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よっちゃんの山日記No1553-2奥大日岳に登る

No1553親子登山奥大日岳・立山 


令和5年7月15~19日  
長男、次男、私

15日佐世保出発⇒九州道・山陽道⇒
16日北陸道⇒立山駅(ケーブル・高原バス)⇒室堂→雷鳥沢キャンプ場
17日奥大日岳登山(息子二人は剣御前経由) 
18日立山登山・立山山麓家族旅行村⇒帰路
19日佐世保帰着

 奥大日岳に登る

17日起床4:00
出発5:10→室堂乗越5:40→P2511m7:00→P2611mコル7:50→8:05奥大日岳8:30→P2611mコル9:30→室堂乗越10:10→(二人は剣御前12:50経)→11:10BC
(二人は14:00着) 
16:50雷鳥沢ヒュッテ入浴17:30

今回は次男の希望で剣岳が見える山を計画した。
剣岳自体に登りたいのだが日程が足りない。
私も登っていない奥大日岳を計画した。
天気予報が悪かったが出発3日前になり、
17~18日のみが登山適となり実行を決断し皆ほっとした。
奥大日岳の登山は、見込みとおり剣を見るには最高の場所だった。
長男の名前は剣岳由来であり、次男の兄貴の山を見に行うとの希望だった。昨年は剣岳登頂を目指し計画したが、直前にコロナ禍で中止となった。
日程はとれないが、ぜひ剣岳を見たいと言う。

無風快晴となった17日。右P2611mの奥に奥大日岳

 17日予報とおり天気は回復した。
キャンプ場横から称名川を渡り右岸を歩きます。

剣御前への道と別れ室堂乗越へ。なだらかな道の後、急な登りが暫くあり尾根上に着きます。

キャンプ場2277mで尾根は2380mと標高差100m程です。
間もなく室堂乗越で、剣岳の早月尾根や東大谷側が見えて来ました。

見えて来ました剣岳

ここからP2511mに登り、前に立ちはだかるP2611mを西側に巻くと山頂は目前です。

山頂が見えて来ました。

陽が高くなるにつれ東大谷側の岩肌が凄い。何度も何度も写真に収めた。
別山尾根のスカイラインもはっきり見えます。

山頂2606.1mでは360度の展望を十分に楽しめました。
早月尾根の奥は小窓尾根だろう。
その奥には後立山連峰の白馬岳も確認できました、

早月尾根の奥に白馬岳

南に目を移すと薬師岳の大きな山塊。
その左遠くに槍ヶ岳、穂高連峰、笠ケ岳、その奥は乗鞍岳か。
親子3人ともこの展望と圧倒的な剣岳の眺めに満足しました。

左から剣岳・剣御前・立山三山・浄土山・わかり辛いが薬師岳も
槍ヶ岳、穂高連峰。中央右は黒部五郎岳か?
左三角錐は笠ガ岳、右は薬師岳
大日岳の奥は日本海

下りも刻々変化する剣岳の岩肌を楽しみ、
私は花も楽しみながら室堂乗越に戻ります。

息子二人で剣御前へ

二人は表の剣を見るため剣御前に登り直します。
私は疲れを見越して雷鳥沢に戻ることにしました。
二人は剣沢や源次郎尾根など表の顔を見れて満足したようです。

源次郎尾根と八ツ峰が重なり剣岳本峰が鎮座しています。

私は花を撮りながらゆっくりと下りました。

キャンプ場屋外炊事場の水は冷たくビールを冷やし、生水飲用不可の水を煮沸して冷やし二人を待ちました。
流石に剣御前小屋からの下りはしんどかったようです。

剣御前小屋
下に見える雷鳥沢キャンプ場まで1時間の下りです。

冷えたビールで剣岳ご対面に乾杯しました。

今回の山行で序列がはっきりしました。
第1強者長男、
第2は強者の表現が馴染まないが私より強かった次男、
その次が私でした。

膝不調から日頃から重いザックは避け、訓練らしい山行はしていなかった。そのツケというか年齢を痛感させられた。
老いては子に従えではないが、今回は気配りを受けながらの山行となった。 

雷鳥沢温泉で汗流し

時間もあり雷鳥沢ヒュッテの温泉で汗を流すことにした。
何度が雷鳥沢でキャンプしているが、
温泉に入ったのは初めてでした。
一人700円です。

明日は最終日、雷鳥沢ともお別れして立山に登ります。

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