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上越国境の谷川岳,日本百名山91座目

谷川岳は何度か麓までは来ている。雨や日程不足で断念したりで。岩登合宿にも参加できなかったりで縁遠い山だった。今回は冬の時期、厳しいと思いつつの山行だったが最短コースから山頂に立つことができた。

2011年冬山合宿(両神山・谷川岳・瑞牆山
 2011(平成23)年12月30日~2012(平成24)年1月3日 4名の登山記録です。

3地図山頂

30日 佐世保出発
31日 日本百名山90座目「両神山」登山=(関越自動車道)=水上IC=湯檜曽=15:30土合駅駐車場(幕営)(ここまで11月22日投稿済)

2012年1月1日 ロープウェイ駅8:05~天神平駅8:20→田尻尾根8:50→熊穴沢避難小屋9:30→肩の小屋→11:05谷川岳トマの耳→(往路を引返す)→12:40天神平駅~土合駅13:20=水上IC=(関越・上信越自動車道)=佐久IC=(佐久甲州街道)=小海町=信州峠(幕営)
2日 瑞牆山登山
3日 帰路

今回の合宿は、昨年の屈辱(焼岳敗退)からすると最高の結果となった。日本百名山を一日一座、三日間で三座登ることができたのだ。これで私は日本百名山90・91座を登ったことになる。
 天気が味方したことに尽きる。谷川岳は前日吹雪、2日も吹雪いていたようだし、冬山の谷川岳に登れるとはラッキーとしか言いようがない。これは佐世保出発を早めたので翌日には両神山を登り、その日のうちに谷川岳登山口に移動できたのが大きかった。

31日両神山登頂後、下山して谷川岳土合に移動である。湯檜曽を過ぎると車道にも雪が現れてきたが、タイヤチェーンを付けることもなく谷川岳ロープウェイ立体駐車場に着いた。駐車場内での幕営OKで安心した。
 「あけおめ」とM君の声に起こされ、「新年おめでとう」と言いながら準備を始めた途端、「まだ23時35分だ。新年はまだまだ。時計を反対に見た。」と恐縮した彼の声が響いて、笑いながら再びシュラフに潜り込んだ。夕方6時には寝付いたので、皆よく寝たと起きてしまったのだ。

1地図天神平

1月1日 谷川岳トマの耳1963mへ。
正真正銘の「新年おめでとう。」で6時30分起床。8時営業開始に合わせて準備する。天気も大丈夫のようだ。
 ロープウェイは土合口駅標高746mから天神平駅同1,319m、標高差573m、距離2,400mを10分で運んでくれる。山頂からスノボで西黒沢を下るという同乗者が、いろいろアドバイスしてくれた。
昨日は吹雪で登れなかったが、今日は大丈夫と言う。

谷川岳 (1)

谷川岳 (3)

谷川岳 (5)

谷川岳 (6)

谷川岳 (7)

谷川岳 (9)

谷川岳 (11)

谷川岳 (12)

 天神平スキー場の下端を通って田尻尾根への斜面を登る。尾根に出るとトレースがなくなりワカンを付ける。

谷川岳 (13)

谷川岳 (14)

谷川岳 (15)

谷川岳 (16)

トラバースして天神尾根に出ると先行者もトレースもあり、先のルートも見ながらの行動となった。約1時間で熊穴沢避難小屋に到着。ここより段々と急傾斜になっている。  

谷川岳 (17)

谷川岳 (18)

谷川岳 (19)

谷川岳 (22)

避難小屋を過ぎると潅木も雪の下となり、一面、雪の急斜面となる。白一色で露岩まで達すると肩の小屋まではもう1ピッチだった。小屋には寄らず山頂トマの耳へ。オキの耳1977mが少し高いが、ホワイトアウトとなり、早々に引き返した。

谷川岳 (21)

谷川岳 (23)

谷川岳 (24)

谷川岳 (25)

谷川岳 (26)

谷川岳 (27)

谷川岳 (28)

谷川岳 (32)

谷川岳 (33)

谷川岳 (34)

谷川岳 (35)

小屋をS君が覗いたが、ロープウェイアドバイスしてくれた同乗者も待機していたらしい。
天気は急変するのが谷川岳、ガスから開放されるとホットした。天神尾根も全体を望むことができた。終始ワカンを付けて天神平スキー場に
に戻った。


谷川岳 (36)

谷川岳 (37)

谷川岳 (39)

谷川岳

計画の山は終えた。帰路の途中、プラスαの瑞牆山に登ることになり移動した。

関越道から上信越道に入ると雪模様となる。佐久ICで高速を降り、八ガ岳の東側佐久甲州街道を南下して小海町から川上村へ。信州峠を越えると夕暮れとなり適当な空き地に車を停め幕営した。

瑞牆山は後日投稿します。

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