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九州百名山地図帳㏌よっちゃん90座目

1992年版、2002年版の九州百名山投稿が終わりました。
更に2011年には「九州百名山地図帳」が山と渓谷社より発行されました。
3度目の九州百名山と言えます。1992年版から37座が、2002年版からは新たに15座が選定されました。未踏の山が屋久島(太忠岳)に残っていますが、踏破済の14座について投稿します。

90座目親父山1,644.2mです。

宮崎県高千穂町に位置する山で、祖母山系障子岳の西に派生する尾根上の頂です。
山と渓谷社発行・九州百名山地図帳では、「四季見橋を渡り、西へ100㍍ほど先の案内板から杉林の中に入っていく。・・・しだいに周囲も開けてきて、阿蘇・根子岳や九重の山々も見渡すことができ、黒岳が間近に迫ってくる。・・・直登ルートと合流すると親父山頂である。・・・」と親父山南側からの登山コースを紹介しています。

親父山には二度登っています。
いずれも北側、祖母山北谷登山口から障子岳を経由しての登山でした。

一回目20年前

No744祖母山∼障子岳∼親父山∼黒岳
平成14年9月28∼29日 2名
一日で周回しました。
北谷登山口6:20→風穴7:20→祖母山8:20→障子岳10:00→親父山10:30→黒岳11:00→北谷→12:40駐車場 
残念ながら写真がありません。

二回目9年前

No1046祖母山∼障子岳∼親父山∼黒岳
平成25年10月13~14日 3名
山中幕営での登山でした。
13日北谷登山口12:45→風穴→祖母山15:40→16:40黒金尾根下降分岐(幕営)
14日出発7:10→障子岳→親父山8:55→黒嶽9:30→11:30北谷登山口⇒高森

Tさんと祖母山に来たのは、昭和61年2月以来27年振りです。
その時は、祖母山頂小屋で泊まりトレースのない雪道に黒金尾根から退却しています。
私は平成14年9月に同じコースを一日で歩いています。
一昨年は尾平から祖母山に登り障子岳手前で幕営しており、この縦走路での幕営が病みつきになったのか、三度目の幕営でした。
紅葉は今一つで異常気象を物語っている。それと鹿の食害。ブナ林の荒廃が気になりました。

熊笹の葉が食べられ、そして朽ち果て下草がなくなり、ブナ林の巨木が目立ち、一見見通しが利いてよさそうだが、次はブナの倒壊になるのではと気になりました。

黒金尾根下降分岐での幕営は、風もあたらず展望台も直ぐ傍で、眺望を楽しむのにもいい場所でした。夕陽と朝日、祖母・傾山全体を見渡せます。

傾山方面の眺め
祖母山の眺め

2年前は無かったが、障子岳山頂周辺は鹿避けのフェンスが設置してありました。そして山頂直下の岩場は大きく崩落しています。昨年の九州北部豪雨での変化でしょうか。

障子岳山頂手前の崩落地

障子岳から西に30分程で親父山に到着です。

親父山の記憶はあまりなく少しの休憩だけで黒岳に向かいました。
黒岳からの下りは要注意。本谷の渡渉も増水時は要注意で避けたがいいコースでした。

黒岳手前からの祖母山の眺め
黒岳山頂
黒岳から戻って北谷登山口に下ります。
増水時は危険です。

親父山は通過点で、鹿害の景観だけが記憶に残っています。
 
次回は、91座目大分県国東半島の中山仙境を投稿予定です。

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