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1992年九州百名山㏌よっちゃん56座目白岳、57座目仰烏帽子山

白岳、仰烏帽子山の初登は50歳、54歳の時でした。

56座目白岳


山と渓谷社1992年版九州百名山 白岳冒頭での紹介は、『朝鮮海峡のまんなかに浮かび、険しい峰々が重なり合う対馬中南部にそびえる同島第一の名山。遠くから眺めると、ダークグリーンの原生林上部に白い石英斑岩の岩峰や岩骨をいくつも突き出して他を圧する。山頂付近の岩場や森林に自生する朝鮮や中国などの大陸系植物は、国内唯一の生育地として国の天然記念物に指定されている。・・・』となっています。対馬には二度渡っていますが白岳には1回登っています。
Noは山行ナンバーで1969年9月23日からの通し番号です。

対馬下島地図

No675対馬の山々 平成11年10月9∼11日 7名
09日 佐世保⇒博多埠頭17:00⇒24:00厳原港 合同庁舎横の公園でビバーク
10日 出発7:20(吉永レンタカー)⇒登山口8:20→鳥居→白岳10:00→11:00登山口⇒矢立登山口12:30→(ロスタイム40分)矢立山13:20→(ロスタイム40分)14:20登山口⇒17:00東屋 
二台の軽自動車を借りてまずは白岳を目指します。登山口から仰ぐ岩峰は登頂欲をそそります。山頂からの眺めは360度ですが、生憎の曇り空で遠望は利きませんでした。

白岳地図

1999対馬白嶽山頂

2010年2月有明山に登った際の白岳の展望はこれです。

22.2.28対馬有明山からの白岳

この後は九州百名山ではありませんが、対馬山旅の続きとして投稿します。

次は矢立山へ。厳原に戻り内山峠より林道を山の西側に回り込んで予定地に行きますが登山口が見つかりません。登りも下りも道を見つけられず大変でした。山頂からの展望もわずかでがっかりの山でした。(なぜこの山に登ろうとしたのか、当時の記録なく不明です。)
再び厳原に戻って万関橋を渡って上島へ。途中の公園で幕営しました。夕方より雨となります。

対馬上島地図

11日 出発⇒登山口7:20→お社→御岳→9:20登山口⇒比田勝⇒厳原港⇒佐世保

御岳地図

ツシマヤマネコが気になる山です。最初は急な階段の登り、上がるにつれ普通の山道となって自然林と変っていきます。標高は低いのですが奥深い感じの山でした。山頂は大きな岩がころがり岩の間には祠がありました。展望は南側がよく、上島の山々が望まれました。

1999対馬御嶽概念

1999対馬御嶽

ツシマヤマネコの監視でしょうか?カメラが設置されていました。

1999対馬御嶽カメラ

写真はネットより寸借しました。

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下山し北部の比田勝までドライブし引き返します。対馬空港を見学したりして南下しました。ホテルの入浴は身なりが悪かったせいか断られました。対馬は海より一気に山となり平地が少ない島でした。

56座目仰烏帽子山

山と渓谷社1992年版九州百名山 仰烏帽子岳冒頭での紹介は、『市房山、白髪岳と並ぶ球磨三山のひとつ仰烏帽子山は、地元では「のけぼし」で親しまれている。周辺は山頂と稜線、谷筋を残して伐採や植林が進み、その豊かな自然が失われつつあるが、谷を埋めるブナやケヤキ、ハリギリの林床は、三月上旬にはフクジュソウの大群落が見られる。・・・』となっています。 2回登っています。

仰烏帽子元谷地図

1回目No778仰烏帽子山・白髪岳・石堂山・国見岳 
平成15年12月28日∼平成16年1月2日 2名
12/28佐世保10:40⇒15:30登山口
12/29出発7:30→二股→稜線→仰烏帽子岳9:45→11:00登山口⇒あさぎり町
12/30白髪岳登山⇒湯前⇒0米良町(井戸内峠)
12/31石堂山登山⇒椎葉⇒椎矢峠(チェーン装着)⇒国見岳登山口
01/01国見岳登山
01/02佐世保                              

2回目No1444フクジュソウの仰烏帽子山 令和3年2月13日 4名
佐世保⇒第二登山口9:55→群落分岐→仏石→元井谷分岐→風穴→仰烏帽子山12:30→椎葉分岐(昼食)→元井谷分岐→15:00登山口⇒18:30佐世保
歩行距離8.0km 累計上り564m 下り561m 1,858kcal      
               
18年振り2回目の仰烏帽子山、この時期は初めてでフクジュソウを大いに楽しみにしての入山でしたが、天気が曇り時々小雨模様で開花は僅か群落の花園には会えませんでした。地元の話だと陽が射さないと開花しないとのことです。
事前に役場に照会し林道の状況を確認して入山しましたが、昨夏の豪風被害の凄さが伺い知れました。車通行が出来るように土砂は端に寄せてありました。1度目は第一登山口(元井谷)から登りましたが、大雨被害でコースが荒れ登らない方が良いとの情報のとおりかなり荒れている様子が分かりました。横目に見て更に林道を走り第二登山口に着きました。

2021年2月13日フクジュソウ観賞 (22)

丁度、山開きの神事が行われている最中でした。神事が終わるのを待って出発します。なだらかに登ってなだらかに下る。膝不調の私に向いたコースです。下り終えるとコースは二分して左側の群落地を目指します。

2021年2月13日フクジュソウ観賞 (6)

2021年2月13日フクジュソウ観賞 (21)

花はチラホラ、先に行けばもっと咲いているだろうと言いながら仏石まで来てしまいました。

2021年2月13日フクジュソウ観賞 (32)

2021年2月13日フクジュソウ観賞 (12)

この先、咲いていますかと先行者に尋ねますが、先にはないと言われます。残念。しかし苔と露岩のコラボは良い雰囲気でした。沢山の花には会えませんでしたが、これで良しとしよう。

2021年2月13日フクジュソウ観賞 (38)

小雨も降りだし寒い山頂に立ちました。

2021年2月13日フクジュソウ観賞 (37)

やはり天気が良くないと花観賞には向きません。のんびりムードも無くなり早々に下山しました。

2021年2月13日フクジュソウ観賞 (14)

車に戻ると陽が射して、これから咲くねとは地元の方のお話でした。今回は泊まりで明日は上福根山を予定していましたが、決行しても花には会えないだろうと片道4時間の帰路につき日帰り登山になりました。

次回は白髪岳、石堂山です。平成15年一回目仰烏帽子山の続きの山行です。

拝読いただき有難うございます。



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