉾岳沢を横切ります。岩場を終始眺めながら登ります。この先の一般道も岩の上に薄い表土があるだけです。

滝の上の沢を横切ると間もなく林道に出ました。

夏に鬼の目山に来た時は、鉾岳が新版九州百名山だとは知らずに鉾岳には目もくれず同じ路を辿りましたが、林道を左に進むと道標に誘われ沢に下ってここから山頂までは僅かでした。

雄鉾岳山頂

眼下には鹿川全体がカール渓谷のように広がっていました。 

右、大崩山。左、地蔵岳。鹿川地区を俯瞰する。

二度目の登山は「九州岳人の集い」で

No1229九州岳人の集い(大崩山と鉾岳) 
平成30年10月26∼28日 4名
26日 佐世保⇒0:30祝子川キャンプ場
27日 大崩山登山⇒17:05鹿川地区交流センターつりがね 
   九州地区山岳協会交流会18:00~
28日 出発7:40⇒上鹿川キャンプ場8:00→パックン岩9:30→鬼の目林道上部10:15→→雌鉾岳山頂11:15→河原昼食11:45(本隊と離れ長崎チームで往路を下山)→同キャンプ場13:00⇒道の駅北方よっちみろ屋⇒佐世保

 昨年2月宇土内谷に行った際も通行止めだったが、今回も比叡山を過ぎて通行止めに出くわしました。早目に解除してくれ受付時間内に交流センターつりがねに到着しました。

28日朝食を済ませ注文した弁当を受け取り登山口に移動しました。
上鹿川キャンプ場から歩き出します。
九州百名山の踏破を目指して登って以来8年振りの鉾岳です。

80歳代、佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟会長も元気に登ります。
私の目標も少なくとも80歳です。
パックン岩、白糸の滝と宮崎県山岳連盟会長のガイドで登って行きます。

青空、大岩壁に紅葉と素晴らしい。
8年前は最高地点の雄鉾岳に登っていましたが、今回は雌鉾岳に向かっていただいたので幸いでした。山頂からの眺めも素晴らしい。

突風で座り込みました。

交流センターも眼下に確認できます。大勢が一度に立つには狭いので早く登った者から下って入れ替わりました。

紅葉が綺麗な河原に戻って昼食を摂ります。

遠方組の我々は、次回大分県での再会を誓って一足先に下山しました。
皆さん満足の二日間でした。

雌鉾岳

 平成22年3月の一回目登山で新版九州百名山は残り屋久島の二座(愛子岳・モッチョム岳)となりました。
5ヶ月後、同年8月15日に登り全て踏破しました。
昨年11月10日にその記録は投稿しており、このシリーズの投稿を終わります。

次回は、3度目の九州百名山2011年版「九州百名山地図帳」から未投稿の山を投稿予定です。 

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