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山登り人生VOL271諫早山岳会 富川小屋

1969年9月23日から記録を始めた山日記を振り返っています。
昨年3月29日「山登り人生VOL1」から始め今回の投稿になりました。
私35歳。奥様35歳、長女10歳、長男9歳、次男5歳の頃の山登りです。

昭和59年度の山行は19回、40日と回数は大きく減少しました。
仕事も浦頭引揚げ記念公園募金活動で超忙しかったし、
実父の動脈瘤での久留米大学病院入院、義母のギブス生活、
義父の仕事手伝い100日間と人生でも稀有な時期だった。

海外遠征(ネパールアイランドピーク)や北ア五竜岳冬山合宿が計画実行された年末年始ですが
大きな山行からは縁遠くなっていました。 

No388諫早山岳会創立30周年記念富川小屋落成祝賀会・大花山 

昭和59年11月24~25日  
Y会長、O専属運転手、O副会長、T先生と私
24日祝賀会19:00∼
25日富川小屋9:00→大花山11:15→11:40南川内橋12:10→鳥甲山14:10→
  大原越→15:20黒木16:00バス440円⇒大村駅汽車1200円⇒佐世保 

諫早山岳会は昭和29年11月25日の創立、今年で30周年になる。
記念の取組で山小屋建設が計画され、本日の落成祝賀会となった。
材木の切り出し製材、大工仕事、食料炊き出しなど会員と家族が一丸となって建設された山小屋で皆さんの喜びはひとしおであった。

祝賀会には市教育委員会、地元関係者、各山岳会から多数駆けつけ、夜遅くまで続いた。

2018年時の正面入り口

 25日富川小屋と命名された。小屋を見学、立派なものである。
会員の力のみで建設、その努力に頭が下がる。
会長達は朝早く帰る。

8時過ぎに起き朝食を御馳走になるが、またまた酒宴が始まっていた。
諫早には強者が多い。

T先生と二人、大花山へ出発する。
林道を1時間程歩いて山道に入る。
落ち葉を踏みしめながら大花山に着く。

風は冷たく休むと身体が冷えてしまう。北西へ南川内の方に下る。
林道に出て暫く下ると南川内橋で、たもとで昼食とした。
地図上ではここから大原越に向け道があるのだが、
伐採後の藪で道は無くなっている。
藪漕ぎ30分で稜線に出ると踏み跡があった。
これを忠実に辿ると鳥甲山からの頂稜だった。
まず西の三角点へ。
この途中、郡岳から経ヶ岳の縦走路の展望が素晴らしい。

三角点手前で多良山系の盟主経ヶ岳が見えます
鳥甲岳の三角点。2023年。

東に戻ると鳥甲神社。
鳥居をくぐりピーク裏側に廻ると、稲荷様が祀られていた。

2023年時

先ほどの踏み跡を戻り大原越へ。峠には長崎国体の道標が設置されていた。南川内の反対側へ。
黒木への道ははっきりしているが、
テープやケルンを探しながら慎重に下った。
黒木からバス、汽車と乗り継ぎ帰りました。

 

 

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